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2020年5月

2020年5月24日 (日)

イッコー・イオタで作るミウラJ その17 ・ 完成

ミウラJの完成です。実のところは、残念ながら中止となった3月末の四国オー集に間に合わせようと製作していたので、とっくの前に完成していました。
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前から見たところです。ウインドウ越しにキャブのエアファンネルが見えます。
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大きく張り出したフェンダーが目立つリアスタイル。
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よく見ると、シェードの隙間からもエアファンネルが僅かに見えていますね。
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サイドから上面へ。このキットの特徴であるリアカウルの短さ、ルーフの細さなどがよく分かるカットです。
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展示ベースは、WAVET・ケース(M)です。ステッカーで製作したネームプレートは、レストア編と同様にパッケージを模したデザインとし、イッコーのロゴマークの中にある品番は「?」としました。
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一応、ミウラJの製作に関しては今回で終了ですが、昨年暮の記事「イッコー・イオタ再始動!」で触れたように、次回、このキットの発売時期などについて述べて終わりたいと思います。

2020年5月22日 (金)

イッコー・イオタで作るミウラJ その16 ・ 内外装の塗装

さて、ミウラJの記事を再開します。前回までで工作は一通り完了したので、塗装に移ります。まず、ボディカラーですが、製作を開始した当初は、おそらく実車がそうであったであろう明るめの赤に塗装するつもりで、クレオスのモンザレッドあたりの使用を考えていました。

いや、ちょっと待て。今回のコンセプトは、初回(その1)で述べたように、「イッコー模型が昭和52年に製品化していたら」だったはず。これも何度も紹介していますが、イッコー模型が発売したイオタの初版はメタリックの緑でした。架空とはいえ、そんなメーカーが発売するものがオーソドックスな赤でよいのか、という疑問が沸いてきました。
加えて、今回の製作で製品写真を参考にさせていただいたMAKE UPさん発売のIDEA製ミニカーでは、赤だけでなく、黄色やシルバー、メタ緑までラインナップされています。正統派のメーカーでさえ、モデルならではの遊び心が見受けられるのです。

悩んだ結果がこれです。写真では少し分かりにくいですが、赤は赤でも、メタリックです。使用したのはタミヤラッカーのピュアーメタリックレッドです。ルビーレッドのような濃いメタ赤も浮かんだのですが、やはり実車のイメージに引きずられました。
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基本塗装を終えた状態です。
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外装の小物パーツ類は粛々と塗装するのみですが、ひとつだけ変わったものを紹介します。ヘッドライトは、ご覧のようにリムとレンズが一体のメッキパーツです。
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レンズ部分を薄く溶いたエナメルのホワイトで塗装、中央部をぼかし、これまた薄く溶いたスモークグレーで墨入れします。ほんの一瞬でも、レンズ部分がクリアパーツのように見せようという目論見です。
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完成した室内、シャーシです。消火器(といっても半分ですが)の赤が目立っています。今回は、レストア編のようなエンジン細部や補器類の塗装はオミットしました。完成後は全く見えませんし、そもそも補器類は実車と異なるでしょう。
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次回、展示ベースと合わせて完成品のお披露目となります。

2020年5月20日 (水)

スバル360 (アリイ/旧LS 1/32) 最終回

金属線で製作したフロントタイヤのタイロッドを前回の最後で紹介しましたが、下から覗くと、ご覧のようにしっかりと見えます。
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さて、あらためて素組み完成品(左)と比較してみました。
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真横から見ると、車高の違いがよく分かります。
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前から見たところです。フロントフードやノーズの形状が異なります。バルケッタ製のヘッドライトパーツの効果もよく出ています。
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後姿です。何と言ってもテールライトの位置が大きく異なります。なお、製作記事で書き忘れましたが、給油口扉のキーは、さかつう製の「埋込みピン」で、バンパーの右下に見えるマフラーのテールエンドを、先端を楕円につぶしたアルミパイプで再現しています。
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細部を比較すると、自作のミラーやエッチングのワイパーのおかげで精密感が増しています。フード上のエンブレムの立体化もこだわったところです。ライトカバーを少し大きくしているのも分かると思います。
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最後に、展示ベースの製作です。まずネームプレートのデザインは、当初は簡単に車名を記したもので適当に済まそうと思っていたところ、今回の製作資料とした実車カタログの表紙が目に留まり、これを活用することにしました。それにしても、当時流行ったサイケデリックな色調が反映されているのか、今では考えられないような斬新なデザインです。
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表紙をスキャンした上、「’67 SUPER DX」の文字を加え、いつものようにステッカー化してケースに貼りました。ケースは、かなり前に購入したKID BOX製のコレクションケースで、1/43のミニカー用のものです。
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クリアケースを被せて元の紙箱に入れると、市販のミニカーのようですね。
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以上で、今回の「スバル360(アリイ/旧LS 1/32)」編は終了です。このキットの製作記事の決定版になったと言えば口幅ったいですが、みなさんの製作の参考になれば幸甚です。

2020年5月18日 (月)

スバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その16 ・ 完成 

予定より少し遅くなりましたが、無事完成しました。
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グレードがスーパーデラックスということで、モールやサイドオーナメントなど外装パーツの随所にメッキが施されているので、ハセガワのミラーフィニッシュで仕上げました。
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ワイパーは、SWASH DESIGN製のエッチングパーツで、軸に虫ピンを用い、その頭に接着しています。
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タイヤは、前回述べたように悪戦苦闘しましたが、ナローなコジマ製を使ってよかったと思います。もちろん(ホワイトウォールでなく)ホワイトリボンであれば言うことなしですが。
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フロントタイヤのタイロッドを金属線で再現しています。また、メンテナンス性を考慮し、ボディとシャーシの接合はネジ留めとしました。実際に外すことはまずないと思いますが。
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次回、展示ベースを製作するとともに、素組み完成品との比較などを行い、雑感を述べて終わりたいと思います。

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