2024年5月20日 (月)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 最終回

最後にどうしても紹介したい艦船模型の作品があります。

1/700の戦艦・榛名ですが、喫水線上の船体を上下に張り合わせ、まるで「逆さ富士」のごとく、同じ艦の新造時と最終時の姿を見せる趣向です。もちろん、昨今のトレンドであるエッチングパーツを使用した精密再現にも抜かりがありません。Img_54592

ちなみに、作品の写真を上下逆さまにしてみました。大正から太平洋戦争末期まで約30年間にわたり活躍した戦艦ゆえに、その間の近代化改装によってその姿は大きく変化しており、それが一目で分かります。
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こちらは縦に真っ二つに分割された1/700の重巡・摩耶で、後ろの鏡の映り込みを見ていただくと分かるように、内部も再現されています。
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で、残りの半分はというと、沈没して海底に眠る姿を、こちらも内部付きで再現されています。艦のはかない生涯、そして今もそこに眠っている事実を教えてくれ、何を感じるかを見る側に委ねているように思います。まさに、心を揺さぶる作品と言えるのではないでしょうか。
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以上で今回の作品展の報告は終了です。振り返ると、取り上げたどの作品も、作者による何がしかの意図や伝えたいメッセージが込められたようなものばかりであることに、あらためて気付きました。今後も、このような素晴らしい作品に出会えることを期待して、本編を終了いたします。

2024年5月19日 (日)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その7

気が付けば、楽しいイベントが終了して早や1週間が経ちました。本当にあっという間ですね。

この機体は、皆さんご存じ「紅の豚」の劇中機、サボイア S.21ですが、深紅のお馴染みカラーではなく、日本機ファンならお気づきであろう飛燕の迷彩色です。
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PMC空技廠というクラブのメンバーの方々が、ファインモールド1/48のサボイアに加え、ライバル機のカーチス R3C-0を「自分設定」で仕上げた作品を数多く展示されていました。
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いくつかご紹介しますが、実物に拘るだけが模型ではない、ということを再認識させていただく本当に良い機会となりました。

〇第一次世界大戦のロシア軍機仕様のカーチス R3C-0 (実在しません、念のため)
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〇二式水戦風のサボイア S.21 (九八式水上偵察機の後継機では決してありません、笑)
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〇マクロスのロイ・フォッカー機仕様のサボイア S.21 (ガウォークに変形します、ウソです)
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前回、私もいつかは必ず飛行機の模型を、などと述べましたが、製作を再開するならこんなアプローチもいいなと思いました。

続いて、ここ2年ほど、年末の展示会を見学させていただいている大阪レディバードクラブのメンバーの方々の作品を紹介して、本日の最後とします。

その鮮やかなカラーと大きさでまず目に付いたのが、ICM 1/32のタイガーモスです。こんなカラーバリエーションもあったのですね、全然知りませんでした。
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グレンコーモデル1/48のリパブリック RC.3 シービーです。旧リンドバーグの再販キットですが、作者のオールドハウスさんの手に掛かると、クリーンなデスクトップモデル風に美しく仕上がります。
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メーカー名が分からないのですが、スケールは1/48と思われるコードロン C860。コードロンと言えば、レーサー機の青のイメージが強いですが、赤もよく似合っていてカッコイイですね。
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こちらはロッキード ベガで、ドラ ウイングスの1/48だと思われますが、例の赤い機体(A・イアハート機)と並んで有名な、世界一周を果したウィニー・メイ号です。
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アルマホビー1/48のPZL P.8/1 ポーランド試作戦闘機で、インジェクションではなくフルレジンキットを完成させた作品です。全面のリベットを打ち直したというから、凄いの一言で、究極の完成品と言って差し支えありません。
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他にも素晴らしい作品が展示されていたのですが、キリがないので、もうこの辺にしておきます。次回で作品展の報告は最後となります。

2024年5月18日 (土)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その6

飛行機では、何と言っても外せないのが、昨年もご紹介した複葉機がメインのフライング・ワイヤーズのメンバーの方々の作品です。東京を中心に活動されているので、田舎者の私にとっては、合同作品展は直に作品を見せていただく貴重な機会でもあります。

まずはこちら、フルスクラッチによるカプロニ Ca.4という機体です。実機を全く知りませんが、1/48ということもあって、中々の大きさです。
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大きいだけではありません、エンジン等のディティールや、複葉機ならではの張線など、見れば見るほど素晴らしい作品なのが分かります。
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単体でも大きな機体であることは分かりますが、同スケールのフィギュアをそばに置くことで、実機の大きさがより推し測れます。
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よく見ると、どの作品にもフィギュアが機体の傍らに置かれていて、それぞれが存在した時代やストーリーを感じさせてくれるような工夫がなされています。ただ、見る側の私が全く不勉強なため、それを十分理解できなかったのが残念でなりません。
〇Wingnut Wings 1/32・LVG C.Ⅵ(ポーランド空軍仕様)
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〇Wingnut Wings 1/32・Roland CⅡ
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〇Encore Models 1/32・BLUE MAX PFALZ
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カプロニの作者で、今回色々とご説明いただいたメンバーのYさんに、「飛行機を作っておられるのですか?」と聞かれ、「いやあ、今のところはまだ・・・」なんて答えてしまいましたが、いつかは必ず挑戦(出戻り)するつもりです。

