ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その11 ・室内、エンジンの加工
おそらく一般的なキットの製作記であれば、内装からエンジンまで一気に説明するようなことはあり得ないでしょうが、本キットは別です。過去作でも紹介済みですが、このようにバスタブ型の室内とエンジンが一体となっています。
前方から見ると、本来はガラスで透明な部分が台形状の壁のようになっていて、もし実車なら、後が全く見えないということにもなります。で、この壁をどうするかですが、ミウラJを製作した時と同様、透明プラ板などに置き換えるようなことはせず、潔く取っ払うことにします。
メーター等のインパネパーツは、それほど悪い出来ではないので、そのまま使用します。
ただし、メーター類とダッシュボードの段差が大きいので、パテ埋め等で修正します。なお、壁を切り取ったので、これと繋がっているエンジン部分も分離し、室内のみとなります。
キットのシートは、ヘッドレストが別パーツとなっており、これをシートの背もたれ上部に取り付けるようになっています。
このままでよいかとも思ったのですが、実車のヘッドレストは、シートではなく背面のフレーム?部分に取り付けられているので、これを再現するために背もたれ上部の窪みを埋め、ヘッドレストのピンもカットし、接着しろとしてプラ板を貼り付けました。
実際に取り付けると、こんな感じです。
結局、室内については、ステアリングホイールやシフトレバーなど、すべてキットのパーツを使用するとともに、全く再現されていない内張にも、特に手を加えませんでした。さすがにステアリングホイールぐらい換えた方が良かったのかもしれませんが、一方で、本作で使用しなかったら、永久に日の目を見ることもなさそうなのが不憫で・・・ということです。
続いて、こちらは切り離されたエンジン部分ですが、リアカウルを開閉可能とでもしない限り、完成後は全くと言ってよいほど見えなくなります。
したがって、こちらもそのまま使用、あるいは、いっそのことオミットしようかとも思ったのですが、何となく勿体ない気もして、それならばと、こんなものまで作ってしまいました。イオタやミウラJには基本的に装着されていないエアクリーナーボックスです。
塗装して取り付けた完成写真です。くどいようですが、ボディを被せると、ほとんど見えません。
次回は、足回りです。
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