イッコー・イオタで作るミウラJ その14 ・外装パーツ等の製作
フロントグリル(バンパー)は、キットのパーツを利用して製作することにします。ウインカーなど、できるだけイッコー製のプラモデル感を残したいからです。
そのままでは、ボディ側のグリルパネルが干渉してはめ込むことができないため、ウインカー部分などを残して上部をカットします。
グリル開口部は、開けっ放しでラジエターなどが丸見えという説もありますが、手元の資料やミニカー等では金網で塞がれているので、これを再現します。といっても大したものではなく、開口部の形状に切り出したプラ板に金属メッシュを貼ったものを取り付けただけです。通常の製作であれば、メッシュは抜けている方がリアルなのでそれだけを使うのですが、今回はあえて「モールドされたプラパーツ」感を出しました。
ボディに取り付けると、こんな感じです。
フロントカウル上部のアウトレットに、プラ棒に金属線を差し込んで製作したキルスイッチを取り付けます。こちらもプラパーツ感を出すため、シルバー塗装をしてから取り付けます。写真右の丸いものは、コトブキヤのモデリングサポートグッズから持ってきたフィラーキャップです。
ダブルアームのワイパーは、当初はプラ棒で完全に自作するつもりだったのですが、たまたま似た形状のワイパーのパーツを見つけたので、これのアーム部分を使いました。元は何のパーツかと言いますと、以前製作したタミヤのCR-Xのリアワイパーです。本ブログでも紹介したように、製作したのがリアワイパーのない廉価版の「1.3」だったので、このパーツが余っていたということです。
写真左の2個のパーツは、ドアハンドルとプッシュ式(?)ノブを一体化したものです。ドアハンドルは金属線の方がリアルなのですが、あえてプラ材とし、また、厳密にはこれらは別々に取り付けられているものですが、こちらもプラモデル感を出すためにあえて一体パーツとしました。写真右の四角いパーツは、トランクのキー部分に取り付けられたものですが、実は何かよく分かりません。ナンバー灯のような気もするのですが。
ミウラJのテールライトは、リアカウル製作時にも述べたように、初期のタイプのものとなります。キットの後期型のパーツ(上写真)をベースに形状を変更し、レンズをプラ板で製作しました。ここでも、透明プラ板などは使わず、下地にシルバー、上からクリアレッドなどを塗装することにします。
こちらは、リアエンドに開いたアウトレットの金網部分のパーツです。フロントグリル同様に、プラ板に金属メッシュを貼り付けました。塗装後に内側から取り付けるために、接着しろを設けています。
リアエンドの下部内側を製作します。写真上がキットのパーツですが、こちらは流用せず、プラ板から製作することにしました。中央に金網があるので、金属メッシュを貼ったプラ板で再現します。丁寧にプラ帯棒で外枠も付けています。
2本の長さの異なるマフラーパイプが、それぞれ左右から顔を覗かせますので、プラパイプで製作しました。こちらもシルバー塗装後に取り付けます。
フェンダーミラーについては、写真はありませんが、ハセガワ1/24のミウラのものを流用することにしました。ちなみにこのミラーパーツは、通常版ではオプション扱いで、さらにはゴールドレストア版などでは、不要部品とされているものです。
次回は、ボディなどの塗装から、一気に完成に持ってゆきたいと思います。
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