スバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その14 ・ 内外装の塗装
更新が滞って、気づけばもう4月後半になっていました。他の作品を並行して製作しているのも遅くなった要因ですが、実はこの1~2週間、とあるパーツの処理に大変手間取り、悪戦苦闘していたのです。それに関しては次回で詳述するとして、今回は内外装の塗装について紹介します。
ボディカラーについては、オーソドックスなアイボリーと少し迷ったのですが、本作のスーパーデラックスにのみ設定されている「サテンブロンズ」にしました。おそらくスバル360で唯一のメタリック色で、一般的にはシャンパンゴールドなどと称されている色です。
ただ、実車の写真などでは、ほとんどシルバーに見えたり、ガンメタのような感じだったりと、色味がよく分かりません。このモデルの写真でもシルバーが強く出ており、実物はもう少しゴールド掛かっています。ちなみに使用した塗料は、タミヤラッカーのシャンパンゴールドをベースに、マイカシルバーを極少量混ぜたものです。
ルーフはもちろん白です。多少のタッチアップは必要ですが、まずまず綺麗に塗り分けられました。この後、リアのオーナメントなどの自作デカールを貼り、クリアを吹いて仕上げてゆきます。
室内に移ります。このボディカラーのシートや内張の設定色は、一見黒に見えるような濃いこげ茶色です。ベース色を塗装後、エナメルのフラットブラックでウォッシングしました。
アルミパイプで製作したサイドブレーキの頭には、伸ばしランナーを埋めてプッシュボタンを再現しています。なお、この年式ではOTでも、副変速機は付きません。
床は、センターコンソールをまたいで濃い赤色のフロアカーペットで覆われています。1/24であれば、布地のものを貼るのもありですが、1/32ではオーバースケールなので、塗装で再現します。ただし、塗装法は少し変わっていて、エアブラシの向きを塗装する面に対して斜めに、少し離して吹いて表面をざらつかせます。ボディなどを塗装した際に、内側がざらついてしまうことがよくありますが、それを意図的にやるわけです。
インパネはこんな感じです。加工時(その11)にも述べたように、上面は黒のパッドで覆われています。
メーターは、デカールを貼り付け後に、表面にエナメルのクリアを塗っています。あらためてキットを素組みしたもの(下の写真)と比べてみました。
あと、細かいパーツですが、ルームミラーのステーを金属線に換えました。
次回は、冒頭に述べたように、思わぬ落とし穴に苦労させられた話です。
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