ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その9 ・ スバル360(最終型) ⑤内装、シャーシ等 ~完成
続いて内装です。内張ですが、67年式の時はレバー類を切り離したりしたのですが、今回はキットのままで特に手を加えていません。取付は、キット指定のシャーシ側ではなく、ボディ内側に直接貼り付けます。その理由は67年式製作の際に詳しく説明しております。https://ikomanian.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-cda241.html
写真左がキットのインパネで、右が加工したものです。67年式以降、上部が黒いパッドで覆われているため、灰皿の蓋も含めてそれらを再現します。助手席側の手すりを金属線に換え、さらに中央のスイッチ類のモールドを削り、虫ピンに置き換えるための穴を開けておきます。
塗装し、ステアリングホイールを装着した状態です。ステアリングホイールは、ホーンレバーを取り去り、ホーンボタンを追加しています。
「その7」で加工したシートを塗装したものです。退色だけでなく、破れなど、もう少しヤレ感を出してもよかったかなと思います。
フロアマットは、純正品のようなセンターコンソールを覆うタイプでないものとしました。シフトレバーは虫ピンから、キットにないサイドブレーキはアルミパイプを加工して製作したものです。なお、67年式で製作したラゲッジシェルフやペダル類はオミットしています。
フロントウインドウに付く車検証?と校章のステッカーは、もし実物があればそうであるように、これを再現した自家製デカールもウインドウの内側に貼っています。
内側に貼るということで、文字を反転させたデカールを作成し、そのままでは透け透けなので、上(裏側)に白地デカールを重ねています。
タイヤは、例のごとくナローなコジマ製1/43用に換えています。ホイールはキットのもので、タイヤの取り付けには、67年式と同様、間にゴムテープを噛ましています。この辺りも、詳しくは67年式の製作記で述べました。
あとは、フロントタイヤのタイロッドを金属線で再現したり、外装では、ドアノブをアルミパイプから製作、ワイパーをSWASH DESIGN製のエッチングパーツに換えるなど、67年式の製作に準じた加工を施しています。異なると言えば、三角窓を開状態としたことぐらいでしょうか。
次回は、フィギュア、ベースなどを製作して、本作品の完成とします。
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