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2020年5月22日 (金)

イッコー・イオタで作るミウラJ その16 ・ 内外装の塗装

さて、ミウラJの記事を再開します。前回までで工作は一通り完了したので、塗装に移ります。まず、ボディカラーですが、製作を開始した当初は、おそらく実車がそうであったであろう明るめの赤に塗装するつもりで、クレオスのモンザレッドあたりの使用を考えていました。

いや、ちょっと待て。今回のコンセプトは、初回(その1)で述べたように、「イッコー模型が昭和52年に製品化していたら」だったはず。これも何度も紹介していますが、イッコー模型が発売したイオタの初版はメタリックの緑でした。架空とはいえ、そんなメーカーが発売するものがオーソドックスな赤でよいのか、という疑問が沸いてきました。
加えて、今回の製作で製品写真を参考にさせていただいたMAKE UPさん発売のIDEA製ミニカーでは、赤だけでなく、黄色やシルバー、メタ緑までラインナップされています。正統派のメーカーでさえ、モデルならではの遊び心が見受けられるのです。

悩んだ結果がこれです。写真では少し分かりにくいですが、赤は赤でも、メタリックです。使用したのはタミヤラッカーのピュアーメタリックレッドです。ルビーレッドのような濃いメタ赤も浮かんだのですが、やはり実車のイメージに引きずられました。
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基本塗装を終えた状態です。
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外装の小物パーツ類は粛々と塗装するのみですが、ひとつだけ変わったものを紹介します。ヘッドライトは、ご覧のようにリムとレンズが一体のメッキパーツです。
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レンズ部分を薄く溶いたエナメルのホワイトで塗装、中央部をぼかし、これまた薄く溶いたスモークグレーで墨入れします。ほんの一瞬でも、レンズ部分がクリアパーツのように見せようという目論見です。
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完成した室内、シャーシです。消火器(といっても半分ですが)の赤が目立っています。今回は、レストア編のようなエンジン細部や補器類の塗装はオミットしました。完成後は全く見えませんし、そもそも補器類は実車と異なるでしょう。
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次回、展示ベースと合わせて完成品のお披露目となります。

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