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2020年2月16日 (日)

スバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その4 ・ フロントフード等の加工

今回新たに製作するスバル360は、サイドフラッシャーの付いた67年式のスーパーデラックスとします。前回の記事を踏まえ、まずはボディの修正から始めます。本来、製作初期の段階でサフを吹くことはあまりないのですが、今回は修正箇所を分かりやすくするために、あえて先に吹いてみました。

最初に、フロントフードのスリットの数を増やす加工を行いました。67年式の実車のスリットの数は11本ですが、このキットには、大きさの都合もあってか、7本しかありません。それで、一応数を増やしてみたものの、10本という中途半端な出来になってしまいました。のっけから恐縮ですが、この加工は、はっきり言っておすすめしません。ハセガワ1/24の最終型のようにスリットがないならまだしも、数が少ないとは言え、ちゃんとあるので、模型としてはこのままでもよいと思います。
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気を取り直して、前回指摘したフロントフード下部のラインを修正します。まず、削る箇所を油性ペンで塗ります。
Img_1974

フロントフードとノーズを丁寧に削り、スジ彫りを入れ直します。
Img_1986

次に、ノーズ下部を膨らませるのですが、微妙な曲線ラインとなっていて、いきなりパテを盛り付けての加工は難しいので、ガイドとなるプラの帯棒を貼り付けます。
Img_2004

貼った帯棒の間を埋めるように、瞬着パテを盛ります。また、この後、バンパーをカットするとともに、両端の角をかなり削ることになるので、事前にボディ内側にプラリペアで裏打ちしておきます(もちろん瞬着パテでも構いません)。
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表面を整えたところです。瞬着パテを盛った面には気泡ができがちなので、溶きパテで修正します。また、パネル下部に、バンパーステーが通る切り欠きを入れておきます。
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なお、パネル下部は、中央がやや膨らんだやや複雑な形をしています。裏から見て分かるように、その辺りも再現したのですが、バンパーを取り付ければほとんど隠れてしまう箇所でもあるので、ここまでこだわる必要もないと思います。それにしても、裏打ちしたプラリペアが露出するほど角を削っています。
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加工前のボディと比較してみました。結構、印象が変わったのがお分かりいただけるでしょうか。
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次回は、ヘッドライト回りを製作します。

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