イッコー・イオタで作るミウラJ その11 ・車高調整
まずフロントタイヤですが、そのまま装着すると、ご覧のように向こうが見えるほどの隙間ができます。前作レストア編で述べたように、元々モーターライズゆえに走行に支障を来たさないよう十分なクリアランス確保が必要だったためと思われます。
そこで、前作同様、アッパーアームが付いている電池ボックスを底上げすることで車高を下げることにします。ただし今回は、ホイールが前作で使用したキットのものより小径で、そのままではロワアームに引っ掛かって入らないので、シャーシ一体のロワアームをプラリペアで補強の上、下面を中心に削ります。
結果、フロントの車高はこの程度まで下がりました。
次にリアタイヤですが、そのまま取り付けるとこのようになります。この写真だけを見ると、このままでも良さそうですが、フロントの車高を下げたことで少しヒップアップ気味になるので、リアも下げます。
製作の趣旨から、キャンバーを付けるなどの凝ったことはしないので、車軸の穴を上に開けるだけの簡単な加工で済むと高をくくっていたのですが、いざタイヤを取り付けようとすると、シャーシのタイヤハウス上面に当たって入らないことが判明したので、これを削り取りました。上の写真が元のキットの状態、下が加工したものです。
何とかリアも下がりました。
全体はこんな感じです。
もちろん、ステアも可能です。
次回は、イマイチよく分からず、どう処理しようか悩む室内です。
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