次回に続きます。

2024年5月17日 (金)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その5

引き続き、AFVです。

前回も述べたように、本当に数多くの素晴らしい作品があって選び切れない中で、こういう人のざわめきが聞こえそうな情景作品は、私の好みのタイプです。舞台は大戦末期のフランス北部とのことです。
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M18や兵士はタミヤ1/35ですが、民間人はマスターボックス、トラクターはミニアート製です。タミヤにも民間人のフィギュアや民生車輌を頑張って発売してくれるとありがたいのですが。
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単品車輌で目を惹いたのが、アカデミー1/35のメルカバ Mk.2D。さりげないディティールアップに加え、特徴的な装甲板の滑り止め表現も見事です。
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こちらは、T-34が登場する映画の劇中車輌を再現した作品です。残念ながら映画の方は観たことがないのですが、暴れまくっているT-34の姿が何となく想像できます。
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変わり種なのが、セミスクラッチによる1/35の「にせT-34/85」です。ドイツ戦車ならともかく、T-34などは大戦後も一部の国で運用され、現存数もそれなりに多そうなので、戦争映画に登場させるぐらいさほど困らないだろうと思いきや、こんなハリボテまであったとは驚きです。
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本日最後は、AFVのみならず、自動車や艦船など、イタリア物を専門に製作しているClub 伊太利亜のメンバーの方々の作品で締めくくります。こういう拘り方もいいですね。
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ピットロード1/700の戦艦リットリオは、聞きしに勝る難物キットのようで、今回は艤装が間に合わなかったとのことでした。来年の竣工を楽しみにしております。
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次回は、いよいよ飛行機です。

2024年5月16日 (木)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その4

前回の齋藤マサヤさんと同じく、Life on Wheelsのメンバーの方の作品は目を見張るものばかりで、こちらの「A Place in This World」と題した長距離バス・グレイハウンドの情景もしかりです。バスのキットは、ローデン1/35だと思いますが、相当な大きさです。
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カメラのせいでしょうか、写真が少し薄暗い雰囲気になりましたが、これを見て、自身が若い頃にアメリカに出張した際に乗ったグレイハウンド(年式はもちろん違いますが)のバス・ストップの風景を懐かしく思い出しました。
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こちらは、昨年もご紹介したミニチュア・ドラム・ビルダー、Hさんの展示です。もちろん、どれもフルスクラッチされたもので、写真で見ると本物に見間違える出来です。
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ふと見ると、多くのドラムに紛れてバイクの完成品が展示されていました。タミヤ1/12のホンダNS500・F.スペンサー仕様のようですが、何となく唐突な感もあったので伺うと、何と「香り」が出る模型で、新たに取り組んでいるとのこと。
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木製台座の中に、アロマの香りが出る機器が仕込んであるそうです。で、肝心の香りですが、例の2ストエンジンの甘いオイルの匂いで、実際に香りを染み込ませた紙片を嗅がしていただき、なるほど実感しました。80年代後半、毎年のように8耐やGPの観戦で通った鈴鹿サーキットのパドックを思い出しました。
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さて、カーモデル関係はここまでとします。
AFVでは、情景、車輌単品とも、模型誌に掲載されたものも含め、素晴らしい作品が目白押しでした。そんな中、「50年前のジオラマを再現」と銘打った、ろうがんずのメンバーの方々のよる共同製作の作品群が面白かったです。
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当時のキットの組立説明書や、封入されていたミニカタログなどに掲載された情景作品を現在に蘇らせるという企画で、ベテランモデラーであれば、何がしか見覚えがあることでしょう。私も、三号戦車の組立説明書に掲載されていた大量の戦車が勢ぞろいの情景などは鮮明に覚えています。
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今回は、私自身の思い出を導き出すかのような作品の紹介となりました。次回に続きます。

