ジャンニーニにしましょう。(タミヤ1/24 フィアット・アバルト 695 SS 改造) その1・フロントオーバーフェンダーの製作
というわけで(何がだ)、前回紹介したタミヤ1/24のフィアット・アバルトに手を付けてしまいました。模型転倒虫さんの素晴らしい作品を拝見し、再販キットを購入してしまったのが直接的なきっかけですが、もう一つ、初版キットでパーツの一部が欠品した状態のものが手元にあって、何とかしたいなあと常々思っていたのも事実です。ちなみにパーツ欠品の原因は、オーバーフェンダーやシートなどを、ミニ・レコルトモンツァを製作した際に使用したことによるものです。
前置きが長くなりましたが、今回はこの初版キットを製作することとし、どうせなら、あまり人が作らないものをと思い立ち、となれば必然的にアバルト 695 SSでなくなるということになります。それで、日本ではともかく、本国ではアバルトに勝るとも劣らない有名なフィアット・チューナーであるジャンニーニ(GIANNINI)を選択しました。590 GT がポピュラーですが、見た目アバルトと似ているので、思い切って700のGr.5仕様あたりが派手めでよろしいんじゃないかと。
では、早速、フロントのオーバーフェンダーを製作します。前述のようにキットのオーバーフェンダーは欠品しているのですが、仮にあったとしても形状が全く異なりますので使用せず、一から自作です。いつものようにエポキシパテを盛って製作するのですが、ボディとの接地面は四角く、ホイールアーチに沿って丸くなるというやや複雑な形をしているので、プラ板・棒で先にガイドを作っておきます。
後方には、ブレーキの熱を逃がすためでしょうか、エア・アウトレットが設けられており、後から穴を開けるのも面倒なので、楕円のプラパイプを仕込んでおきます。
エポキシパテを盛って整形します。相当程度の厚みがあるので、ヒケ等を考慮し、パテ盛りを2回に分けました。その際、パテの主剤と硬化剤の配分が微妙に異なったことで、色の濃さに違いが生じ、ご覧のように表面がマーブル状になっていますが、特に問題はなさそうです。
大まかな形はできたので、細かい形状修正、表面処理などはボディ全体のバランスを見て行うこととし、ひとまずフロントは終了です。
次回は、本作で最も工作量が多いと思われるリアフェンダーを予定しております。ただ、現時点でどうやって作るのか決まっておりません・・・。
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