オートモデラーの集い in 四国 (2024) その4
今回はまず、サンニイ(1/32)などとは対極のビッグスケールからご紹介します。会場で圧倒的な存在感を放っていたレベル1/8の79年式ファイヤーバード トランザムで、定番のブラックカラーではなく、渋いメタリックグリーンというのが、これまた新鮮です。
実車さながらの精密なエンジンも、ビッグスケールの見所です。
こちらは大きさもさることながら、驚愕と言う言葉がふさわしいエレール/旧 グンゼ産業 1/16のシトロエンDS19です。何が驚愕かと言うと、
驚愕その1、ワイパーやミラー、ドアノブ、さらにはウインドウ周辺のモール類までが、丁寧に磨き上げたアルミ材に置き換えられています。簡単に「置き換え」と言いましたが、パーツの整形やフィッティングなど技術的難易度が非常に高く、おいそれとできるものではありません。
驚愕その2、このエンジンルームを見てください。精密さはもちろんですが、ヤレ感など、まるで実車です。
上記のシトロエンと同じ方の作品で、スケールはスタンダードな1/24ですが、タミヤのホンダS600を改造して製作したS360(プロトタイプ)です。
一見するとベースのエスロクに似ていますが、そもそも軽自動車規格なので全長、全幅のサイズが異なり、内外装とも全くの別物です。もはや改造なんてレベルではなく、フルスクラッチしたと言われても納得しそうです。
台座には、雰囲気溢れるネームプレートが付いていますが、これもアルミ板から自作されたものです。
本日最後は、もう完全に私の個人的な好みで、童友社(旧 山田模型)1/24のビュイック スカイホークです。この車のキットについては、旧 日東科学の方が絶対的に出来が良いと思っていたのですが、中々どうして、腕に覚えがある作者の手に掛かれば、ここまでカッコよく仕上がるという見本です。
エンジンルームは上げ底ですが、丁寧に塗り分けると実感たっぷりです。
今回はここまで、次回で最後です。
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