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2024年3月18日 (月)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その12 ・ホイールの加工

実は、関西や名古屋のオー集でこの作品を展示した際、参加者の方から一番聞かれたのが、「このホイールは(他キットからの流用でないなら)どうやって作ったのか?」でした。

まず、キットに付属しているホイールがこちらです。おそらくイオタSVRが履いているBBSのスポークホイールを意識したものと思われますが、どうせなら、ナローボディに合うカンパニョーロのマグネシウムホイールだったら良かったのに、と思います。
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ミウラJを製作した際は、さすがにタイヤ、ホイールの大きさなどが根本的に異なるので、市販のキットを活用しましたが、「イッコー製ミウラ」にこだわる本作では、キットのホイールをベースに加工することにします。最初にディスク面のモールドを削り取ります。
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取り出だしたのは、イタレリのイオタのキットに入っているホイールです。もちろんこれをそのまま使用するのではなく、ディスク面を「シリコーンモールドメーカー」で型取りします。
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レジンで複製するのは、あくまでホイールのディスク面だけです。Img_84622

複製したディスク面をホイールに貼り付けますが、径が元のイタレリのものとは違うので、リムとの間に大きな隙間が生じます。
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その隙間にあらためてレジンを流し込み、強引に一体化しました。
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塗装した状態です。凝視すると粗も見えますが、複雑なモールドのおかげであまり目立ちませんね。
Img_86722

スピンナーもキットのものを使用します。ホイール同様、メッキが施されていますので、これを剥がしました。
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ホイールにスピンナーを取り付け、タイヤをはめて完成です。BBSスポーク風からカンパニョーロ風のホイールに何とか変更することができました。何よりもキットのタイヤをそのまま使えるのが、本作の趣旨からして良かったと思います。
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なお、このタイヤ・ホイールを装着した車高・トレッド調整や、シャーシの加工方法などについては、過去作の「レストア編」と基本的に同じなので、本編では省略させていただきます。ご関心の向きは、こちらをご覧ください。
ランボルギーニ イオタ (イッコー・一光模型 1/24) その10・シャーシの加工 

次回、展示ベースも含めて遂に完成となります。

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