イッコー・イオタで作るミウラJ その9・サイドシルの加工
ミウラJを再開します。ボディは、ひとまずサフを吹き終えた状態で止め、シャーシ、足回りに移ります。
キットのシャーシを横から見たところです。サイドシルの上に前後2本の爪があります。
この爪が曲者で、ボディを被せてみると、はめ込んだサイドの反対側は、このように爪がはみ出します。無論、ボディはプラなので押し込めば済むのですが、その分、サイドが広がってしまい、せっかく下部を削って絞り込ませたのが無駄になってしまうわけです。
そこで、この爪を取り払い、ややはみ出し気味となるサイドシル上側を削るために内側にプラ棒を貼ります。合わせて、リア側のインテークはミウラJにはないので削り取るとともに、前回紹介したリアカウル前端が収まるスペースを設けました。
さらに、サイドシルの前後には、リベット打ちされた補強板のようなものが見受けられますので、これをプラ棒で再現します。
特に前方の補強板は、実車写真(雑誌のコピーから一部抜粋)を見るとフロントカウルに斜めに食い込むような形になっているようです。
実車写真とは反対のサイドになりますが、こんな感じでしょうか。隙間が開いているのは、ボディを軽く被せただけだからです。
続いてシャーシには、車高調整のための加工が必要となりますが、その前に、次回はタイヤとホイールを紹介します。
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