« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

2019年9月

2019年9月29日 (日)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その9・フェアレディ240ZGワークス仕様 ④リア回りの製作

リアは、バンパーレスとします。キットのボディ後部には、バンパーの両端を収めるための掘り込みがあります。実車のボディでもこの部分はプレスされていますが、キットの掘り込みは少し深すぎるので、プラ板を貼って浅くするとともに、パテ埋めでプレス感を出します。
038_20190929075901

リアで最も目立つと言えば、大型のスポイラー(ウイング)でしょう。キットにもノーマル(?)のスポイラーパーツが入っていますので、これにプラ板を貼って土台とします。
049_20190929080001

土台のスポイラーをボディに取り付け、両端のディティールの枠をプラ棒で製作します。
053_20190929080201
054_20190929080201

プラ板、プラ棒の隙間を埋めるようにエポキシパテを盛り、成形します。
052_20190929080301
0543

リアパネルは、キットでは一体パーツとなっていますが、
046_20190929080601

塗装のしやすさなどを考慮し、ガーニッシュとアンダーパネルを分割します。さらに、バンパーレスとなるアンダーパネルには、プレスラインを再現しておきます。
047_20190929080601

リアのオーバーフェンダーを、フロントと同じ手法で製作します。
069_20190929081001
004_20190929081001

アンダーパネルは当然ボティと同色となるので、あらかじめ接着しておきます。
006_20190929081101

次回は、前後スポイラー、フェンダーなどに細かいモールドを施し、ボディ全体を整えます。

2019年9月27日 (金)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その8・フェアレディ240ZGワークス仕様 ③フロントスポイラー等の製作

さて、フロントスポイラーですが、これはオーバーフェンダーとラインが一体となりますので、同時に製作することになります。まず、ノーズからフェンダーにかけてホディとの言わば「境界線」をプラ棒で設けます。ワークス仕様の場合、サイドウインカーはオミットされているものが多いのですが、本車はこれを避ける形でオーバーフェンダーが装着されています。次に、ホイールアーチに沿ってオーバーフェンダーの下端となるプラ板を貼り付けます。フェンダーの幅を正確かつ左右対称にするため、ここでもWAVEの目盛り付プラシートが活躍します。
066_20190927030801

フロントスポイラーの土台をプラ板で、ダクト部分は適当なジャンクパーツを切り刻んで取り付けました。
071_20190927030901
073_20190927030901

土台のプラ板、ノーズからフェンダーにかけてのプラ棒に沿ってエポキシパテを盛り、成形します。スジ彫りやリベットなどディティールの再現は、ボディ全体が出来上がってからということで、ひとまずここまでとします。
0242
027_20190927031001

次回は、リア回りの製作です。

2019年9月24日 (火)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その7・フェアレディ240ZGワークス仕様 ②Gノーズの製作

Gノーズを製作しますが、その前にライト基部をくり抜いておきます。キットでは、直に透明のレンズパーツを取り付けることになっていますが、ライトリムを別途用意します。
018_20190924054001 
021_20190924054001

フロントフードの先端に、プラ板にて、Gノーズを取り付ける「のりしろ」を、さらに、グリル中央にノーズの土台を設けます。
023_20190924054101

Gノーズの形に切ったプラ板、ライト周りの骨組みとなるプラ棒を取り付けます。留意点としては、土台に対してノーズのプラ板を若干上げ気味に取り付けることです。というのも、ノーズには多少の曲面というか膨らみがあり、直線的、平面的なプラ板だけでは再現できず、パテで裏打ちして成形する必要があるからです。どういうこと言っているのか分かりにくいかもしれませんが、以下の工程を見てもらうとご理解いただけると思います。
029_20190924054201

エポキシパテを、土台のプラ板とノーズの隙間、また、ライト周りのプラ棒に盛り付け、成形します。ご覧のように、ノーズのフロントフード寄りにはプラ板が残っていますが、先端はパテのみとなりました。要は、これほど曲面的であるということです。
045_20190924054301
040_20190924054301

バンパーおよびノーズ下部を製作します。バンパーは、現物合わせで強引に曲げたプラ棒によるものです。ノーズ下部は、ウインカーレンズの取り付けスペースと、グリルの形状に注意してプラ板で成形します。
055_20190924054601
059

