ミニ・レコルトモンツァ (タミヤ1/24改造) その2
使用するキットは、タミヤの1/24モーリスミニクーパー・レーシングです。本キットはレース仕様ですが、元となったミニクーパーのキットが発売されたのは1983年。レコルトモンツァの発表(84年)とほぼ同時期なのですが、キットは67年に登場したクーパー1275S、一方、レコルトモンツァは当時の新車1300Sがベースとなっているので、いくら息の長かったミニとはいえ、細部は相当異なります。
ボディ関係だけで言うと、ドアヒンジは無くなり、テールライトも大型化しています。フロントグリルやバンパーの形状ももちろん異なりますが、幸いレコルトモンツァに改造する限り影響ありません。エンジン、シャーシ、内装関係については、製作過程で説明します。
今回、エンジンまで再現しようと思ったので、タミヤの本キットを使用しましたが、エンジンレスとするのであれば、フジミの一連の「オールドミニ」を使用した方が楽だと思います。特に、タミヤのキットは足回りが非常に繊細で、それだけ精密であるとも言えるのですが、改造工作をする上で非常に気を使わされました。
次に、資料ですが、主に使用したのは下記2点です。まず、スクランブル・カー・マガジン52号(1984年8月号)。私がレコルトモンツァを最初に知ったのも、本誌からです。例によって著作権の問題があるので誌面内容は紹介できませんが、私の知る限りでは、一番詳しく書かれたものであると思います。
これは、ミニマルヤマさんから発行されている見開き型のカタログです。分量的にそれほど詳しいものではないのですが、Yahoo!ショッピングなどで今でも買うことができます。コンテストに出品した際の展示ベースの背景は、ミニマルヤマさんのファクトリーの一部を再現したものですが、このカタログを参考にしました。
同カタログの実車写真を紹介しておきます。では、次回から実際に製作して行きます。
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