Sさんのスバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その2 ・ フロントフード等の修正
新年一発目ですが、年が明けてすでにほぼ1か月が過ぎました。今年も静岡ホビーショーのモデラーズクラブ合同作品展が中止となるなど、先行きの見えない状況です。
私の方と言えば、本作品も含め5作品を同時並行で製作していることから、ブログの更新もままならないのですが、他の作品も製作途中の写真だけはしっかりと撮影しているので、いずれ紹介したいと思います。
さて、Sさんのスバル360の続きです。実際の製作はもう少し進んでおり、今回の最大の関門であるリアフードの開閉に取り組んでいるのですが、それはまた後日として、フロント回りの修正から始めます。基本的には、以前の作品と同じで、まずはフロントフード下端とアンダーパネルの削る箇所を油性ペンで記します。
修正したものを、加工前と比較したものです。この時点ですでにフロントフードの形は決まるので、相当程度にスジ彫りを行っています。
次に、アンダーパネルに少しボリュームを加えるのですが、ラインを整えるためにガイドとなる0.3ミリ厚のプラ棒を貼り付けます。ウインカーのヘコミは2.5ミリ径のポンチで抜いた0.3ミリ厚のプラ板で埋めます。これら僅か0.3ミリ厚と侮るなかれ、実車寸法に置き換えると1センチ弱の厚さとなります。ちなみに以前の作品では、0.5ミリ厚のプラ棒などを使用したのですが、結局かなり削った記憶があります。
プラ棒の間を埋める形でパテを盛るのですが、ヒケ防止を考慮して今回はこれを使用しました。ガイアノーツ製の商品名「瞬間クリアパテ」という、シアノアクリレート系の瞬着パテです。
フロントフードのスリットも含め、パテ埋めを施し整形したのですが、如何せんパテが透明ゆえに、写真では分かりにくいですね。
前回の最後の写真と同じような角度でみたところです。もう少しアンダーバネルの下端を丸く絞るように削る必要がありますね。まあ、フロントバンパーでほとんど見えなくなる部分ですが。
次回、ヘッドライトカバーなど、フロント回りの製作を進めて行きます。
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