スバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その11 ・ インパネ等の加工
引き続き内装関係です。まず、インパネですが、67年式の場合は上半分が黒のパッドで覆われていますので、プラ棒やスジ彫りで再現し、その上の灰皿(の蓋)もプラ板で追加しておきます。ライトなどのタンブラースイッチをモールドから虫ピンに置き換え、スーパーデラックスならではのシガーソケットも、その下に設けました。助手席前の手すりも金属線に換えています。さらに、ステアリングシャフトに付くウインカーレバー(?)も、極細の虫ピンの頭にプラリペアを盛ったもので製作しました。
キットの元のパーツ(写真左)との比較です。
キットのステアリングホイール(写真左)には、ホーンリングが付いているので、これを取り去ります。ホーンボタンの形状も異なりますので、コトブキヤのモデリングサポートグッズからそれらしい形のものを持ってきました。
ドア内部と一体の内張パーツは、シャーシに直接取り付けるようになっていますが、取り付け位置のガイドとして、フロアとフロントのタイヤハウスに突起があります(写真の赤丸部分)。
これが実は曲者で、ガイドに沿って所定の位置に取り付けたものを外側から見るとこうなります。内張の下がサイドシルからはみ出し、両端の爪のような出っ張りと相まって、ボディの下端を末広がりにしてしまうのです。これでは、サイドシルを削った意味がありません。
よって、内張外側の爪やシャーシ側の突起はすべて削ります。ついでに、前回の後部シートを下げたことで露出したフロアのへこみ部分などを塞いでおきます。また、いつもの加工ですが、モデルを台座などにネジ止めできるように、ナットを埋め込んでおきました。
内張には、ガラス昇降用のレギュレーターハンドルとドアレバーがモールドされています。そのままでもよいのですが、より実感を高めるため、また塗装のしやすさなどを考慮し、これらを一旦切り離します。無論、パーツはそのまま使用するので、丁寧に切り取り、整形します。
シフトレバーの基部を設けたセンターコンソールをプラ棒で製作し、フロアに取り付けます。シフトレバーは、虫ピンの頭にプラリペアを盛り、整形したものです。なお、写真にはありませんが、サイドブレーキも極細のアルミパイプで製作しています。
インパネ下のラゲッジシェルフや、足元のABCペダルも製作しました。これらは塗装後に取り付けますが、残念ながら完成後はほぼ見えなくなるので、あっさりとしたものに仕上げています。
次回は、今般の製作にあたり、新たに適当なタイヤを入手することができたので、これを紹介することにします。
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