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2024年7月

2024年7月27日 (土)

ジャンニーニにしましょう。(タミヤ1/24 フィアット・アバルト 695 SS 改造) その3・リアオーバーフェンダーの製作 ②パテ盛り、整形

プラ板で製作したフェンダーを包むようにパテを盛ります。エポキシパテで大まかに造形し、ボディとの接点など細かい箇所はポリパテを使用しています。
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フロントのオーバーフェンダーと異なり、リアのそれはボディのプレスラインと面一に繋がっているので、ラインに沿ってマスキングテープを貼った上でポリパテを盛っています。
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削ったり盛ったりを何度か繰り返し、一応、整形が完了しました。
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テールライトは、いずれ製作時に説明しますが、専用のものが全く異なる位置に付くので、通常位置のヘコミを埋めておきます。
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ボディ全体はとりあえずこんな感じです。この後、元々キットにあるパーティングラインやヒケ(といってもほとんどありませんが)と合わせ、細部の修正を溶きパテ等で行います。
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リアフェンダー前方の開口部の形状などは、実車では様々なものが見受けられますが、本作は特定の個体を製作しているわけではありませんので、自身の好みで適当にまとめています。
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次回は、リアフードの加工を予定しています。はてさて、どう処理しますか・・・

2024年7月20日 (土)

ジャンニーニにしましょう。(タミヤ1/24 フィアット・アバルト 695 SS 改造) その2・リアオーバーフェンダーの製作 ①ベース

リアのオーバーフェンダーは、ただ横に膨らんでいるだけでなく、前方にエア・インテークが、後方に同・アウトレットが設けられています。製作方法で特に妙案も思い付かないので、フロント同様、プラ板等でガイドとなるベースを作り、後はパテ盛り整形することにしました。

まず手始めに、ボディのホイールアーチに沿って帯状のプラ板を接着します。フェンダーのリアエンドの底に当たる部分にもプラ板を貼っておきます。端がパテだけだと欠けたりする恐れがあるためです。
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フェンダーの前方部分のベースとなるパーツをプラ板で製作します。仕上げである程度削ることを考慮し、0.3ミリ厚のプラ板を3層に重ねた上、角は丸めるので内側に瞬着パテを充填しました。
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フェンダーの内側は、おそらく実車ではリアまで筒抜けでしょうが、パテ盛りで製作する都合上、詰まった内部が見えると不細工なのであえて仕切りを設けました。また、フェンダーの奥や裏側の塗装は、ボディ装着後では困難なので、あらかじめ黒で塗装しておきました。
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こちらは、後方のエア・アウトレットを再現するために、フェンダーのパテ盛り前に埋め込むパーツです。楕円のプラパイプを中央でカットし、プラ板で縦の長さを伸ばしています。
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以上のパーツをボディに取り付けたところです。何となく形が浮かび上がっているでしょうか。
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次回、これにエポキシパテなどを盛って整形して行きます(上手くできるかな・・・)。

2024年7月 7日 (日)

ジャンニーニにしましょう。(タミヤ1/24 フィアット・アバルト 695 SS 改造) その1・フロントオーバーフェンダーの製作

というわけで(何がだ)、前回紹介したタミヤ1/24のフィアット・アバルトに手を付けてしまいました。模型転倒虫さんの素晴らしい作品を拝見し、再販キットを購入してしまったのが直接的なきっかけですが、もう一つ、初版キットでパーツの一部が欠品した状態のものが手元にあって、何とかしたいなあと常々思っていたのも事実です。ちなみにパーツ欠品の原因は、オーバーフェンダーやシートなどを、ミニ・レコルトモンツァを製作した際に使用したことによるものです。

前置きが長くなりましたが、今回はこの初版キットを製作することとし、どうせなら、あまり人が作らないものをと思い立ち、となれば必然的にアバルト 695 SSでなくなるということになります。それで、日本ではともかく、本国ではアバルトに勝るとも劣らない有名なフィアット・チューナーであるジャンニーニ(GIANNINI)を選択しました。590 GT がポピュラーですが、見た目アバルトと似ているので、思い切って700のGr.5仕様あたりが派手めでよろしいんじゃないかと。

では、早速、フロントのオーバーフェンダーを製作します。前述のようにキットのオーバーフェンダーは欠品しているのですが、仮にあったとしても形状が全く異なりますので使用せず、一から自作です。いつものようにエポキシパテを盛って製作するのですが、ボディとの接地面は四角く、ホイールアーチに沿って丸くなるというやや複雑な形をしているので、プラ板・棒で先にガイドを作っておきます。
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後方には、ブレーキの熱を逃がすためでしょうか、エア・アウトレットが設けられており、後から穴を開けるのも面倒なので、楕円のプラパイプを仕込んでおきます。
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エポキシパテを盛って整形します。相当程度の厚みがあるので、ヒケ等を考慮し、パテ盛りを2回に分けました。その際、パテの主剤と硬化剤の配分が微妙に異なったことで、色の濃さに違いが生じ、ご覧のように表面がマーブル状になっていますが、特に問題はなさそうです。
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大まかな形はできたので、細かい形状修正、表面処理などはボディ全体のバランスを見て行うこととし、ひとまずフロントは終了です。
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次回は、本作で最も工作量が多いと思われるリアフェンダーを予定しております。ただ、現時点でどうやって作るのか決まっておりません・・・。

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