2024年5月15日 (水)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その3

今回、かの松本州平さんと初めてお会いし、少しですがお話しすることができました。松本さんに関しては、モデルグラフィックス誌初期の頃からお名前を存じ上げ、昨今のご活躍も模型誌等で知るところです。1/32の作品では、とてもそんな小さいスケールには見えない2台の超絶ジャガーを展示されていましたが、「一緒に1/32をもっと盛り上げましょう」と言っていただいたのが、とにかく嬉しかったです。
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こちらは、マルケンさんの「Johnny’s Birthday 1983」と題された、タミヤ1/24のミニクーパーと家族の情景で、80年代当時に製作されたものだそうです。息子のJohnnyが誕生日に両親からペダルカーをプレゼントされた様子が伝わります。
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そしてこちらが、その40年後に「Johnny’s Birthday 2023」と題して製作された情景で、大人になったJohnnyは父親からミニクーパーの鍵をプレゼントされ、ペダルカーは彼の子供が受け継ぐというもの。増えた家族、かつて新車同然だったミニクーパーのヤレ具合など、40年の月日が経ったことが見事に反映された作品です。今回の展示で一番印象に残った自動車の情景であることは間違いありません。
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展示会等でその機会があれば、必ず拝見させていただくのがGarage 24のメンバーの方々の作品です。ブルックリン SV-1の1/24キットなんてあったかと思えば、案の定、3Dプリンターによるフルスクラッチで、しかも、ガルウイングドアが電動で開閉するというから驚きです。
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同じく、同会のメンバーの方の作品で、アオシマ1/24のNBロードスターを改造した「オフロードスター」です。リフトアップされたカスタムカーですが、実車もちゃんと存在するそうです。
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そして同会と言えば、当然この方、坂本さんの作品を外すことはできません。アオシマ・BEEMAX 1/24の日産240RS ’84 サファリラリー仕様ですが、キットのボディはワンピースで、ドアなんて開きません。相変わらず凄いの一言です。
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本日最後は、これまた巨匠といっても過言ではない方の作品で、齋藤マサヤさんの「Here comes the weekend! Go to Brighton 2064」と題された情景です。未来と過去が融合したような不思議な空間が醸し出されていて、しかも精緻で美しい、というのが感想です。とにかく素晴らしいとしか言いようがありません。
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まだまだ、続きます。

2024年5月14日 (火)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その2

毎度申し上げていることですが、全国から集まった数多くの素晴らしい作品のすべてを紹介することなど到底不可能で、極々一部の紹介となることをご理解ください。

まずは、四国オー集の報告で予告したTDMC・T会長によるベルトーネの元チーフデザイナー、故・Mガンディーニ氏の追悼展示です。
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四国では仮組み状態だったボーダーラインプロダクト製1/24のカラボも見事に完成されていました。これで今後は、ライフワークとも言えるアバルト・トランスポーターに注力していただけることでしょう(笑)。
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いつもお世話になっているN.O.S.さんの展示です。
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昨年のスーパージャンクビークルに続いて2度目となる今年のクラブ共通テーマは、タミヤ1/24のポルシェ935ターボです。
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こちらは、オーソドックスに仕上げた完成見本のような作品です。
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で、Rydellさんの手に掛かるとこんなカラーリングになります。もちろん実車など存在しませんが、あったと言われたら信じてしまいそうなクオリティです。何せ、これを見たタミヤの若手社員と思しき方が、たじろいでいたというのも事実です。
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もう一つ、Rydellさんの本職であるジャンク品再生物ですが、今回はこれを取り上げさせていただきました。ヨーデル1/24のロータス・ヨーロッパです。同じく再生中の我がロータスと並べる日が来るのを楽しみにしています。
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本日最後は、模型転倒虫さんの新作、タミヤ1/24のフィアット・アバルト695 SSです。いつもながら絶妙なカラーリングが目を惹きます。キットが近々再販されるので、完成のタイミングもバッチリですね。
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ベースもとても良い雰囲気で、100均の材料で設えたとは思えない素晴らしい出来です。
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次回に続きます。

2024年5月13日 (月)

第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その1

今年も、静岡ホビーショーの一般公開日(5月1112日)に合わせて開催された合同作品展に、サンニイ情景友の会のメンバーとして出展させていただきました。初回は、当会の展示内容を、次回から個人的に気になった作品を紹介いたします。

