ランボルギーニ イオタ (イッコー・一光模型 1/24) その6・製作方針
さて、ボディ、シャーシともに分解できましたが、今度はこれをどのように仕上げるかです。イオタのキットなど、決定版のハセガワをはじめ各社からもっと出来のよいものが発売されているので、今さらこのイッコーのキットをベースとしてリアル志向でディティールアップするのはナンセンスな気がします。
ということで考えた挙句、見る人が見れば一目でイッコー製だと分かるようなものを目指し、基本的にストレートに組むことにします。ただし、ライト周りなど、あまりにも立て付けが悪い箇所は、すっきりとした仕上がりにするつもりです。
もうひとつ悩んだのは、リアフェンダーをどうするかです。レプリカのイオタは、SVRを除きベースはミウラSVと言われています。ということは、リアフェンダーはミウラP400や同Sと異なり、SV同様に張り出しているべきですが、イッコーのイオタのリアは非常にスリムで、おそらくはSなどのデータ、資料で製作されたものと考えられます。写真は、ハセガワのミウラSV(左)との比較ですが、リアの張り出し具合の違いが分かるでしょう。
少し迷いましたが、リアフェンダーはそのままにします。前述のように、リアルさにこだわるより、イッコーらしさを優先することにしました。それにしても、「その3」でも述べたように、ホイールはBBSでなく、狭いミウラのリアフェンダーにも似合うカンパニョーロだったらよかったのにと、つくづく思います。
製作方針が固まりましたので、いよいよ実際に製作して行きます。
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コメント
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こんばんは。古自動車模型再生工房のRydellです。
いよいよジャンクプラモを再生されるのですね。
ワクワクしながら拝見させていただいております。
少なからず当方が影響しているなんて、とても光栄で嬉しい限りです。
今は無きイッコー模型のイオタとは凄いものが題材なんですね。
当方も昔のたくさん存在した各模型メーカーの個性を活かしつつレストアに励んでいます。当時のプラモを現在の道工具及び材料そしてスキルでどこまで綺麗に仕上げるかに重点を置き、あくまで玩具感と昭和の雰囲気を残したいと思っております。
変にボディ等に手を加えると雰囲気が崩れてしまいそうで・・・・。
(そんなスキルは到底持ち合わせていない当方なのですか・・・。(笑) )
完成がとても楽しみです。
いつか実物を拝見できるを楽しみにしております。
頑張ってくださいませ。
投稿: Rydell | 2018年10月26日 (金) 00時56分
コメントありがとうございます。
イオタ再生の方は、若干手こずりつつも、順調に進んでおります。数日中には進捗をブログにあげる予定です。
おっしゃるように、当時の雰囲気が出るような仕上がりが理想ですが、どこまでできることやら。。。。
見事完成の暁には、「古自動車模型再生工房・奈良支部」を勝手に名乗らせていただきます(笑)
投稿: いこまにあん | 2018年10月26日 (金) 12時37分