ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その10 ・前後グリル等の製作
これがキットに入っているバンパー付のフロントグリルです。このまま使おうかとも思ったのですが、網目やライト類が横一線に平面的に並んでいて、残念ながら実車の形状とはかけ離れています。
それでも、なるべくキットのパーツを使用したいので、これをベースに手を加えることにしました。両端のフラッシャーはそのままに、内側の角ライトは切り離し、土台にプラ棒を敷いて前に出るように、また、グリルは新設し、モールドとしてメッシュを貼りました。各パーツの仕切り板(実車は棒状?)も設けています。
フロントカウル開口部のフチの形状なども、このグリルパーツとのフィッティングを行い整えています。写真の赤矢印が元々のフチですが、内側からプラ板を貼り、青矢印のラインになるよう修正しています。
当該箇所(青丸で囲んだ所)の表面を整えたところです。それにしても、これらパーツとのフィッティングを行っている写真がもっとあれば、このような修正をした理由の説明などが容易になるのに、と撮っていなかったことを反省しています。
こちらは、その4でも説明しましたが、ハセガワのパーツを透明レジンで複製したリアのハニカム・グリルです。もちろん100%完璧に適合するわけではないので、この後、プラ板で裏打ちし、リアカウル開口部の造形と合わせ、形状を修正しました。なお、ハセガワのパーツでよく見受けられる穴開け加工などは当然行いません。
フロントカウル上部のエア・アウトレットに備わるフィンなどは、ハセガワのミウラであれば純正のエッチングパーツでディティールアップするところですが、こちらはプラモデルのパーツ感を出したいので、プラ棒・板で自作です。
ワイパーも同様にプラ棒で自作です。とにかく、模型製作においては逆説的なアプローチかもしれませんが、今回は精緻に作り込み過ぎないよう留意しました。
一方で、リアカウル下面に付くマフラーエンドの製作には、断面を楕円形にプレスしたアルミパイプを用いています。これは、より金属感を出したいからとかいうわけではなく、形状がプラ材より安定(固定)するからです。また、カウルとの接着を強固とするために、真鍮線で軸打ちしておきます。
撮影、保存した製作中の写真を確認したところ、おそらく今回で外装パーツは終了です。次回は、内装関係に移ります。
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