当会の展示内容ですが、今年は初日と2日目で一部異なります。初日の展示風景がこちらで、上段は昨年までと同様、加藤さんの作品が並びますが、当会の歴史を物語る看板作品で、これら無くして当会の展示はあり得ないと言っても過言ではありません。
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松岡会長の「恐竜飼育員のお仕事」と題された情景です。
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恐竜やフィギュアは海洋堂、日立建機のホイールローダーはハセガワ製で、ともに1/35。恐竜飼育員が主人公の某漫画をイメージしたそうです。
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初日のみ参加のCap Takayaさんの作品群。
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ちびっこチョロQのマツダT2000が断崖絶壁に掛かる吊り橋を渡る風景や、
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ピンクのマツダK360と海という組み合わせの連作を展示されましたが、
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私が個人的に好きな作品が、この小さなお供え台の上に作られた庭園風景です。
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ちなみに、こちらが私の展示作品で、上が初日、下が2日目です。小ぶりな作品ばかりなので、展示スペースに合わせて作品数を調節しているということです。
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目新しいのは、楽プラのRZ34を使用した情景で、昨年は車両のみの展示だったものに地面を設け、フィギュアを配したものです。この作品については、後日、本ブログで別途ご説明します。
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そして、2日目の展示風景がこちらで、下段の真ん中にCap Takayaさんの作品群と入れ替わり、新たな作品が加わりました。
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それがこの「廃れた現代」と題された恐竜の情景ですが、作者のメヒカリさん曰く、「恐竜時代に文化レベルが衰退した世界をイメージした」とのこと。
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カラーコーンやビー玉など、実際に恐竜がいた時代にはおよそ存在し得ないものが、この情景のテーマを演出しています。
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さらにもう一度、上の情景全体の写真を見てください。通常はメインとなる恐竜を中央に置きがちですが、ご覧のように右手前に据えられ、その反対側に転がったビー玉など他の見せ所が展開されています。テーマ、構成のセンスとも見事というより他にないのですが、本当に恐るべきは、これほどの作品を製作したメヒカリさんが現役の女子中学生だということです。

当会の将来を背負ってくれそうなメヒカリさん、普段は戦車の情景などを製作しているそうで、これからもこの趣味を続けられることを切に願っております。

次回から、気になった作品を紹介して行きます。

2024年3月29日 (金)

オートモデラーの集い in 四国 (2024) 最終回

今回で展示作品の紹介は最後です。

スーパーカーブーム世代としては、やはりこの2台を外すことはできません。フジミ1/24のロータス・ヨーロッパとフェラーリ・ディノ246GTで、ご存じ「サーキットの狼」の劇中車仕様です。
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主人公・風吹裕矢が駆るロータスについては、もはや説明不要でしょうが、
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沖田のディノのフロントフードに供えられた花束の意味は、原作を読んでいないと分からないかもしれませんね。
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劇中車と言えば、ウルトラマンなどに登場したこれらもそうですが、スケールは近年私も注力しているサンニイ(1/32)ということで、非常に興味をそそられた4台です。
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1台ずつ見て行きましょう。まずは、「ウルトラマンA」に登場したタックパンサーで、実車のベース車両はコロナマークⅡですが、こちらはアリイ(マイクロエース)1/32のギャランGTOから改造されたものです。(もう少し下から正面を撮影しておけば良かったと反省・・・)
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「帰ってきたウルトラマン」に登場したマットビハイクルと言えば、コスモスポーツがベースの有名な劇中車ですが、一体何のキットを改造したのだろうと思っていたら、案の定フルスクラッチでした。
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「ウルトラセブン」のポインターも、1/24ではフジミのキットがありますが、こちらは1/32でフルスクラッチされたものです。フジミのキットを参考にされたかは定かではありませんが、いずれにせよ、この複雑な造形を再現するのは難しかっただろうと察します。
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私自身、内心穏やかでないのが、このスカイラインスポーツで、アリイ1/32のプリンスグロリア(オープン)を改造して製作されたものです。「ウルトラQ」に登場した車らしいのですが、そんなことはどうでもよく、実は私もこの改造を目論んでいたのです。いやぁ、先を越されちゃいました(泣)。
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以上、私の独断で気になった作品を紹介させていただきました。最後に自身の展示内容について触れておきます。残念ながら、これまでとあまり代わり映えはしませんが、スバル・マイアの情景の完成した姿は、四国では初披露です。また、今回もN.O.S.さんの横に紛れて展示させていただきました。
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Rydellさんから託された例のヨーデル1/24のロータス・ヨーロッパも、ロータス47への改造途中の状態で展示しました。進捗ですが、リアのエンジンフード上に「シュノーケル」と称されるエアスクープが付きました。
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これにて本編を終了させていただきます。今回も多くの参加者の方々とお話ができて良かったです。皆様、本当にありがとうございました。また、このような機会をご提供いただきました主催者各位に感謝申し上げます。ちなみに、来年は3月30日(日)に開催との発表が当日ありましたので、合わせてご報告いたします。

2024年3月28日 (木)

