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2023年8月

2023年8月31日 (木)

第9回 関西オートモデラーの集い その3

イベント毎に製作の進捗を紹介させていただいているTDMC・T会長のアバルト・トランスポーターですが、現状はあまり進んでいないとのことで、その代わりに今回持参されたのがこのドイツレベル1/24のフェラーリ カリフォルニアです。
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少し青みがかったシルバーのメタリック塗装に見とれるばかりですが、それ以上に気になったのが横に並べられたこちら、T会長が製作中のベルトーネ・ランチアストラトス・ゼロです。
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リトルホイール製の1/24のレジンモデルとのことで、実物を見たのは初めてです。一見して一筋縄では行かないのが分かりますが、是非とも完成した姿を見たいものです。
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こちらは、フジミ1/24のミニに、PLUSALFA製のトランスキットを使用して仕上げられた1275GTです。ご覧のように何の違和感もない高い完成度は、キットの精度もさることながら、作者の方の技量によるものだと思います。
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過去に何度か再販されたアオシマ1/24のシティ ターボⅡのワンメイクレース仕様車です。古いキットでも、丁寧に製作するとこれほど素晴らしい作品になるという見本です。
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童友社1/24のチェリーX-1Rで、一連の旧山田模型の金型を使用した再販キットです。ホイールアーチをノーマルに戻さず、あえてオーバーフェンダーを残していますが、これはこれでカッコいいなと思います。ボディカラーも素敵!
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再販キットといえば、こちらの1/25のフォードギャラクシー 4ドアセダンは少し変わっています。ボディのみAMTの再販キットのものを使用し、室内やバンパー等はレジン製とのこと。通好みの車種ですが、綺麗なボディカラーで仕上げられていて、思わず見入りました。
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チェコのSEMRというメーカーの 1/24アルファロメオ Tipo 158で、初版が1950年代という長寿キットです。ワイヤーホイールなど随所に手が加えられているようですが、キットの素性の良さがうかがえる作品です。
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ミノルタカラーが美しいトヨタのCカー2台です。タミヤの88C-V(写真右)(写真2枚目)と、ハセガワの91C-Vで、ともに1/24。実物のカメラとの展示というのも面白いですね。
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今回はここまで、次回に続きます。

2023年8月30日 (水)

第9回 関西オートモデラーの集い その2

これは本当にカッコいいです。タミヤの古えの1/18のキットをベースにしたホンダNⅢ360のカスタムカーです。
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エンジンも見たことがない形をしているので、当然フルスクラッチでしょう。
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展示方法も素晴らしいこの作品は、モノグラムやレベルから何度か再販されたトム・ダニエルのショーカー「JINX EXPRESS」の完成品かと思いきや、よく見るとどうも違うようです。
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作者の方に伺うと、他の作品への部品取りのためにジャンク状態だったキットを、そのままではもったいないということで再生されたそうです。無くなったシャーシの代わりに、手書きのピンストライプが入ったプレートが収まっています。察するに、作者の方は、この方面の本職の方ではないでしょうか。(違っていたらごめんなさい。)
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それだけではありません。内部には、何と本物の金箔が貼りつけられていました。
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オリジナルでは金庫の大きな扉が付いていたリアパネルには、こんな和のテイストが利いた図柄があしらわれています。
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アメリカン・ショーカーと言えば、こちらはエド・ロスの「SURFITE」。レベルの1/25で、オリジナルキットの発売は1965年ですが、再販ものでも相当古いはずです。
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キットには車だけでなく、このような素晴らしい情景が作り出せるように小屋や焚火のパーツも含まれていたように思います。 
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こちらは、MPC 1/25のポンティアックGTOを、元となったル・マンに改造した上で、映画の劇中車に仕上げたものです。錆やサフの感じがたまりません。
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眠いので、今回はこの辺にしておきます。まだまだ、まだまだ続きます。

2023年8月29日 (火)

第9回 関西オートモデラーの集い その1

去る8月27日、今年も昨年同様、大阪南港ATCで開催された「関西オートモデラーの集い」に参加しましたので、その報告をさせていただきます。
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実を言うと、今後はこういったイベントの参加報告は控えようかとも考えました。というのも、私が紹介する作品がマニアック過ぎて、本ブログをご覧の方が、このような作品ばかりが出展されていると誤解されるのではと思ったからです。そんなことは全然ありません。実際は最新キットの新旧ロードカーから、F1も含めて皆さん大好きなレースカーなどがかなりを占めておりますので、どうか誤解なきよう願います。
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上記の写真は、今回のテーマ「還暦 911」と題して集まったポルシェの大群です。
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さすがに歴史のある車ですから、古今東西で発売されたキットの数は膨大で、それゆえ、こんな横並びが実現するのです。左はホビーデザイン製のシンガー・ポルシェ、右はニチモの930ターボです(ともに1/24)。
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タミヤの大物(1/12)、934ターボですが、横に並べられた漫画に登場するカラーに仕上げられているようです。
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タミヤ1/24911 GT3を大改造して製作された996のボンネビル・レーサーです。実車があるのかどうかは知りませんが、ソルトフラッツを再現した白いベースとの対比が美しいです。
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私が個人的に入れ込んでいる1/32でも素晴らしい911の作品がありました。ともにアリイのオーナーズクラブのものですが、赤い方のホイールは3Dプリント製だそうです。
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ポルシェの次に作品数が多かったと思われる新旧フェアレディZです。特にタミヤ1/24RZ34は大人気ですね。
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いつも見事な完成品を披露される模型転倒虫さんも、3代のZを並べておられました。全てタミヤの1/24です。
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個人的に好きなのは240ZGですが、
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このRZ34の色も綺麗の一言です。
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まだまだ続きます。

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