« スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その1・プロローグ | トップページ | スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その3・デメキンの製作 ①ボディ »

2020年1月 5日 (日)

スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その2・青山京子さんと少年のフィギュア

青山京子さんという女優の存在を知ったのは、このカタログによってです。私が生まれた数年後には、かの小林旭さんと結婚して引退されたので、現役のころのご活躍は全く知りません。無名の女性モデルなどであれば、フィギュアを製作する方も気が楽だったのですが、往年の名女優と知って少し気が引けたのも事実です。

とは言え、もう出来上がっているので、説明を続けます。フィギュアのベースは、マスターボックスの女性と子供のもので、まずは身長を伸ばしたり、大体のポーズを決めたりします。
001_20200105191301 

フィギュアの製作は、実際にはスバル360の製作と平行して行います。実物写真をよく見て、人物のポーズはもちろん、車体との位置関係など細かく調整する必要があるからです。フィギュアの製作途中でも、割とこまめに車体と並べて具合を見ました。
005_20200105191401 
007_20200105192401

ポーズなどが決まったら、個々のフィギュアの製作を進めます。パンツスタイルはエポキシパテを盛って再現します。
010_20200105191601 

カタログ写真では今一つよく分からなかったのが髪型です。当時の女性の流行りの髪形がどんなものかをネットで調べてみたところ、昭和30年代の「婦人画報」などで「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンのような髪型が紹介されていましたので、これを参考にパテで成形しました。
012_20200105191701
008_20200105191701
 
ベースのフィギュアの顔は彫の深い外国人なので、おでこや頬などを削ります。女優さんだからというわけでもないのですが、鼻筋は通っている方がよいと思い、ほぼそのままとしました。
018_20200105191901 

塗装途中の写真がなかったので、いきなり完成写真です。使用した塗料は、いつもの水性ファレホです。そっくりさんになったかどうかは微妙ですが、私にはこれが限界です。
019_20200105192101

少年の方は、ベースのものから脚、胴を伸ばして身長を高くしています。
009_20200105192601
015_20200105192601

こちらも塗装して完成です。
023_20200105192701

二体のフィギュアを並べてみました。それにしても、以前は兵士ばっかり製作していたのに、最近はもっぱら女性が中心という状況です。
057_20200105192801

ちなみに、カタログには他のカットも載っており、塗装の際には大いに参考になりました。
059_20200105193001

次回は、スバル360の改造です。

« スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その1・プロローグ | トップページ | スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その3・デメキンの製作 ①ボディ »

スバル360・58年後期型」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その1・プロローグ | トップページ | スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その3・デメキンの製作 ①ボディ »

無料ブログはココログ