オートモデラーの集い in 四国 (2024) その4

今回はまず、サンニイ(1/32)などとは対極のビッグスケールからご紹介します。会場で圧倒的な存在感を放っていたレベル1/8の79年式ファイヤーバード トランザムで、定番のブラックカラーではなく、渋いメタリックグリーンというのが、これまた新鮮です。
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実車さながらの精密なエンジンも、ビッグスケールの見所です。
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こちらは大きさもさることながら、驚愕と言う言葉がふさわしいエレール/旧 グンゼ産業 1/16のシトロエンDS19です。何が驚愕かと言うと、
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驚愕その1、ワイパーやミラー、ドアノブ、さらにはウインドウ周辺のモール類までが、丁寧に磨き上げたアルミ材に置き換えられています。簡単に「置き換え」と言いましたが、パーツの整形やフィッティングなど技術的難易度が非常に高く、おいそれとできるものではありません。
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驚愕その2、このエンジンルームを見てください。精密さはもちろんですが、ヤレ感など、まるで実車です。
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上記のシトロエンと同じ方の作品で、スケールはスタンダードな1/24ですが、タミヤのホンダS600を改造して製作したS360(プロトタイプ)です。
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一見するとベースのエスロクに似ていますが、そもそも軽自動車規格なので全長、全幅のサイズが異なり、内外装とも全くの別物です。もはや改造なんてレベルではなく、フルスクラッチしたと言われても納得しそうです。
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台座には、雰囲気溢れるネームプレートが付いていますが、これもアルミ板から自作されたものです。
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本日最後は、もう完全に私の個人的な好みで、童友社(旧 山田模型)1/24のビュイック スカイホークです。この車のキットについては、旧 日東科学の方が絶対的に出来が良いと思っていたのですが、中々どうして、腕に覚えがある作者の手に掛かれば、ここまでカッコよく仕上がるという見本です。
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エンジンルームは上げ底ですが、丁寧に塗り分けると実感たっぷりです。
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今回はここまで、次回で最後です。

2024年3月27日 (水)

オートモデラーの集い in 四国 (2024) その3

TDMC・T会長は、遂に完成したリトルホイール1/24のベルトーネ・ランチアストラトス・ゼロと、
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AIRFIX(旧 永大)1/24のベルトーネ・フェラーリ308GT4・レインボーという、2台のベルトーネ車を持ち込まれましたが、
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加えて、製作中のこちら、ベルトーネ・アルファロメオ33・カラボも展示されました。今月亡くなったベルトーネの元チーフデザイナー、M ガンディーニ氏への追悼の意を込め、静岡ホビーショーでベルトーネ特集として展示される予定で、それに向け鋭意製作中とのことです。
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こちらは、いつもながらクリーンな作品を展示される模型転倒虫さんのテーブルですが、
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出ました、新作はプリンススカイラインの第2回日本グランプリ出場車で、ご存じ2位入賞の39号車です。
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スカイライン自体、惚れ惚れするような出来ですが、過去に製作された日本GP翌年優勝車のプリンスR380とのツーショットというのが、これまた素晴らしいですね。
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本日最後は、どれも当然のようにドアが開いている坂本さんの作品群です。念のために言っておきますが、元のキットにオープンのギミックなどありません。
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このフォードGT40は初めて拝見させていただきました。よく見るカラーバリエーションと異なり、新鮮です。
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昨年から、某氏の影響で拘っておられるという磨かれた厚手のウッドの展示ベースも、高級感があり作品を引き立てていること間違いなしです。
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次回に続きます。

2024年3月26日 (火)

オートモデラーの集い in 四国 (2024) その2

さて、ここからは私の独断で気になった作品を紹介させていただきます。まずは、前回の冒頭で触れたこの車たちです。
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正体は、元は山田模型の金型で、童友社から「激突・クラッシュカー」として再販された(写真左から)2台のオペル1909年型と、ベンツリムジン1910年型です。あと、フォードの1915年型が揃えばシリーズコンプリートだそうです。
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モーターで自走し、障害物にぶつかると文字通りバラバラになり、乗っているフィギュアまで放り出されるという、今では考えられないようなギミックが付いています。こんなのを作ってくる人と言えば、そう、あの方しかいません、古自動車模型再生工房のRydellさんです。
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こちらもRydellさんの手によるもので、河合商会1/24(?)のフィアット131アバルトラリーです。カラーリングといい、プロポーションから細部の造形といい、キットの素性を考えると見事な仕上げという他ありません。
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以前ご紹介したVWビートルと、手前のボディのみのミニが同シリーズのラインナップのようで、それはいいのですが、何とシャーシが共通だそうです。昭和のキットにはありがちですが、それをここまで真面目に追求できる方は、私の知る限りRydellさんだけです。
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激突・クラッシュカーとフィアットのせいで見落としそうになったのが、この2台のフェアレディ280Z。まずは、永大グリップ1/24で、シャーシや足回り欠品のジャンク品を再生したもの。しかもボディとて無傷ではなくボンドまみれだったそうで、まさに古自動車模型再生工房の面目躍如といったところです。
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もう一台の280Zはアオシマ1/24で、80年代当時、「競技用スペシャル」と称して発売されたもの。40年以上経って、ご自身が小学生の頃にバラバラに刻んでしまったボディとパーツの一部が偶然ジャンク箱から見つかったのがきっかけで、これを再生したとのことです。もはや再生前のひどい状態が想像できないほどの高い完成度ですが、ここまで作り込めるのは、やはり懐かしさや思い入れの強さゆえでしょうか。
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今回は、古自動車模型再生工房・Rydellさんの素晴らしい作品の紹介でお腹一杯となりましたので、続きは次回にて。

