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2022年11月

2022年11月24日 (木)

オートモデラーの集い IN 名古屋 2022 最終回

自身の展示内容の前に、もう一つだけ自分好みの作品を紹介させてください。

これは69年式のダッジ・スーパービーで、モノグラム1/24と思われます。他にも多数のマッスルカーが展示されていたのですが、モパー系の中でも特に好きな車種なので紹介させていただきました。
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ボディカラーは、写真では青メタに見えますが、実物はもう少し紫がかった「プラム・クレイジー」と呼ばれる色です。当時のクライスラーではディビジョンの違い、すなわちダッジとプリムスで同じ色でも呼び方が違っていて、プリムスの場合、この色は「イン・バイオレット」です。
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さて、最後に自身の展示ですが、全体はこんな感じです。
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右側の3台は、イッコー模型のランボルギーニイオタ関連です。おや?、関西オー集の時は確か2台だったはず、真ん中の黄色いのは・・・・。いずれ本ブログできちんと紹介する予定です。
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左側には、1/32のスバル360関連のものを並べました。「ぜっしゃか!表紙の情景」も、今回はスバル360が表紙を飾る3巻のみです。で、よく見るとこちらにもお初のものがありますね。
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正体はこれです。また新たなスバルが1台完成しましたが、残念ながら本ブログで製作中の「Sさんのスバル360」ではなく、その前から製作していたものがついに完成したということです。さらに言えば、これはスバル360ですらありません。よく見ていただくと、より上方に取り付けられたオーバーライダー付のバンパー等、360との相違点が分かるのではないでしょうか。
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「こいつはスバル450だ」と思った方、惜しい。これは450の左ハンドル輸出仕様のスバル・マイアです。ただ、これで100%完成ではなく、スバル36058年後期型と同様、カタログ表紙の情景(ヴィネット)に仕上げます。車の横に立つ和装姿の女性フィギュアの製作が今回の展示に間に合わなかったわけですが、こちらもいずれ本ブログできちんと紹介します。
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最後に一言、今回の「オートモデラーの集い IN 名古屋」の開催方法に関して様々な意見が出ているようですが、新型コロナの感染が未だ終息に到っていない(むしろ増えている)現下の状況を鑑みると、感染対策を最優先せざるを得ないのも十分理解できます。こんな状況での開催に多大な苦労をされた主催者の皆様には、ただただ感謝を申し上げるしかありません。もちろん来年こそはコロナが終息し、通常通り開催されることを願って本編を終わります。

2022年11月23日 (水)

オートモデラーの集い IN 名古屋 2022 その2

続きです。

模型転倒虫さんは、ご自身のHPで紹介されている作品群を展示されていましたが、
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サンニイ・フリークの私が特に注目したのは、このサーフボードを載せた1/32のミゼットです。キットは言うまでもなく難物のアリイ(マイクロエース)製ですが、とてもきれいに仕上げられています。
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ご存じ桑田圭祐監督の映画、「稲村ジェーン」の劇中車です。展示方法もカッコいいですね。
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次にご紹介するのは、フジミ1/24のベレット(鈴鹿12時間耐久レース)とスカイラインS54’64年日本GP)ですが、私が気になったのはその間に置かれた二回りほど小さいスカイラインです。
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これもアリイ(マイクロエース)の1/32と思われますが、1/24と同じ日本GP仕様の塗装、マーキングがなされています。まだ製作途中で、是非とも完成した姿を見てみたいと思いました。
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今年、生誕30周年を迎えたスバルインプレッサの初代の各モデルを並べた展示です。それにしても、あらためて月日の経つのは早いものだと感じさせてくれました。キットにないグレードは改造作品です。
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今回、理由はあえて言いませんが、探したのがトヨタS800の完成品です。人気車とは言え出尽くした感もあり、果たして展示されているか半信半疑でしたが、ありました。ご覧のように美しい作品です。
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こちらは富士24時間レース仕様です。エンジンのディティールアップも素晴らしい。上のベレット、スカイラインと同じ方の作品です。
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童友社1/24のクラウン2ドアハードトップは、シャーシを他キットから流用し、モールなどを金属線で自作した力作ですが、
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目を引いたのは、その展示方法です。どういうコンセプトか聞きそびれましたが、私などでは到底思いつかないセンスに脱帽です。

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最後は、私と同じテーブルの反対側で「軽自動車」というタイトルで展示されていた作品です。乗用車はもちろん、軽トラからRVまで、日本の軽自動車の多様性のようなものをあらためて認識させられました。
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美しい塗装もさることながら、一台一台、丁寧に作り込まれています。
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次回、自身の展示を少しだけ紹介して終わりとします。

2022年11月21日 (月)

オートモデラーの集い IN 名古屋 2022 その1

昨日、2019年以来となる3年ぶりに開催された「オートモデラーの集いIN 名古屋」に参加させていただきました。会場は前回までと同じトヨタ博物館ですが、今回は感染対策の観点から事前告知をせず、限られた方のみに案内するという従来と異なる形で行われたようで、看板の「TRIAL」がそれを物語っています。
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そんなわけで、参加者は従来に比べ少なかった印象がありますが、いつも通り個人的に気になった作品を紹介させていただきます。今回、自身の展示作品は後回しです。

まずは何と言っても、主催者でもあるTDMC・T会長のアバルト・トランスポーターです。関西オー集から3か月も経っていないので大きな変化はありませんが、キャブのフロントグリルのディティールなどが追加されていました。
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荷台の上のアバルトもいい感じですが、同じテーブルにはカウンタックや、
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こんな素晴らしいミウラも展示されていました。
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次は、珍しいKOGA(古河模型)1/24のフェアレディZで、古(いにしえ)自動車模型再生工房・Rydellさんの最新作です。私自身、このメーカーの完成品を見るのは初めてです。432でも240でもない、ただのZというのもいいですね。
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前後スポイラー、ホイール、ステアリングなどは他キットからの流用だそうですが、昭和のキットならではの味わい深い作品に仕上がっているのはさすがです。
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ガルフカラーが美しいエレール1/24のポルシェ917Kは、各部がパカパカ開く仕様ですが、
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それだけではありません、鋼管フレームが真鍮線で再現され、ご覧のように完成後もカウル等をスムーズに外して内部を見ることができるのです。見事としか言いようがありません。
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こちらは1/12でフルスクラッチされた日産R381で、写真は撮れなかったのですが、こちらも内部フレームまで作り込まれた力作です。上記のポルシェともども、NISSAN AOTOMOTIVE TECHNOLOGY MODELER’S CLUBのメンバーの方の作品です。
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続きは次回にて。

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