バンパーの形状を整えるとともに、ノーズ下部を曲面に削り、溶きパテを盛ってほほ完成です。
064_20190924054801

次回は、フロントスポイラーなどを製作します。

2019年9月22日 (日)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その6・フェアレディ240ZGワークス仕様 ①ルーフの修正

今回のもう一つの主役が、このフェアレディ240ZGワークス仕様です。
006_20190922142401

残念ながら1/24とは違い、このスケールではワークス仕様の240ZGのキットなどありません。使用するキットは、アリイ(マイクロエース)の「1/32オーナーズクラブ」シリーズのフェアレディ240Zですが、これはワークス仕様どころか、Gノーズですらないので、それなりの改造が必要となります。
016_20190922142501

キットのボディですが、まず目に付くのがルーフ先端の形状です。何となくルーフがへこんだような印象を受けます。
006_20190922142701

正面から見ると、なおよく分かります。ルーフ先端の中央部分が前に出過ぎているのが原因ですね。
002_20190922142901

というわけで、ルーフの先端ラインを修正します。マスキングテープで修正ラインを割り出します。
008_20190922143001

マスキングテープに沿って削りました。
013_20190922143001 

印象が少しは変わったと思います。
009_20190922143601

モールの一部が当然消えますので、細く切ったプラ板で再生しておきます。今回、試験的に黒の流し込みタイプの接着剤を使用したので、少し汚くなっていますが、問題ありません。
015_20190922143301

次回から、Gノーズを製作して行きます。

2019年9月18日 (水)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その5・木暮柚葉のフィギュア ④塗装

塗装は、下地にピンクサフを吹き、顔や手足、内側の服装から行います。使用する塗料は、基本的に水性のファレホです。
053_20190918055701

スカジャン、スカート等を塗装します。
054_20190918055801

細部を塗装して完成です。写真に撮ってクローズアップするとアラなども見えますが、実物は5センチ強の小さなフィギュアなので、肉眼で見る限り鑑賞に十分堪えると思います。
058_20190918055901

次回から、フェアレディ240ZGワークス仕様の製作に移ります。

2019年9月17日 (火)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その4・木暮柚葉のフィギュア ③頭部の製作

エポキシパテで大まかな形を作ります。フィギュアの製作に手慣れた方は、パテが硬化する前に顔の形を仕上げることができるようですが、私にはとても無理なので、造形は硬化後に行います。
041_20190917031301

目や口を油性ペンで書き込んで、顔の形を整えます。写真にはありませんが、この後、髪の毛の間から少し覗く耳などをプラ棒で製作します。
043_20190917031401

髪の毛をエポキシパテで製作します。前髪の一部や跳ねた髪など細部の造形にはプラ棒を使います。束ねた後ろ髪は、簡単に折れないように、洋白線を芯に埋め込みました。
048 
045_20190917031501

ボディと合体させます。なお、ボディの方も、スカジャンのファスナーの取っ手や手首に巻いた数珠(?)などディティールを追加しています。
051_20190917031601

次回、塗装してフィギュアの完成です。

2019年9月16日 (月)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その3・木暮柚葉のフィギュア ②上半身の製作

胴体の芯になるプラ棒を脚部の上に接着します。真ん中の細いプラ棒が首になります。さらに、腰の周りにスカートの骨組みとなる洋白線を取り付けます。この辺りの製作方法は「クレア先輩」と基本的に同じです。
016_20190916055501

スカート部分について、「クレア先輩」のときは、骨組みに直接エポキシパテを盛って成形しましたが、今回は、骨組みを包むようにプラ板を貼り付けました。
020_20190916055701
022_20190916055701

腰との隙間を埋めるとともに、プラ板の硬さをなくして自然な布の感じを出すため、表面に変化を付けます。真上から見ると、スカートの端などがやや不規則に曲がっているのが分かるでしょうか。
023_20190916055801
026_20190916055901

胴体の芯にエポキシパテを盛り、Tシャツ(orトレーナー)を着せます。
0281
030_20190916060101

その上に着るスカジャンは、まずプラ棒で枠を組み、これを包むようにエポキシパテを盛りつけて成形します。
031_20190916060201
033_20190916060201