2024年3月25日 (月)

オートモデラーの集い in 四国 (2024) その1

3月24日に高松市で開催された「第6回オートモデラーの集い in 四国」に参加させていただきました。当日はあいにくの天気にも関わらず、会場内は大勢の参加者で熱気にあふれていました。
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今回、会場で私が一番気になった作品はこれなのですが、
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毎度、展示会の報告の際に述べていますように、私の紹介作品が偏り過ぎ、ともすれば展示内容について誤解を与えかねないので、初回は全体的な雰囲気などをお伝えできればと考えております。
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各スケールの新旧自動車、バイク、本格的なものからコミカルなものまで、展示内容が多岐に渡っていることを象徴しているようなテーブルです。
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主催者の高松ニッパーズさんの展示です。
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水曜倶楽部さんです。
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N.O.S.さんです。
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他にも、すべてを紹介できませんが、上記でも述べましたように、ありとあらゆるジャンルの「オートモデル」が出展されていたのがお分かりいただけると思います。
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次回から、私が個人的に気になった作品を順次紹介させていただきます。

2024年3月19日 (火)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) 最終回 ・完成

塗装して完成したものがこちらです。
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正直なところキットがキットなだけに、きちんと出来上がるのか一抹の不安もありましたが、ミウラが持つ強烈な個性のおかげで、誰がみてもそれにしか見えないものに仕上がったと思います。
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ボディカラーは黄色のメタリック(正確にはパール)です。
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一連のイッコー製キットの塗装において、レストア・イオタが緑メタ、ミウラJが赤メタとくれば、本作はこれしかないと思いました。理由は、3台並べると・・・言わずもがなですね。
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今回のボディ塗装では、缶スプレー(タミヤのTS-97パールイエロー)を使用しました。
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なぜ缶スプレーかと言うと、うまく説明できないのですが、今回のようなキットの塗装では、お手軽なやり方が何となくふさわしいのでは、と思ったのです。ですので、定番の研ぎ出しも行っておりません。
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缶スプレーを使うのは久しぶりですが、本編でも欠点としてあげた、のっぺりとしたボディが幸いして、塗料をムラなく乗せることができました。
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さらに、この際よい機会だと思い、巷で評判のクレオスの「水性プレミアムトップコート(光沢)」を試してみました。結果、下の黄色塗装も含め、吹きっぱなし、かつ研ぎ出し一切なしでこれぐらいのツヤを出すことができたので、上々と言えるのではないでしょうか。
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展示ベースは、ミウラJの時と同じく、WAVEの「T・ケース(M)」を使用しました。
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ステッカーで製作したネームプレートも、同様にパッケージを模したデザインとしました。
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スーパーカーブーム真っ只中の小学生の頃、イオタのキットの発売が待てず、日東1/28のミウラをイオタに下手くそ改造したことは、ミウラJの製作記でも述べた通りですが、それから半世紀近く経って、今度は逆にイオタをミウラに改造する日が来るとは夢にも思いませんでした。
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本編はひとまずこれで終了です。今週末は「オートモデラーの集いin四国」が開催されますが、本作品も持参して参加させていただく予定です。

2024年3月18日 (月)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その12 ・ホイールの加工

実は、関西や名古屋のオー集でこの作品を展示した際、参加者の方から一番聞かれたのが、「このホイールは(他キットからの流用でないなら)どうやって作ったのか?」でした。

まず、キットに付属しているホイールがこちらです。おそらくイオタSVRが履いているBBSのスポークホイールを意識したものと思われますが、どうせなら、ナローボディに合うカンパニョーロのマグネシウムホイールだったら良かったのに、と思います。
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ミウラJを製作した際は、さすがにタイヤ、ホイールの大きさなどが根本的に異なるので、市販のキットを活用しましたが、「イッコー製ミウラ」にこだわる本作では、キットのホイールをベースに加工することにします。最初にディスク面のモールドを削り取ります。
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取り出だしたのは、イタレリのイオタのキットに入っているホイールです。もちろんこれをそのまま使用するのではなく、ディスク面を「シリコーンモールドメーカー」で型取りします。
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レジンで複製するのは、あくまでホイールのディスク面だけです。Img_84622

