第8回 関西オートモデラーの集い 最終回
最後に、独断で自身が気になった作品を紹介させていただきます。
まずは好きな懐かし系から。ヨーデル1/24のロータス・ヨーロッパを改造したロータス47GTです。横のキーが物語るように、ゼンマイで駆動するそうで、昔はこんなキットがたくさんありました。私がいいなと思ったもう一つの理由は、中学生の時に実際に見たロータス・ヨーロッパがこれと同じようなカラーで、当時の事を思い起させてくれたからです。
イエローが鮮やかな1/24のサバンナRX-7。こちらは最新のハセガワ製ですが、私もその昔、おそらく高校生の頃だと思いますが、発売されたばかりのタミヤ製の後期型をイエローに塗装した記憶が蘇りました。
信号機の色のように3台並んだハセガワ1/24のホンダN360ですが、手前の赤いのはミニに似せて改造した、いわゆる「Nクーパー」と呼ばれていたものですね。過去にアオシマから1/20で発売されていましたが、1/24でこれを再現するとは恐れ入りました。
フード類全開のカローラ・スプリンターSLはニチモの1/20です。開閉ギミックはもちろん細部まで丁寧に製作されていて、模型のお手本のような作品です。
スカイラインのケンメリ(GT-R)やジャパンがアメリカのレースに参戦していたら、という設定で製作された2台です。仮想ですが、こんな実車があっても全然おかしくないと思わせるほど、見事な出来栄えです。
ENTEXというメーカーの1/24ロールス・ロイスシルバークラウトⅢです。正直、このメーカーについては不勉強で知りませんでしたが、出来は悪くなさそうです。元は後ろの箱写真のように、丸目2灯のシルバークラウドⅡですが、4灯のⅢに改造されています。ロールスも、やはりこの年代のものが好きです。
これもまた懐かしい1992年のフォンドメタルGR-02。私が最もF-1に夢中だった(鈴鹿にも通っていた)頃のマシンの1つです。戦績こそ振るいませんでしたが、判官びいきで応援していました。レジンか何かの古いキットかと思ったら、3Dプリント出力によるもののようです。
こちらも同時代のレーシングマシーンで、91年の全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)に出場した伊太利屋・日産R90VPです。ベースはハセガワ1/24のキットですが、実車の仕様に合わせて相当手が入っていることと推察します。
最後はバイク、ハセガワ1/12のカワサキ500SSマッハⅢ2台です。こちらは前回紹介したハンターカブを製作された方の作品です。やはりスポークを金属線に張り替えると格段にリアルさが増しますね。左は製作者の方が高校生の頃に乗っていた愛車を再現されたとのこと。ちなみに、右の白タンクは、ぜっしゃか・クレア先輩の愛車「ジョナサン」号と同じだったりします。
以上で今回の関西オートモデラーの集いに関する報告を終わります。あらためて最後となりましが、このような機会をご提供いただきました主催者の皆様にお礼申し上げますとともに、次回の開催も何卒よろしくお願いいたします。
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