ゴルフGTI 16S エッティンガー (フジミ1/24改造) その5・サイドステップの落し穴
今回はリアスポイラーの製作を予定していましたが・・・・・。
まず、この写真を見て何か違和感がないでしょうか。ドア下部のスジ彫りがすっかりサイドステップに隠れて消えています。これではドアが開かないというのがお分かりいただけるでしょうか。(そもそも茶菓餅さんのような開閉モデルではないので、別に構わないじゃないか、というツッコミはなしで。)
サイドステップの位置が高すぎるということですが、これとパーツとして一体となっている前後オーバーフェンダーに、ボディのプレスラインに合わせた切欠きがあるので、パーツの接着位置としては一義的に間違っているわけではありません。そんなこともあって仮組では気付かなかったのです。
当初は、サイドステップ上面を削って様子をみたのですが、結局はステップそのものを切り離すことになりました。ドア下に前から後に一直線に走るラインが見えますが、要するに、サイドステップがこのラインと面一もしくは下にないと、ドアを開けようとした時にぶつかることになります。
というわけで、サイドステップは一から製作することになりました。「その3・オーバーフェンダー、サイドステップの取り付け」では、これら形状についてBBSとZENDERの違いがよく分からないと述べましたが、この際、あらためてよく調べてみました。BBSのものは、キットのように上面が平らで真ん中あたりから下方に傾斜していますが、ZENDERの方は、取り付け位置から真っ直ぐ斜めに下がっていることが分かりました。この辺りの尖ったデザインは、フロントスポイラーと共通しているのが感じられます。写真は、CG誌(1982年10月号)に掲載されたZENDERエアロ装着車のサイドステップをクローズアップしたものです。
サイドステップの製作自体は、これまでのミニやA112でこなれたものです。まず、プラ棒で基本的な形を作り、
これを土台として、プラ板で表面を整えます。上記の実車写真を見ると、ドア下部に当たる部分が若干下がっているので、この段差を0.2ミリ厚のプラシートを貼って再現しました。
もしかしたら、自身のためだけに製作しているのであれば、今回のようなことは放っておいたかもしれません。やはりブログで製作記を発表していることで、気づいた間違いは修正せねば、という気にさせられました。
少し回り道をしましたが、次回こそリアスポイラーの製作に移ります。
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