ゴルフGTI 16S エッティンガー (フジミ1/24改造) その10・足回りの調整(車高短)
さて、すでにモデルは完成し、関西オー集でお披露目したところですが、気を取り直して(?)製作記を続けます。前回は、一部で好評を博したATSホイールですが、並行して足回りの調整、つまり車高短を行いました。前輪で約2ミリ、後輪で約1.5ミリ下げております。
まずは簡単な後輪から。キットのパーツは、ショックアブソーバーとアーム部分が一体となっています。
これをそのままシャーシに取り付けるとこうなりますが、
ショックとアームを切り離し、ショック下端を削って再度取り付けることで、削った分の車高が下がることになります。
前輪は、ステアリング機構を生かしつつ車高を下げるので、やや複雑な加工が必要です。もっとも、前作のアウトビアンキA112も旧日東製で、このあたりの構造が類似しているので、基本的な加工は同じです。ホイールハウスに差し込むショック上部のピンを削るとともに、ホイールハウスの穴のスペーサーのようなものも削ります。
エンジン下部と一体パーツのロワアームの方は、ショック下部の差し込み口をプラパイプでかさ上げします。プラパイプだけでは心許ないので、周囲をプラリペアで補強しましたが、これにはもう一つ理由があります。
これも、アウトビアンキの時と全く同じなのですが、このままでは車高短にともないロワアームが地面に擦りかねません。そこで、ロワアームそのものを削ったことで薄くなり、補強が必要になるということです。写真の右側が元で、左側が削ったロワアームです。残念ながら表面のモールドも消えてしまいます。
なお、ATSホイールを履かせるため、車軸受けに多少の加工を要します。
何とかロワアームが地面に擦らないレベルで車高短を実現しました。
次回は、室内の製作です。
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