複製したディスク面をホイールに貼り付けますが、径が元のイタレリのものとは違うので、リムとの間に大きな隙間が生じます。
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その隙間にあらためてレジンを流し込み、強引に一体化しました。
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塗装した状態です。凝視すると粗も見えますが、複雑なモールドのおかげであまり目立ちませんね。
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スピンナーもキットのものを使用します。ホイール同様、メッキが施されていますので、これを剥がしました。
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ホイールにスピンナーを取り付け、タイヤをはめて完成です。BBSスポーク風からカンパニョーロ風のホイールに何とか変更することができました。何よりもキットのタイヤをそのまま使えるのが、本作の趣旨からして良かったと思います。
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なお、このタイヤ・ホイールを装着した車高・トレッド調整や、シャーシの加工方法などについては、過去作の「レストア編」と基本的に同じなので、本編では省略させていただきます。ご関心の向きは、こちらをご覧ください。
ランボルギーニ イオタ (イッコー・一光模型 1/24) その10・シャーシの加工 

次回、展示ベースも含めて遂に完成となります。

2024年3月17日 (日)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その11 ・室内、エンジンの加工

おそらく一般的なキットの製作記であれば、内装からエンジンまで一気に説明するようなことはあり得ないでしょうが、本キットは別です。過去作でも紹介済みですが、このようにバスタブ型の室内とエンジンが一体となっています。
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前方から見ると、本来はガラスで透明な部分が台形状の壁のようになっていて、もし実車なら、後が全く見えないということにもなります。で、この壁をどうするかですが、ミウラJを製作した時と同様、透明プラ板などに置き換えるようなことはせず、潔く取っ払うことにします。
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メーター等のインパネパーツは、それほど悪い出来ではないので、そのまま使用します。
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ただし、メーター類とダッシュボードの段差が大きいので、パテ埋め等で修正します。なお、壁を切り取ったので、これと繋がっているエンジン部分も分離し、室内のみとなります。
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キットのシートは、ヘッドレストが別パーツとなっており、これをシートの背もたれ上部に取り付けるようになっています。
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このままでよいかとも思ったのですが、実車のヘッドレストは、シートではなく背面のフレーム?部分に取り付けられているので、これを再現するために背もたれ上部の窪みを埋め、ヘッドレストのピンもカットし、接着しろとしてプラ板を貼り付けました。
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実際に取り付けると、こんな感じです。
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結局、室内については、ステアリングホイールやシフトレバーなど、すべてキットのパーツを使用するとともに、全く再現されていない内張にも、特に手を加えませんでした。さすがにステアリングホイールぐらい換えた方が良かったのかもしれませんが、一方で、本作で使用しなかったら、永久に日の目を見ることもなさそうなのが不憫で・・・ということです。
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続いて、こちらは切り離されたエンジン部分ですが、リアカウルを開閉可能とでもしない限り、完成後は全くと言ってよいほど見えなくなります。
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したがって、こちらもそのまま使用、あるいは、いっそのことオミットしようかとも思ったのですが、何となく勿体ない気もして、それならばと、こんなものまで作ってしまいました。イオタやミウラJには基本的に装着されていないエアクリーナーボックスです。
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塗装して取り付けた完成写真です。くどいようですが、ボディを被せると、ほとんど見えません。

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次回は、足回りです。

2024年3月16日 (土)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その10 ・前後グリル等の製作

これがキットに入っているバンパー付のフロントグリルです。このまま使おうかとも思ったのですが、網目やライト類が横一線に平面的に並んでいて、残念ながら実車の形状とはかけ離れています。
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それでも、なるべくキットのパーツを使用したいので、これをベースに手を加えることにしました。両端のフラッシャーはそのままに、内側の角ライトは切り離し、土台にプラ棒を敷いて前に出るように、また、グリルは新設し、モールドとしてメッシュを貼りました。各パーツの仕切り板(実車は棒状?)も設けています。
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フロントカウル開口部のフチの形状なども、このグリルパーツとのフィッティングを行い整えています。写真の赤矢印が元々のフチですが、内側からプラ板を貼り、青矢印のラインになるよう修正しています。
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当該箇所(青丸で囲んだ所)の表面を整えたところです。それにしても、これらパーツとのフィッティングを行っている写真がもっとあれば、このような修正をした理由の説明などが容易になるのに、と撮っていなかったことを反省しています。
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こちらは、その4でも説明しましたが、ハセガワのパーツを透明レジンで複製したリアのハニカム・グリルです。もちろん100%完璧に適合するわけではないので、この後、プラ板で裏打ちし、リアカウル開口部の造形と合わせ、形状を修正しました。なお、ハセガワのパーツでよく見受けられる穴開け加工などは当然行いません。
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フロントカウル上部のエア・アウトレットに備わるフィンなどは、ハセガワのミウラであれば純正のエッチングパーツでディティールアップするところですが、こちらはプラモデルのパーツ感を出したいので、プラ棒・板で自作です。
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ワイパーも同様にプラ棒で自作です。とにかく、模型製作においては逆説的なアプローチかもしれませんが、今回は精緻に作り込み過ぎないよう留意しました。
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一方で、リアカウル下面に付くマフラーエンドの製作には、断面を楕円形にプレスしたアルミパイプを用いています。これは、より金属感を出したいからとかいうわけではなく、形状がプラ材より安定(固定)するからです。また、カウルとの接着を強固とするために、真鍮線で軸打ちしておきます。
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撮影、保存した製作中の写真を確認したところ、おそらく今回で外装パーツは終了です。次回は、内装関係に移ります。

