イッコー・イオタで作るミウラJ その4・フロントカウルの製作 ①ノーズ(グリル)
ノーズに開いたグリルの形状は、通常のミウラやイオタとは異なります。まず、加工しやすいように奥に穴を開け、さらにグリルの開口部分を若干拡大しました。
(加工前)
(加工後)
フロントスポイラーは、イオタのような1本ではなく、左右に分割されたものが付きます。プラ板で一から製作する手もありますが、今回はあえてボディにモールドされているスポイラーを流用することとし、真ん中の1/3ぐらいを切り取ります。
裏返してみると、切り取ったはずのスポイラーの真ん中の部分が残っているのが分かります。本来、スポイラーを切った箇所は、ノーズ下面と面一にならないとおかしいですよね。要するに、スポイラーより奥は、ノーズ下面の厚さが不足しているということです。
グリルの中央部分を、曲げたプラ棒で製作します。
ノーズ下面の厚みを増すだけであれば、エポキシパテを盛ればよいのですが、ここには4つの楕円形のエア・インテークがあります。これを再現するため、インテークの形にくり抜いたプラ板を貼り付け、これを土台にパテを盛り付けて成形することにします。
スポイラーの間からノーズ下面のエア・インテークが見えますね。
グリルの補助灯側にもRがありますので、曲げたプラ棒を接着して再現します。
ノーズ下面にエポキシパテを盛ります。なお、エア・インテークは穴を開けた方が実感があるのですが、今回はあえてモールドとして処理することにしました。その方がイッコーらしいと思います。
次回、引き続きフロントカウルを製作して行きます。
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