« 2023年2月 | トップページ | 2023年5月 »

2023年4月

2023年4月 6日 (木)

オートモデラーの集い in 四国 (2023年) 最終回

最近、自身の製作のメインが‟サンニイということもあって、1/32の作品にはどうしても目が行ってしまいます。

まずは、アリイ(マイクロエース)1/32のスカイラインS54・日本GP仕様。昨年の名古屋オー集で製作途中の状態で展示され、本ブログでもご紹介しましたが、ついに完成ということで、ご覧のようにフジミ1/24とのツーショットを実現されました。
Img_3867

1/32と言えば、こちらのトヨタパブリカもすごいです。同じくアリイ製ですが、エッチングのアフターパーツをふんだんに使用されており、写真だけでは1/24と言われても分からないと思います。
Img_3962Img_3963

こちらもアリイ1/32で、マツダT2000 3輪トラックですが、荷台にはスーパーカブとホンダCB750が載せられています。バイク類はガチャの製品ですが、よく見ると所々に手を加えられ、模型としての完成度を高めておられました。
Img_3878

このフィアット500トッポリーノはおそらくブロンコモデル1/35だと思われます。ポルコ・ロッソのフィギュアや石畳のベースとの組み合わせが絶妙で、思わず見入ってしまいました。
Img_3873

私自身は、モデルそのものの完成度もさることながら、情景も含めた展示ベースの素晴らしい作品に目を奪われます。このフジミ1/20のティレル(タイレル)P34がまさにその例です。
Img_3969

ベースの黒に、解説の白い手書き文字が本当に映えています。失礼な言い方をすれば、多額の金銭を投じなくとも、ここまで素晴らしいものができるというお手本のような展示ベースです。
Img_3970

さて、他にも紹介したい作品が多々あったのですが、キリがないのでこの辺にして、最後は自身の展示を紹介して終わります。結論から申しますと、過去の展示内容からほとんど進展しておりません。まずは、イッコー模型のランボルギーニイオタと、その派生モデルです。イオタを模型化した初のメーカーであることを一人でも多くの方に知ってほしい、ただそれだけです。
Img_3947

「ぜっしゃか!」1巻から3巻の表紙の情景(+クレア先輩)。ちなみに、4巻の発刊はまだですが、楽しみでもあり、不安でもあります。
Img_3928

1/32のスバル360関連ですが、マイアの方は今回も完成に漕ぎつけませんでした。それでも名古屋の時から比べると、地面やフィギュアの粗方の造形は済んでおります。
Img_3930

静岡の合同展示会では、何としても完成したものをお見せできるように頑張ります。
Img_38992

最後に、時節柄このような場の創出にご尽力されました主催者の皆様には、本当に感謝申し上げます。終了のご挨拶で、早速次回の日程が発表されました。2024年3月24日ということで、是非とも参加させていただきたいと思います。

2023年4月 4日 (火)

オートモデラーの集い in 四国 (2023年) その2

フルパカに仕立てたプリムスロードランナー440 6パックです。おそらくモノグラムorレベルの1/24だと思われますが、キットのままで開けられるのはボンネットのみだったはずで、左右ドア、トランクは開閉加工が施されています。
Img_3874

ホイールと同色の綺麗なボディカラーは、モパー系特有の呼び方で「ビタミンCオレンジ」と称された色です。私もその昔、「バタースコッチ」のダッジ・スーパービーを製作したことを思い出しました。もちろんフルパカなんてできませんでしたが。
Img_3872

ハセガワから新作キットで発売されたばかりの1/24ミニクーパーです。車体もさることながら、LED照明を組み込んだガレージとの組み合わせは雰囲気抜群です。
Img_3888

