第62回 静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同作品展 その1
今年も、静岡ホビーショーの一般公開日(5月11・12日)に合わせて開催された合同作品展に、サンニイ情景友の会のメンバーとして出展させていただきました。初回は、当会の展示内容を、次回から個人的に気になった作品を紹介いたします。
当会の展示内容ですが、今年は初日と2日目で一部異なります。初日の展示風景がこちらで、上段は昨年までと同様、加藤さんの作品が並びますが、当会の歴史を物語る看板作品で、これら無くして当会の展示はあり得ないと言っても過言ではありません。
松岡会長の「恐竜飼育員のお仕事」と題された情景です。
恐竜やフィギュアは海洋堂、日立建機のホイールローダーはハセガワ製で、ともに1/35。恐竜飼育員が主人公の某漫画をイメージしたそうです。
初日のみ参加のCap Takayaさんの作品群。
ちびっこチョロQのマツダT2000が断崖絶壁に掛かる吊り橋を渡る風景や、
ピンクのマツダK360と海という組み合わせの連作を展示されましたが、
私が個人的に好きな作品が、この小さなお供え台の上に作られた庭園風景です。
ちなみに、こちらが私の展示作品で、上が初日、下が2日目です。小ぶりな作品ばかりなので、展示スペースに合わせて作品数を調節しているということです。
目新しいのは、楽プラのRZ34を使用した情景で、昨年は車両のみの展示だったものに地面を設け、フィギュアを配したものです。この作品については、後日、本ブログで別途ご説明します。
そして、2日目の展示風景がこちらで、下段の真ん中にCap Takayaさんの作品群と入れ替わり、新たな作品が加わりました。
それがこの「廃れた現代」と題された恐竜の情景ですが、作者のメヒカリさん曰く、「恐竜時代に文化レベルが衰退した世界をイメージした」とのこと。
カラーコーンやビー玉など、実際に恐竜がいた時代にはおよそ存在し得ないものが、この情景のテーマを演出しています。
さらにもう一度、上の情景全体の写真を見てください。通常はメインとなる恐竜を中央に置きがちですが、ご覧のように右手前に据えられ、その反対側に転がったビー玉など他の見せ所が展開されています。テーマ、構成のセンスとも見事というより他にないのですが、本当に恐るべきは、これほどの作品を製作したメヒカリさんが現役の女子中学生だということです。
当会の将来を背負ってくれそうなメヒカリさん、普段は戦車の情景などを製作しているそうで、これからもこの趣味を続けられることを切に願っております。
次回から、気になった作品を紹介して行きます。
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