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2021年12月15日 (水)

Sさんのスバル360 (アリイ/旧LS 1/32) その7 ・ エンジンの製作 ①シリンダー、キャブレター等

まず、実車のエンジンを見てみましょう。もちろんSさんのスバルそのもので、とても綺麗ですね。特徴的なのは、エンジン本体よりも、エアクリーナーやゼネレーターが手前に置かれ目立っていることです。
Dsc_0931

さて、製作に関してですが、今回はエンジンを単体で飾るわけではないので、要は見える部分だけを作るということになります。具体的には、リアフードから見て、エンジン背後にあるデフやミッション、排気系などは全く見えないのでオミットします。下手に作り込んで、見えずに徒労に終わるだけならまだしも、車体に収まらないとなったらシャレになりません。ちなみに、各部のサイズの割り出しには、実車写真の他にエブロ1/12のミニカーなどを参考にしました。

まずは、エンジン本体、シリンダーから製作します。プラ棒をベースに、プラ板を積層して作ったフィンを貼付けます。フィンの数は実車には遠く及びませんし、そもそも実物のシリンダーは2気筒で2つに分かれているのですが、アウトレットダクトを被せるとほとんど見えないので問題ありません。左側にプラ棒を残しているのは、作業する際の「持ち手」で、シリンダーヘッドのフィンをなるべく触らないようにするためです。
Img_4253

前述のように、見えない部分は再現しないので、裏側はこんな感じです。
Img_4254

次に、シリンダーに被せるアウトレットダクトを製作します。こちらも表側、すなわち見える部分だけです。上部の2つの円内に、プラグコードを挿す穴を開けています。
Img_4262

このダクトのおかげでシリンダーはほとんど隠れますが、奥の方にヘッド部分がチラッと顔を覗かせてくれます。
Img_4257

続いて、キャブレターです。プラ棒や金属線、市販のディティールアップパーツを組み合わせて製作したものです。シリンダーから伸びたマニホールドの先に取り付けます。
Img_4258

なお、写真ではクローズアップしているゆえに、総じて作りが荒い、甘いようにも見えますが、ご覧のように、現物は10円玉に全て乗る程度の大きさです。スケールは1/32であることを、どうか忘れないでください。
Img_4260

次回、引き続きエンジン関係で、クランクケースやクラッチハウジングなどを製作する予定です。

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コメント

いやー、スゴすぎます!

ありがとうございます。まだまだ、これからです。

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