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2022年12月

2022年12月11日 (日)

大阪レディバードクラブ 第43回作品展示会 最終回

最後はジェット機を紹介します。こちらは銀塗装されたエアフィックス1/72E.E.ライトニングF6ですが、
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機体全面に施されたリベットがとてもよいアクセントになっています。
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遅ればせながらですが、今回の展示会のテーマは「艦上機/艦載機」だそうです。こちらの1/48のF-4JファントムⅡは、空母コンステレーション搭載機。ボークス・造形村のキットがベースですが、デカールは他社のものが使用されているようです。
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フジミ1/72のA-7Eコルセア、空母キティホーク搭載機です。これも只者ではなく、見所満載です。
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コクピットは精緻なディティールのアイリス製に換装、デカールもマイクロスケールのものを使用されているそうです。
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下面を見せていただきました。私の撮った写真の角度がまずいので分かりにくいのですが、主脚、前脚の収納庫など相当手が加えられていました。
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他にも素晴らしい作品が多々あったのですが、キリがないので紹介はこの辺でやめます。どうしても自身の好きなレシプロ機や6070年代のジェット機のみとなったことをお許しください。

ところで今回、ちょっとしたサプライズがありました。過去の各地のオー集でお会いし、先月のオートモデラーの集いin名古屋でもお話させていただいた方が会場にいらっしゃったのです。今回の展示会にゲスト参加されたそうで、ご自身の作品も展示されていました。こちらがその一つです。
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車だけでなく、飛行機あるいは他のカテゴリーの模型が好きな人(もちろん私もその一人)は結構多いなと、あらためて認識させられたのと同時に、来年こそ私も飛行機やAFVの製作を復活させたいと思いました。

最後に、数々の素晴らしい作品を見せていただき、丁寧にご説明いただきましたメンバーの皆様に感謝して本編を終了します。

2022年12月 9日 (金)

大阪レディバードクラブ 第43回作品展示会 その2

前回に続き米軍機ですが、今度は陸軍機で、こちらはハセガワ1/48P-40Eウォーホークです。タイプ分けにより胴体後部が別パーツという組みにくいキットのようですが、そんなことを微塵も感じさせない高い完成度です。
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「アリューシャン・タイガー」の異名を示す機首の虎のイラストや、国籍マークは塗装で仕上げられているそうです。
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この1/48P-39Kエアラコブラは、K型ということでエデュアルド製かと思いきや、ハセガワのキットから製作されたということに驚きました。今回、一番インパクトを受けた作品です。
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随所にエデュアルドのK型用のパーツを流用しているそうですが、やはりベースキットとしては後発のハセガワの方が出来がよいということなのでしょうか。私はどちらも所有していないので、残念ながらよく分からないのですが。
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次は日本軍機です。今さら説明不要の昭和の名作、タミヤ1/50の彩雲で、私と同じ1965年生れです。展示方法も素晴らしい。
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そしてよく見ると、色々と手が入っているのが分かります。
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同じくタミヤの1/48零戦52型。こちらは今世紀に入ってからの製品で、今なお決定版と言えるキットです。
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ディティールアップ控えめということですが、それでもご覧の出来栄えです。
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タミヤの最新の日本機(1/72)はこの飛燕ですが、特徴的な迷彩はデカールによるもので、こういった塗装はもはや不要というわけです。
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それでもこの完成度です。飛行機版の「楽プラ」と言えば大袈裟ですが、ともかく今まで飛行機モデルを製作したことがないという方には、打って付けのキットです。
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並べられた2機、どちらも1/72の晴嵐で、右がタミヤ、左が古(いにしえ)のアオシマのキットを完成させたものです。
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今も現役のタミヤ製とは比べるまでもありませんが、私はこういう昔の昭和のキットの完成品を見るのが大好きです。
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懐かしキットでレシプロ機の紹介は終了、次回、最後はジェット機です。

2022年12月 8日 (木)

大阪レディバードクラブ 第43回作品展示会 その1

少し報告が遅くなりましたが、去る12月3日、4日に大阪市内で開催された大阪レディバードクラブさんの作品展示会を見学させていただきました(私が伺ったのは3日です)。飛行機モデラーの間でその名を知らない人はまずいないと言われる老舗クラブだけに、展示された作品はどれも素晴らしいのですが、さすがにすべて紹介するわけにもいかないので、ごく一部の自分好みのものだけを取り上げさせていただきました。

まずはこの2機、WILLIAMS BROS.(ウイリアムブラザーズ)1/72のノースロップ・ガンマの単座機(右)と複座機です。キットには両タイプのキャノピーやエンジンなどのパーツが入っており、選択して製作できるというものです。
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単座のこちらはエアレーサー機。ウイングに付くフィレットが特徴的です。
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複座機の方は南極大陸飛行にチャレンジした機体です。単座機ともども、キットの凸モールドのパネルラインがスジ彫りで引き直されており、銀塗装もクリーンで見事です。
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映画「スイート・スイート・ビレッジ」の一場面を再現したという1/72の情景です。チメラックはエデュアルド製、プラガトラックはレジンキットとのこと。
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正直、私はこの映画を全く知りませんでしたが、1985年に初公開されたチェコの映画だそうです。
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こちらの大きな情景は、アメリカ空母の飛行甲板の一部とその内部を再現したものです。
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写真に撮ると、ご覧のようにまるで本物に見違えそうですが、正真正銘1/72の情景です。
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アメリカ機を続けます。大戦初期の名機F4F-4ワイルドキャットで、タミヤの1/48です。作者の方曰く、タミヤの1/48飛行機キットはここから復活し、最新作のF-35Aに繋がっているとのことです。確かに。
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さらに古いタミヤ1/48のお馴染みF2A-2バッファローですが、凄腕モデラーの手にかかるとここまで素晴らしい作品に仕上がります。製品の古さを全く感じさせません。
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今回の最後もタミヤ1/48で締めくくります。大戦末期からベトナム戦争まで活躍したA-1Hスカイレイダーです。最後のレシプロ機らしく大型で武骨なスタイルが魅力的です。まるで初期のザクがゲルググに進化していったような・・・なんのこっちゃ!
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次回に続きます。

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