両腕の芯となるプラ棒を接着し、その上にエポキシパテを盛ってスカジャンのポケットに手を突っ込んだ姿を再現します。
037_20190916060301
039_20190916060301
040_20190916061401

溶きパテで表面を整え、上半身は概ね完成です。
047_20190916060401

次は、頭部を製作します。

2019年9月14日 (土)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その2・木暮柚葉のフィギュア ①脚部の製作

全体のバランスを考慮し、脚部から製作します。使用したのは、以前製作した「クレア先輩」と同じタミヤ1/35の「イギリス軍空挺兵 小型オートバイセット」に入っている立ち姿の兵士のフィギュアの脚です。女性の脚とは太さが全然違うとはいえ、凛とした立ち方が共通しているので、ベースには丁度よいと思います。
002_20190914064801

ひたすら削り、細くします。ただし、女性の脚であることを忘れず、ただの棒のようにならないよう注意も必要です。写真は加工途中で、実際はさらに削り込んでいます。
004_20190914064801

靴をバスケットシューズに加工しておきます。「クレア先輩」の時は、ライダーブーツの加工を後回しにして、結構苦労した覚えがあります。バラバラ状態の方が加工しやすいのは当然ですね。
005_20190914065001

削り込んだことで、内股の部分にパーツの肉抜き穴が露出しますので、パテで埋めておきます。
009_20190914065101

左右の脚を、間隔や角度を調整しながら貼り合わせ、補強するために隙間をプラ板で埋めておきます。膝やふくらはぎなど、若干削り過ぎた感のある部分をパテで修正しています。
014_20190914065201

次回は、胴体部分などを製作します。

2019年9月13日 (金)

ぜっしゃか!2巻表紙の情景 その1・プロローグ

漫画「ぜっしゃか!」2巻の表紙の情景を、1巻に続き製作します。1巻の情景を製作した以上、続巻の製作はある意味当然であり、大袈裟に言えば義務なのかもしれません。

さて、2巻の表紙はこれです。
005_20190913033801 

フェアレディ240ZGワークス仕様をバックに、主人公・百瀬莉子(1巻表紙に登場)のクラスメイトである木暮柚葉が描かれています。背景は、物語の舞台となる私立四ツ輪女子学院がある「かもめ島」の灯台です。
007_20190913034001

ところで、1巻の表紙絵は近景だったので、そこに描かれているもの全てを製作すればよかったのですが、2巻では灯台のみならず空や雲など遠くの景色が描かれており、どこまで製作すべきか、また、できるのか悩ましいところではあります。

ともかく、次回より木暮柚葉のフィギュアから製作して行きます。

2019年9月11日 (水)

第33回 関西AFVの会 その2・単品車両作品

続いて、単品の車両作品で気になったものを紹介させていただきます。

以前も述べたように、私はM48/M60系列が大好きです。このマインプラウ付のM60A1は単にカッコいいだけでなく、満載の荷物がこの車両の置かれた状況を想像させてくれます。
041_20190911013301 
042

シリア軍仕様のT55で、上記のM60A1と同じ方が製作された作品です。フルインテリア(内部再現)キットの完成品ゆえに、車内を見せるために砲塔を外して展示されていました。オイル汚れなど塗装もリアルです。
052_20190911013501 
051_20190911013501

ドイツのプーマIFV(装甲歩兵戦闘車)です。現在も開発中の最新車両で、いかめしい無人砲塔が魅力的です。
068_20190911013601
071_20190911013601

一気に時代が遡りますが、第一次世界大戦でイギリス軍が使用したマークAホイペット中戦車です。展示ベースが英国ではなく、実物が展示されている博物館のあるベルギーの国旗になっているのが面白いですね。
055_20190911013701 
056_20190911013801

旧帝国陸軍のちよだ應型装甲車と、試製軽装甲車です。ともにレジンキットのハイレベルな完成品で、展示ベースも素晴らしいと思います。
015_20190911013801 
016_20190911013801

ドイツ軍の軍用貨車の上にⅣ号戦車の車体上部を設置した列車砲(?)です。正直、このような車両が存在することは知りませんでした。
010_20190911013901

