スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景 (アリイ1/32改造) その5・デメキンの製作 ③タイヤ・ホイール等~完成
ホイールカバーは、キットの中期型以降のものとは形状が異なります。そこで、リムを含むホイール本体は同シリーズのスズキフロンテのものを使用し、別途カバーを自作することにしました。まず、プレスラインのモールドを再現した原型を作ります。コトブキヤのモデリングサポートグッズから適当な径のものをチョイスして組み合わせたものです。
原型を「型取くん」に押し付け、型を製作します。
UVレジンを型に流し込んで複製したものがこれです。使うのはもちろん4つですが、出来の良いものを選べるように予備を製作しておきました。
タイヤ、ホイールの完成写真です。この時期のホイールはボディと同色に塗装されているようで、リムにそれが現われます。ホイールカバーに覗くタイヤバルブは、伸ばしランナーで製作したものです。タイヤは、キット付属のものではなく、贅沢にも1/43用でトレッドが狭い旧車のものを使用しました。表に「DUNLOP」のロゴまで入っていますが、ホワイトリボン塗装の邪魔になるので裏返しています。
前後バンパーは、中央に溝があり、そこにアルミ製のバンパーベルト(59年後期型以降はスコッチライトテープ)が通る構造になっています。H型のプラ棒を車体のラインに合わせて曲げ、上下にプラ板を貼りバンパーの形に削ります。黒に塗装した後、溝に金属線を取り付けます。
ドアノブは、アルミパイプを削り出したものです。
その他、前後のライト、マーカー類を製作したのですが、加工途中の写真が見当たらないので、完成写真でご覧ください。三角窓の支柱は洋白の帯棒、ワイパーは1/43のエッチングパーツです。また、キットのままでは車高が低すぎるので、シャーシ裏を加工し、相当程度上げています。それゆえによく見える前輪のタイロッドも金属線で再現しました。
次回、ベースを製作して情景の完成です。
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