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2020年1月 9日 (木)

スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その3・デメキンの製作 ①ボディ

ブログの更新が滞りがちですが、実はパソコンを買い替えたため、データの移行などに時間を割かれたのが一因です。これまでのOSがウインドウズ7だったので、サポートが切れる直前の駆け込み購入です。
 
さて今回は、アリイ1/32のスバル360を「デメキン」と称される初期型に改造します。キットは65年ごろの中期型を再現しており、初期型との最大の相違点はヘッドライト回りです。また、このキットのホディはスバル360らしい丸みがやや足りないので、その辺りも修正しつつ製作します。

まず、フロントフード下部の形状を修正します。写真の右がキットの状態、左が削り込んだものです。
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ノーズ先端は、もう少し丸みがあり、下端が絞り込まれた形状をしているので、ボリュームを増す加工を施します。いきなりパテを盛っての成形は難しいので、ガイドとなるプラ棒を貼り付け、その隙間をパテで埋めることにしました。この辺りの加工は、キットの中期型を製作する場合でも有効でしょう。
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加工途中の写真がないのですが、バンパーをカットした上でノーズに丸みを付けます。ライト回りには、WAVEの「プラ=パイプ(グレー)」の肉薄7.0mmを埋め込みます。このパイプの内径が6.2mmで、6.0mmのパイプで製作するライトがちょうど収まります。パイプは、キットの元のライト穴より少し下で、ボディの真ん中寄りになるように、ボディ側を削って取り付けます。
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フロントフードの六連星のエンブレムですが、キットのデカールは使わず、というか色が黄色で使えないので、極細のプラ棒などを使って製作しました。十字の星の部分はプラのメッシュをカットしたものです。少々オーバースケール気味ですが、立体感があって良いと思います。
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リアサイドのインテークは、ボディに直接スリットが入った中期型以降とは形状が異なります。ボディのスリット部分を切り抜き、WAVEの「モールド・プレート(1)」をカットしたものをボディ裏側から取り付けます。
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リアフードの冷却口は、キットのような2段のスリットではなく、横型ルーバーが付きます。これの再現にも「モールド・プレート(1)」を使用するのですが、隙間をより深く削り込んでいます。もちろん、事前にリアフードのスリットはパテで埋めておきます。
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写真では分かりにくいかもしれませんが、フロントだけでなく、サイド下部からリアフェンダーにかけて、相当程度削り込んで丸みを付けました。あとは、三角窓の基部の製作、リアのホイールアーチ前部に付く飛び石防止用オーナメントの形状変更などの細部を加工して、ボディは完成です。
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ボディの基本塗装を行った状態です。この後、中研ぎをして半ツヤクリアを吹きます。フロントフード下の「SUBARU」のオーナメントなどは、自家製デカールです。
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次回は、室内とバンパーを含むシャーシ、タイヤ・ホイールなどを加工して、スバル360の完成です。

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