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2023年9月

2023年9月 4日 (月)

第9回 関西オートモデラーの集い 最終回

自身の展示はこんな感じです。イッコー模型・イオタ改造のミウラと、スバル・マイア カタログ表紙の情景の完成した姿は、関西オー集では初披露です。
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こちらは、スバル360(58年後期型)カタログ表紙の情景なのですが、「あれ、前のと違う?前のには確かガードレールがあって・・・」とは、久しぶりに会場で直接お話させていただいた「モデル・カーズ」誌・鵜飼編集長の弁。
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以前ご覧いただいたのはこれですね。こちらもアリイ1/32のスバル360ですが、それにしても、よく覚えていてくださったものです。
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さて、今回のオー集の展示報告はこれで終わりですが、あらためてこのような場を設けていただきました主催者の方々に感謝申し上げます。最後に、前回予告した「とんでもないこと」を述べて本編を終了したいと思います。

当日、会場に着くなり、Rydellさんから「これを差し上げますから、作ってください」と手提げの紙袋に入れて渡されたのが、この3つです。
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ひとつは、現在もアリイから発売されている旧LS 1/32のダイハツミゼット。製作するのはやぶさかではないのですが、現行キットがあるので何かもったいない気もしますよね。
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そして、こちらはヨーデル1/24のロータス ヨーロッパ。見るからにロータス47ですが、旧日東と同様、スーパーカーブームの頃に「ヨーロッパ」として販売されていたものです。キットは私も持っていて、押入を探せば多分出てくると思いますが、「このジャンク品を見事に再生せよ」というのが古自動車模型再生工房の会長からの指令です。ヤレヤレ・・・
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で、一番の問題はこれです。旧永大1/24の「マセラーティ ボーラ(製品表記のまま)」で、知る人ぞ知る超レアキットです。もちろん私も持っていません。こんなの完成させるだけでも大変なのに、何とRydellさんは、「グループ4に改造してね、銀色のやつ」などと、サラッと言い放ったのです。
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マセラティ・ボーラのグループ4仕様については、薄っすらと記憶があるくらいで詳しいことは全く分からなかったので、帰宅後にネットなどで少し調べて愕然としました。外形はともかく、カウル内で剥き出しのV8ミッドシップエンジンなんかどうするの?です。
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夏休みも終わったというのに、とんでもない宿題を与えられましたが、今すぐどうこうできるものでもないので、本編はとりあえず終了したいと思います。

2023年9月 2日 (土)

第9回 関西オートモデラーの集い その4

今回、まずご紹介するのは「VW」です。

カラフルなキャンディカラーを纏ったタミヤ1/24のビートルは、チョコレートのパッケージを再現したものだそうです。
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塗装は大変苦労されたと思いますが、その甲斐あって本当に美しく仕上がっています。
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一方、こちらの歴代VWバスは、あえて同じトーンで塗装されていて、色味の良さも相まって美しいですね。
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そして今回の大本命、私的に「関西オー集・オブ・ザ・イヤー」と言えるのがこのビートルで、毎度お馴染み「古(いにしえ)自動車模型再生工房」のRydellさんの作品です。
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ベースは河合商会の1970年代のキットですが、Rydellさん流の独特のアレンジが随所に溢れています。現行のタミヤやハセガワの決定版ビートルに対するアンチテーゼのような存在と言えば、言い過ぎでしょうか。
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次は、私自身も注力している1/32スケールで、注目はもっぱら情景ですが、単品作品でも素晴らしい作品がありました。

2台のキャロルは、アリイ・オーナーズクラブのものですが、白い方はカーゴ付きです。よく見るとキャロルの車体後部が使用されおり、実物でもこんなのがあればいいと思わせてくれます(もしかして、あるのかな?)。
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アオシマ・楽プラのキットを改造して製作されたR35GT-R・リバティーウォークです。フェンダーの造形はもとより、スポンサーロゴのデカール作成なども大変だったと察します。
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しかも、同スケールでトレーラーまで製作されています。この辺り私は詳しくないのですが、ご覧のようにカッコいいツーショットです。
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最後は、水曜倶楽部の方々による情景作品です。AIRFIXやマッチボックスの名作がずらりと並んだ素晴らしい作品で、もはやコメント不要です。
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次回、自身の展示内容を簡単に紹介するとともに、実は「とんでもないこと」がありましたので、それを報告して終わりたいと思います。

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