日産ブルーバード 1200 ’61年式 (アリイ/マイクロエース 1/32) その4・ボディ細部の加工、修正
フロントウインドウの前には、左右2本のワイパーの取り付け箇所を示す丸い窪みがありますが、写真の向かって左側(赤矢印の箇所)の位置が間違っています。
左右対称の位置に付くのが正解で、また、ワイパーは虫ピンを軸にエッチングパーツに置き換えますので、窪みを埋め、0.5ミリの穴を開けておきます。窓枠も太すぎるので、バリ取りと合わせ整形。まだ少し太いような気もしますが、後は塗装で何とかなるかな。
リアウインドウの窓枠も修正します。
三角窓も少し細工しました。ネジ部分の形が実物と異なりますが、遠目に何か付いている感があればよしとしましょう。本来はガラス側に付くフレーム部分も再現しました。なお、反対側は三角窓を開いた状態とするので、ネジのみ付けています。
雨樋とセンターピラーとの間に境目がなく、一体となっています(赤矢印の箇所)。
実車はピラー自体がもう少し奥まっているのですが、そこに手を付けると大変なことになるので、スジ彫を深めに入れ、削り込むことで済ませました。また、ドアノブや運転席側だけにある鍵穴などは、アルミパイプを加工して別途製作するので、モールドを削って穴を開けておきます。
最後に、パネルラインについて触れておきます。キットのフロントフェンダー上には、パネルラインがごとくパーティングライン(赤線)がありますが、実車のパネルは、青線のようにライトの真ん中を通る形で分割されています。ですので、パーティングラインを消し、パネルラインをスジ彫りしました。
写真の赤矢印で示したように、フロントピラー前のパネルラインが省略(写真左)されているので、追加(同右)します。
あと、リアにもパネルラインを追加しましたが、写真を撮り忘れました。
次回は、前後バンパーの加工です。今回製作しているブルーバードの仕様が段々と明らかになります。
最近のコメント