鉄道繋がりでもう一つ、旧帝国陸軍の装甲小型モーターカーだそうで、こちらも初めて見ました。まるで日の丸弁当のようなスタイルが、かえって新鮮です。
007_20190911014001

以上、個人的に気になったものだけを紹介しましたが、もちろんタイガーやシャーマンといったメジャーどころにも素晴らしい作品があったことを、念のために申し添えておきます。いずれにしても、やはり自分も作らなければと、あらためて思いました。

2019年9月 9日 (月)

第33回 関西AFVの会 その1・情景作品等

去る9月8日、今年も関西AFVの会を見学させていただきました。昨年に続いて自分の作品はなく見学のみです。全体の内容は他の方に委ねるとして、個人的に好きな作品のみ紹介させていただきます。

Road to Singapore(シンガポールへの路)」と題された九七式軽装甲車のビネット作品で、真上から撮った写真です。
058_20190909232801

ヤシの葉や車両に満載の小物、添えられた自転車など、アクセサリーの使い方も見事です。コンパクトでも人を魅了するお手本のような作品です。
006_20190909232901
060

ベルリン市街に掛けられた鉄橋の上で繰り広げられる戦闘シーンを再現した情景です。とにかく、その大きな鉄橋の造形に惹きつけられました。
038_20190909233001
036_20190909233001

同じ市街戦でも、こちらは朝鮮戦争時のソウルの情景です。当時の街の特徴なのでしょうか、数多くの電線や市電の架線が目に付きました。臨場感あふれた素晴らしい作品です。
021_20190909233401
022_20190909233301
020_20190909233301

ACTION」と題されたこちらの情景は、映画のワンカットのような作品です。全体のバランスはもちろん、個々のシーンの構図がとてもよくまとまっています。写真3枚目の黄色い自動車は、よく見るとベレットGT-Rですね。
061_20190909234501 
062_20190909234501
063_20190909234501

並んでいる戦車は、アメリカ軍のM3と、イギリス軍のバレンタインですが・・・・
026_20190909234701

その前方には、ドイツ軍のハーフトラックが配置されており、これら車輛を牽引してきたのでしょう。今回の会のテーマが「レンドリース~」ということで、友好国に供与された車両を登場させ、その上でこれら車両が最後はドイツ軍に鹵獲されたという設定ですね。アイデアというか、スポットの当て方が秀逸だと思います。
025_20190909234801

次回は、単品車両で目に止まった作品を紹介します。

2019年9月 4日 (水)

ゴルフGTI エッティンガー 1600E/16 (フジミ1/24改造) 最終回

展示ベース・ケースは、WAVET・ケース(M)を使用しました。
018_20190905150701
001_20190904150501

ネームプレートはA-oneの「手作りステッカー・メタリックシルバータイプ」から製作しました。「oettinger」のロゴはネットから拝借したものです。
004_20190904150601

最終回ということで、これまで触れていない製作上の留意点などをまとめて述べます。
019_20190904150701

ヘッドライトは、「その8」では、内側2灯のリフレクターにハイキューパーツのクリアドームを使用するとしましたが、やはり外側2灯とのバランスを考慮し、結局、同じバルケッタ製のライトレンズとリム・リフレクターの小径のものを使いました。
032_20190904150801

ホディのクリア塗装は、クレオスの「スーパークリアⅢ」を使用したのですが、少しだけ新たな試みを行いました。通常は2倍程度に希釈して大体4~5回吹くのですが、今回は5倍位にシャビシャビに薄めて12回ほど重ね吹きました。回数を実際に数えていたのではなく、1時間おきに吹いて丸1日掛かったので、おそらくこれ位であったろうと思います。要は、所定の分量を吹き切るまで吹いたということです。使用したクリア塗料の量そのものはいつもとほとんど変わらないので、クリア層が厚くなったわけではありません。
013_20190904150901

目論みとしては、1回で塗るクリア塗料を極端に薄くして、中研ぎ後の平滑な塗装面が柚子肌になるのを防ごう、ということです。もちろん、シンナー分の揮発にともなう塗装表面の収縮を完全に無くすことはできません。 結果、一部に荒れた部分もありましたが、塗装後のペーパー掛けがほとんど不要になり、一定の効果はあったと言えます。
020_20190904151001

