第10回 関西オートモデラーの集い 最終回
最終回は、私の大好物である「昭和の車」の「昭和の模型」です。
懐かしいニチモ1/20のVWバギーです。小学生の頃に私も製作した記憶がありますが、こんなにカッコ良かったのですね。
こちらは、言わずと知れた童友社の復刻シリーズの面々で、元は山田模型です。
まずは、コスモクーペAPとサニーエクセレントの2台。素性を知らないと気が付かないかもしれませんが、どちらも元のキットの良さを生かしながら、簡単には見抜けないほどの巧みな修正が施された凄い作品です。
ローレルHTの方はオリジナルに拘らず、徹底的にカスタムするというスタイルで、作者の方のセンスの良さ、技量の高さがうかがい知れる本当に素晴らしい作品です。
最後は、「昭和懐かし模型堂」を自称されるurasanさんの作品を紹介して終わりたいと思います。まずは、ニチモ1/24のマセラティ ボラです。
リアウインドウから覗くエンジンなども、必要にして十分なほどに作り込まれています。
しかし、本当に嬉しいのは、ご覧のようにモーターライズで実際に走るように製作されていることです。これぞまさに昭和の自動車模型です。
他にも、こちらの日東科学1/28のランボルギーニ イオタはもちろんのこと、
フルパカキットのアオシマ1/20のランボルギーニ イオタさえも走行可能です。おまけにこちらはライトが点灯するよう改造されています。
極めつけは、このホンダCB750の4サイクル・4気筒エンジンで、ミニクラフト製の1/3モデルですが、元は1970年代の学研のキットを再販したものだそうです。
キックペダルがスイッチになっていて、これを入れるとカムやピストンが動き、プラグが点灯してシリンダー内の爆発を再現するというもので、見ていて本当に楽しかったのですが、これほどスムーズに動かせるには相当調整が必要だったことと思います。
以上で紹介は終わりです。ちなみに、自身の展示内容はこちらで、今回もN.O.S.さんの横にしれっと置かせていただきました。
新作の完成品がないという情けない状況だったので、旧作ではありますが、しばらく人目に触れていないミニ・レコルトモンツァを担ぎ出してお茶を濁しました。
最後に、毎度申し上げていることですが、本イベントはモデラー同士が直接会える絶好の機会であり、主催者の方々には感謝いたしますとともに、運営は大変かと思いますが、これからも続けていただくことをお願いして、本編を終了します。
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