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2020年8月16日 (日)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その5 ・ スバル360(最終型) ①フロント回りの製作

表紙絵のスバル360は、初回(その1)でも述べたように、一般的に最終型と呼ばれている「52型」で、1968年の後半に登場したものです。スバル360のマニアの間では、デメキンと呼ばれる初期型は別格として、中期型の6364年式あたりが珍重されているようですが、私は、スリットのないシンプルなフロントフードを持つ最終型が結構好きだったりします。

さて、使用するアリイ1/32のキットの内容や製作に関しては、「スバル36067年式&キット総括」編で詳しく述べましたので、共通するボディのプロポーション修正などの加工についてはそちらをご覧いただきたく、今回は説明を割愛します。
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ここでは、最終型ならではの加工について説明します。まずフロント回りでは、フードのスリットが廃止されましたので、パテで埋めるとともに、最終型オリジナルのエンブレムを製作して取り付けます。
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こちらが製作したエンブレムです。もっと正確に言うと、エンブレムの原型です。
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この原型を「シリコーンモールドメーカー」で型取りし、透明レジンで複製します。実は、当初はワンオフで製作するつもりだったのですが、ある方からスバル360の製作依頼を受け、詳細はまだ確認しておりませんが、おそらく最終型と思われるので、複製できるようにしたというわけです。
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助手席側(左側)のフェンダーに、「オーナーズ・イニシャル・マーク」というオーナメントが付くのも最終型の特徴です。プラ板に鉄道模型用のエッチングパーツを貼って製作したものです。エンブレムもしかり、こういったパーツは塗装してから取り付けた方が塗り分けが楽ですが、何というか密着感が損なわれる気がするので、私の場合は先に接着します。
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フロント上部のベンチレーターを開いた状態にするので、ボディ側はパッキンのゴム部分が残るような形で開口し、中にプラ板で土台を製作します。
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プラ板などでベンチレーターの蓋の部分を製作します。
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ボディに合わせるとご覧の通りですが、こちらは塗装後に接着します。
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次回は、リア回りの製作です。

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