Sさんのスバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その5 ・ リアフードの開閉機構(試作)
ボディ側のリアフード部分を、別途切り出したリアフードと慎重にチリ合わせをしつつ、削り取ります。ヒンジ部分の切り欠きは、開閉用の金属ステーの干渉を避けるためのもので、実車にはありません。
内側からの見たところです。あえて少しだけダボ穴を残したのは、シャーシとの合わせ位置をしっかりと固定したいからで、エンジンルーム製作の際には、床で隠れます。
肝心の開閉機構ですが、スケール的に実車のようなヒンジのみで開閉させるのは困難と判断しました。当初、アルミ棒(パイプ)などを削ってヒンジを製作しようかとも、半ば本気で考えたのですが、何より強度的に不安で、とても人様にお渡しするものができると思えなかったのです。というわけで、金属線のステーをプラパイプで固定という、ある意味オーソドックスな方法で再現することにしました。
とは言え、ミニカーのような実車とかけ離れた開閉機構はご勘弁ということで、なるべく「ヒンジで開いている感」を出すことに努めました。
なお、リアフードの取り付け、すなわちステー等の固定は、エンジンルームの製作やリアフードのディティールアップを行ってからとなります。今回のステー等は、あくまで開閉機構を確認するための試作品で、もう少しきっちりと精度を高めたもの新たに製作します。
次回はシャーシも含めたエンジンルームの製作です。
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