ランボルギーニ イオタ (イッコー・一光模型 1/24) その10・シャーシの加工
例によって、ボディのクリア塗装の乾燥を待つ間に、シャーシや室内等を仕上げて行きます。
ドアパネル下のサイドシルはシャーシと一体になっているのですが、なぜか表面がシボ加工されています。後端にリアブレーキの用エア・インテークがモールドされていますが、ややボリューム感が欠けています。
サイドシルの表面を平滑にするとともに、エア・インテークをプラ棒、ブラ板にて加工しました。
次に、足回りですが、当初に紹介したレストア前の状態、すなわち足回りをストレートに組んだ場合、何となく腰高な印象があります。タイヤの径はハセガワのミウラとほぼ同じなので、原因はタイヤの大きさではなく、取り付け位置であると言えます。下記写真は、足回りを仮組したサイドビューですが、リアはともかく、フロントは明らかに高く浮いています。なお、ボディは便宜上、緑成形のキットのものを使用しています。
前輪部分ですが、タイヤが外側にはみ出し気味で、ホイールアーチとの隙間も割と大きめです。これほどのクリアランスが必要なのは、モーターライズモデルゆえに、タイヤとボディが接触して走行に支障が出たらまずいからでしょう。
後輪は、車高は良いのですが、フロント同様、トレッドが広すぎる(外側に出過ぎている)ようです。
まず前輪の車高を下げるための加工を施します。このキットでは、前輪の車軸を支えるナックルパーツを、電池ボックスに付くアッパーアームとシャーシ一体のロワアームで挟む構造となっています。そこで、電池ボックスとシャーシの接着部分にプラ板によるスペーサーを噛ませることでアッパーアームを上げ、その分ナックルが上がるようにしてみました。
具体的には、通常この位置にあるナックルパーツが、
このように上がることで、タイヤが上がり、車高が下がるということです。
前後ともトレッドを狭くする(内側に引き込ませる)ために、ホイールの内側の車軸を差し込む部分を短く削ります。写真左が前輪、右が後輪です。後輪の金属シャフトも若干カットしました。
上記の修正をした後の写真です。修正前と比べるとフロントは沈み、トレッドも狭くなりました。前輪のトレッドが狭すぎるような感じもしますが、実車の写真でもこんなもんです。
次回は室内です。
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