2024年3月15日 (金)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その9 ・前後ライトの製作

ミウラのヘッドライトと言えば、SVは別として、いわゆる「睫毛」が特徴的ですよね。そんな重要な部分にも関わらず、当時のキットは割と大雑把で、写真はオオタキの1/24ですが、同社に限らずこのような縦ラインがモールドされた楕円形のパーツ1枚で再現されたものが多かったように思います。しかも、ライトレンズは真円(まんまる)です。
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イッコー模型がミウラのキットを発売していたなら、上記と同じようなパーツであっても何ら不思議ではありません。ただ、仮にそうだとしても、ここはモデラー側が手を加えるだろうと勝手に解釈して製作したのがこちらです。フィンは、プラ棒で一本一本再現しましたが、ライト内部の機構などは、さすがに他のディティールとのバランスを考慮してオミットしました。
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ライトレンズは、まず楕円形にカットした透明プラ板に縦筋を罫書き、周囲を金属線で囲みます。なお、写真のものは試作品で、実際はもう少し太い金属線を使用しています。
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この上から透明レジンをコーティングして、ライトレンズに厚みを増しました。
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「睫毛」パーツとレンズを組み合わせた製作中の写真を撮り忘れたので、いきなり完成品のヘッドライト部分をご覧いただきます。
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続いてテールライトに移ります。ミウラJの時は、すべてプラ板で製作したのですが、今回はガワのみ自作し、ライトレンズをイタレリのイオタから持ってきました。例の旧日東のリバイバルキットですが、不要パーツとしてミウラのライトレンズが入っていたからです。ちなみに、ヘッドライトのレンズもあったのですが、こちらは真円なので使用できませんでした。
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テールライトの塗装、装着状態は、最後の完成品で見ていただくことにします。なお、念のために申し添えますと、今回のライトや、次回予定しているグリル等、これら外装パーツ類の紹介がボディの後になっていますが、実際の製作はフィッティング調整しながらボディの加工と同時並行で進めております。

2024年3月12日 (火)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その8 ・サイドシルの加工

このキットでは、ボディ側面の下にあるサイドシルがシャーシと一体になっています。
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実車のサイドシルのカラーはゴールドやシルバーが多いので、塗装のしやすさを考慮すると、ボディと別になっているのはありがたいとも言えます。
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しかしこのキットの場合、サイドシル自体が外側に出過ぎているだけでなく、その上部に付く2本の爪の存在が厄介なのです。ボディをシャーシに合体させる際、左右のどちらかをきっちり被せると、その反対側はこのように爪に引っ掛かってしまいます。
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もちろん、素材がプラなのでそのまま押し込めば済むのですが、その分、ボディサイドが広がってしまうことになるのです。写真では少し分かりにくいかもしれませんが。
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ちなみにハセガワのミウラは、サイドシルがボディと一体成型ですが、下の方に綺麗に絞り込まれています。
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ミウラJを製作した時は、そもそもサイドシルの形が違うこともあり、爪をカットするなどして処理したのですが、今回はシャーシから切り離して、ボディ側に取り付けることにしました。
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上記の元の写真と比べると、サイドシルが内側に傾き、かなり絞り込まれているのが分かるかと思います。
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今回でボディの加工は、ほぼ終了です。この後、サフを吹いて仕上げて行くのですが、その前に、これまでの加工箇所が分かるよう、あらためてボディ全体の写真をあげておきます。イッコーらしさを残すため、基本的なプロポーションは触っていないというのがお分かりいただけるかと思います。
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次回は、ライトなど外装小物類の製作です。

2024年3月11日 (月)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その7 ・ドア後部側面のエア・インテーク等の加工

続いてドア周りの加工ですが、省略されているサイドウインドウ上辺のサッシをプラ棒で追加するとともに、ピラー上のモールドが甘いので、しっかりと彫り直しておきます。
〇加工前
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〇加工後
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イオタにはない後部側面のエア・インテーク前のフィン付カバーを製作します。ハセガワ製であれば、ここはエッチングのディティールアップパーツが活躍するところですが、当然こちらはプラです。
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次回は、キットではシャーシ側についているサイドシルの加工です。

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