スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その4・デメキンの製作 ②室内
キットのステアリングホイールは、樹脂製2本スポークの61年型以降の仕様で、それ以前は金属の3本スポークとなります。キットのパーツを利用し、スポークを金属線に置き換えるのですが、最初に全てのスポークを取り除いてホイールとホーンを切り離してしまうと加工が難しくなるので、順番に1本ずつ張って行きます。まず、ピンバイスでホイールを貫通し、ホーンに穴を開けます。
開けた穴に金属線を取り付けます。
キットのスポークをカットし、1本目と同様に2本目の金属線を取り付けます。
最後に3本目を取り付けて、張り替え完了です。あとは、はみ出した部分を整形しておきます。
完成したインパネの写真です。加工途中の写真を撮り忘れましたが、メーター回りなどインパネの形状もかなり改造しています。
こちらも完成写真になりますが、シートはキットのパーツを使用して、前後ともセパレートタイプに改造しています。なお、内張ですが、初期のスバルにはキットのような内張はなく、骨格にグローブボックスのようなものが前部に付いたタイプとなっています。写真はないのですが、キットの内張部分をカットしグローブボックス付の骨格をボディ側に直接取り付けています。
後部シートの位置が、キットのままでは前に寄りすぎています。シート全体がホイールハウスの前に付くような形になっているのが原因で、シートの両サイドを削って実車同様にホイールハウスの一部が覗くようにして後ろにずらせました。
前回のブログで、今回で「スバル360の完成」と説明しましたが、次回、タイヤ・ホイールなどの製作をもって完成に漕ぎつけます。
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