ランボルギーニ イオタ (イッコー・一光模型 1/24) その3・状態の確認
埃が付着して薄汚れていますが、このモデルは紛れもなくイッコーのイオタです。もちろん、緑色の成形色の初版などではなく、赤色で、SVRを意識したようなルーフ上のウイングが付いた同製品としては後期のモデルです。
このイオタの完成品は何かというと、私が小学生の頃に製作したもので、実家を整理していて見つけたものです(他にもこのようなプラモデルがいくつか見つかり、いずれ何らかの形で、本ブロクで取り上げたいと思います)。一見して素組みと分かりますが、それにしても、フロントフード上のランボルギーニのエンブレムはともかく、リアカウルの両サイドになぜJAFのロゴマークを貼ったのか、今となっては謎です。
今回は、このイオタをレストア(再生)してみようということです。以前、本ブログの「関西オートモデラーの集い」の記事で紹介した「古自動車模型再生工房」さんに触発されたというのも偽らざるところです。とは言え、このようなジャンク状態のプラモデルに手を付けた経験がほとんどないので少し不安ではありますが。
さて、まずはモデルの状態を確認してみます。ホディ関係は、ウインドウも含め傷や汚れが少なからずありますが、幸いなことに、前回も述べたように小学生の頃はボディに塗装していなかったため、これを剥離するといった作業は不要です。ただし、リアウインドウのルーバーだけ筆塗りで黒に塗装されています。欠品しているパーツはルーフ上のアンテナとヘッドライトカバーです。
走行用のモーターに加え、ヘッドライトに麦球が仕込まれています。もっとも、スイッチは一つで、ライト点灯させながら走るという仕組みです。
足回りは、これまたSVRの特徴であるBBS製のメッシュホイール風となっています。次回以降に述べますが、このボディであれば、ミウラと同じカンパニョーロの方か絶対にカッコいいと思うのですが・・・。よく見ると、左前輪、右後輪のスピンナーが欠落しています。接着跡がきれいなところを見ると、当時はメッキパーツの接着面を削るということを知らなかったようですね。
室内はバスタブタイプですが、この時代のモーターライズモデルにありがちな上底ではなく、さらには、これと一体で、完成後はほとんど見えなくなるエンジンまでしっかりと再現されています。
大体このような状態ですが、次回から実際にレストアを開始するこにします。
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