ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その6 ・ スバル360(最終型) ②リア回りの製作
リア回りの修正、すなわちフェンダーに丸みを付けたり、テールライト用の窪みを埋めるなどといった基本加工は、これまでの作品と共通です。最終型の場合、リアフードのスリットの間に「SUBARU 360」と記されたオーナメントが、またデラックス以上のグレードでは、スリットを囲むように黒いモールが付きます。ただし、コンディションにより、これらが欠損している個体も散見されるので、今回はオーナメントのみが残っている状態を再現することにしました。自作デカールとミラーフィニッシュを組み合わせて製作する予定ですが、モールドとしてプラの帯棒を貼っておきます。
最終型の最大の特徴は、大型化されたテールライトで、もちろん自作することになりますが、前回述べたような理由で、こちらも複製するための原型を製作します。偶然にも、かなり前(LS時代)にカスタム(商用バンタイプ)を製作しようとして切り離したキットの後部が残っていたので、これを利用することにしました。テールライトの形状は結構複雑で、ハセガワ1/24のキットのものなどを参考にしています。
シリコーンモールドメーカーの型と、透明レジンで複製したテールライトのパーツです。
同様に複製したバックアップランプです。以前製作した67年式は丸型でしたが、最終型は角型です。
次回は、室内と、車高調整を行ったシャーシに移ります。
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