一方で、問題がなかったわけではありません。写真にも写らないぐらいパッと見ただけでは分からない程度なのですが、サンルーフを消した際の溶きパテ処理を行った箇所がヒケるという現象が起きました。言い方が変かもしれませんが、普通のヒケ方ではなく、見事に、と言うか綺麗に、という感じです。おそらく、シャビシャビに溶いたクリアのシンナー分が作用したものと思われます。よって、これを防ぐには、パテ埋めの処理を瞬着系などのパテで行うか、パテ埋め処理がほぼ不要なボディの場合にのみ、この塗装方法を用いるか、ということでしょう。
029_20190904151101

最後に、お気づきでしょうか。タイトルの車名が前回までと変わっています。「16S」を削除し、「1600E/16」としました。製作の過程で分かったのですが、「16S」というのは、「その2」で述べたBBSエアロ装着車、すなわちフランスのVWディーラーがエッティンガーに発注したコンプリートカーに付けられた固有の名称のようなのです。当初はこれを製作するつもりだったのを、ZENDERエアロ車に変更したことは「その2」で述べた通りです。ちなみに、「1600E/16」というのは、エッティンガーによる1.6リットル・16バルブエンジン単体の名称で、これを積んだゴルフの名称にも使われるようです。
過去のタイトルまではあえて変更しませんが、最終回に到り訂正させていただき、本編を終わります。
025_20190904151201 

2019年9月 2日 (月)

ゴルフGTI 16S エッティンガー (フジミ1/24改造) その13・完成

ボディの細かい外装品を取り付けて、いよいよ完成です。ホディカラーは、フィニッシャーズのCLKシルバーとライトガンメタルの混色です。もう少しシルバーが強い方が良かったかな、とも思うのですが・・・・
024_20190902163101
008_20190902163101

UVレジンで複製したウインカーレンズは、クリアーオレンジで着色後、裏面にタバコのパッケージの銀紙を貼り付けています。念のために予備を作りましたが、使うのは2個です。
002_20190902163201
023_20190902163301

ワイパーは、キットのアーム部分を細くして使用し、ブレードは0.5ミリと0.3ミリのプラ角棒で自作しました。写真左がキットのパーツ、右が加工したものです。リアワイパーも同様の加工を施しています。
086

ドアノブは、プラ棒を積層して製作しました。
082_20190902163501

ウォッシャーノズルは、伸ばしランナーを加工したもの、アンテナは、塗装前にボディから削り取ったものを使用しました。
021b

フロントグリルの「oettinger」のエンブレムと、前後のナンバープレートの意匠は、いつも展示ベースのネームプレートに使用するA-oneの手作りステッカー(メタリックシルバータイプ)から製作しました。エンブレムの方は、黒に白抜きの文字を印刷することで、ステッカー地の銀色が浮き出ます。(写真では白っぽく見えますが、ほどよくツヤの消えた銀色です。)なお、厚みが増す保護フィルムはエンブレムのみに使用しています。エンブレムなどは、ミニ・レコルトモンツァの時に、デカールにジェルクリアを盛った位なので、厚みが多少あった方がよいと思います。
017_20190902163701 
025_20190902163701

次回、展示ベースを製作し、雑感を述べて製作記を終わります。

2019年9月 1日 (日)

ゴルフGTI 16S エッティンガー (フジミ1/24改造) その12・シャーシ(マフラー)の製作

シャーシについては、前々回の車高調整を除くと基本的にキットのままですが、唯一、マフラー、サイレンサーを変更しました。完成後も、実車同様によく見える箇所なので、手の加え甲斐もあります。
001_20190901162101

装着されているのはCOXのステンレスマフラーだと思われます。マフラーはアルミパイプ、サイレンサーは円形のプラパイプから加工しました。筒の継ぎ目(?)も0.2ミリのプラペーパーを細切りして再現しています。
073_20190901162201

キットのマフラーパーツ(写真左)との比較です。両端のフチ部分が少し太すぎたようですが、このままとします。
070_20190901162301

シャーシに取り付けます。エキゾーストパイプは、キットでもいったん途切れて適当なので、取回しは省略しました。005_20190901162401
004_20190901162401

次回は、ホディの小物類を製作して完成です。

« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

無料ブログはココログ