7thスカイライン R31 4ドア前期型 (フジミ1/24改造) その11
前々回(その9)で、内装については、大きく膨らんでいるリアシート両端の削り込みのみで、あとはそのままにするとしましたが、あらためて仮組みすると、やはりリアの狭さが気になります。前作では、コンテストに出品するつもりだったので、製作時間の関係でスルーしましたが、今回はそういった制約もないので、やはり少し手を入れることにします。
センターコンソールの大きなBOXは、「オートカセットセレクター」という、当時の音楽メディアの中心であったカセットテープを自動的にカーステレオに装てんする装置で、中に5巻の「カセットパックマガジン」が収納されている部分です。キットではこれがリアシートの足元にまで及び、リアのフロアを分断するような形になっています。
また、リアシートが前寄りで座面が高すぎることが確認できます。足元に不自然な膨らみもありますが、これらはすべてモーターライズによるスペース確保のためと思われます。
では、修正ですが、まず、リアシートとパネル部分(正式な名称が分かりません)を切り離すとともに、ヘッドレストの内側に念のためにエポキシパテを充填しておきます。
リアのパネル部分がシートから独立するので、これを接着するための台を製作します。もともとシートと一体となっていた位置を割り出し、ほんの僅かにアッパー気味に調整しました。もちろんボディ、リアウインドウともすり合わせています。こういった寸法出しが必要な場合は、前にも使ったWAVEの目盛り付プラシートが便利です
リアシートは、座面を下げるために、足元の膨らみと取り除き、下部を3ミリ程度カットしました。また、位置を後ろにずらすために後部を削っています。削った下端にエポパテが顔を出しています。
あらためて、リアシートの加工前(左)と比較してみました。
仮組みすると、リアシート下部のフロアトンネルが見えるようになりました。座面の高さも少しはましになっています。これ以上下げると、ヘッドレストまで下がってしまいますので、このパーツを使用する限りこれが限界でしょう。
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