Sさんのスバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その3 ・ フロント回りの製作
ヘッドライトカバーをボディに取り付ける前に、ライトリムを装着するための加工を行います。リム・リフレクターは、バルケッタ製の「ライト反射カップ(小)」です。リムの方がほんの僅かに径が大きく、そのままではカバー内に収まりませんので、内側を削る必要があります。カットした虫ピンを電球に見立てます。
リム中央の穴に虫ピンを通し、さらにライトカバーに開けた穴に差し込んで固定します。もちろん実際に取り付けるのは、ボディ塗装後の組み立て段階です。写真にはありませんが、ライトレンズはリムに対応した同社製のものを使用します。
加工したライトカバーをボディに取り付けます。過去の作品同様、ボディ側のライト穴上部を削り、形状、角度などを慎重に調整しつつということで、結構時間を要する作業となります。さらに、取り付けた後も、ボディラインとの見合いなどでライトカバーの形状を整える必要があります。
ウインカー基部の取り付け、バンパーステーが通る切り欠きなどに加え、今回の作品で初めて行った加工があります。アンダーパネル中央のバンパーが当たる部分にプレスラインを施しました(矢印の部分)。実際は、バンパーやそれに付くナンバープレートでほぼ見えなくなる部分です。
そんなわけで、このプレスラインはハセガワ1/24のキットでも省略されていたりするのですが、何と、いにしえのバンダイ(旧イマイ)1/20のスバルヤングSSのキットには再現されていました。これは決して大きなヒケではありません(笑)。なお、このバンダイのキットは、いずれ本ブログで取り上げるつもりです。
次回、引き続き、リアフード開口前に行っておくべきボディ各所の加工を紹介します。
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