フジミ1/24のベレットGTRですが、お馴染みの黒ボンネットではなく、ボディと同色、しかも渋い小豆色ということで、かえって新鮮に映りました。
Img_3901

こちらはハコスカのGT-Rで、作品カードが無かったので確かな事は言えませんが、フジミ1/24のラバーソウル・フルワークス仕様だと思われます。
Img_3939

これはマツダのポータートラックですが、私の知る限り同車のキットなど存在しませんので、おそらくフルスクラッチだと思います。それとも、前回ご紹介したNJ号やコルトのように、何かベースとなったキットがあるのでしょうか。謎です。
Img_3936  

そのNJ号を製作された方の作品で気になったものがもう1台、古いフジミ1/24の日産オースターです。何気に凄いのは、キットの後期型を前期型に改修されている所です。作者の方曰く、「後期型なんて見たことなかった」とのこと、全く同感です。
Img_3914  

古自動車模型再生工房・Rydellさんの最近製作された作品を集めたものですが、統一されたベースがオシャレです。モデル自体は、ランボルギーニ3000シルエット(右上)とジャガーEタイプ(左下)は関西オー集で、フェアレディZ(右下)は同じく名古屋で拝見し、本ブログでも紹介させていただいたのですが、左上のコルト・ギャランGSは初めてです。 
Img_3880

よく見ると、私の好きなイッコー模型ではないですか。お約束のジャンク品再生ですが、内外随所に様々なパーツが流用されており、その完成度の高さはご覧の通りです。
Img_3881

Rydellさんはこんなコミカルな作品もよく製作されます。写真の両端がオリジナルの製品で、真ん中のモデルがジャンクからの再生品ということですが、むしろこちらの方が出来の良い製品のように思われます。
Img_3958

何でしょう、センスの問題か、はたまた実車をも含めた知識の差でしょうか。Rydellさんの作品を拝見するたびに、私には到底真似のできない何かを感じるのですが・・・・。
Img_3959

気を取り直して次回、自身の展示も含めてご紹介し、報告を締めくくります。

2023年4月 3日 (月)

オートモデラーの集い in 四国 (2023年) その1

4月2日に高松市で開催された「オートモデラーの集い in 四国」に参加させていただきましたので、その報告をします。4年ぶりの開催ということで、主催者の方のご挨拶にも喜びが溢れていました。
Img_3864

自身の展示は後回しにして、恒例の独断によるお気に入り作品の紹介です。まずは、展示会で毎回必ずといってよいほどご紹介しているTDMC・T会長のアバルト・トランスポーターですが、今回は持ち込まれませんでした。会長によると、前回ご紹介した名古屋オー集の時点からほとんど進捗しておらず、その主な理由が勤務されている会社の方から託されたこの作品の製作に取り掛かっていたからだそうです。懐かしいナカムラ1/24BMW 2800スパイカップですね。
Img_3937

このキットをご存じの方は分かると思いますが、普通に組み立てたのではこのような完成品には絶対になりません。どれほど「切った貼った」を繰り返したのか偲ばれます。とにかく、こんな素晴らしい完成品を見られるのは奇跡に近いでしょう。
Img_3932

これも、「切った貼った」という点では同じですが、もはやベースキットが何か説明されてもよく分かりません。タミヤ1/24のミニクーパーを元にした日本自動車工業 NJ号です。
Img_3912

フルスクラッチした(部分的にパーツを流用した)と言ってよさそうなものですが、作者の方によると、例えどんなに加工を要したとしても、ベースとなるキットがあった方が製作しやすいとのことで、何となく理解できます。
Img_3908

この作者の方の手に掛かると、ハセガワ1/24のサニトラが三菱コルト1100Fに化けます。
Img_3918

荷台の代わりに、この車の特徴的なリアスタイルが見事に製作されています。ちなみにホイールは一点ごとに積層ブラ板から削り出したそうです。
Img_3920

というわけで、今回は「切った貼った」作品集となりましたが、まだまだご紹介したい作品がありますので、次回にて。

« 2023年2月 | トップページ | 2023年5月 »

無料ブログはココログ