スバル360 (アリイ/旧LS 1/32) 最終回
金属線で製作したフロントタイヤのタイロッドを前回の最後で紹介しましたが、下から覗くと、ご覧のようにしっかりと見えます。
さて、あらためて素組み完成品(左)と比較してみました。
真横から見ると、車高の違いがよく分かります。
前から見たところです。フロントフードやノーズの形状が異なります。バルケッタ製のヘッドライトパーツの効果もよく出ています。
後姿です。何と言ってもテールライトの位置が大きく異なります。なお、製作記事で書き忘れましたが、給油口扉のキーは、さかつう製の「埋込みピン」で、バンパーの右下に見えるマフラーのテールエンドを、先端を楕円につぶしたアルミパイプで再現しています。
細部を比較すると、自作のミラーやエッチングのワイパーのおかげで精密感が増しています。フード上のエンブレムの立体化もこだわったところです。ライトカバーを少し大きくしているのも分かると思います。
最後に、展示ベースの製作です。まずネームプレートのデザインは、当初は簡単に車名を記したもので適当に済まそうと思っていたところ、今回の製作資料とした実車カタログの表紙が目に留まり、これを活用することにしました。それにしても、当時流行ったサイケデリックな色調が反映されているのか、今では考えられないような斬新なデザインです。
表紙をスキャンした上、「’67 SUPER DX」の文字を加え、いつものようにステッカー化してケースに貼りました。ケースは、かなり前に購入したKID BOX製のコレクションケースで、1/43のミニカー用のものです。
クリアケースを被せて元の紙箱に入れると、市販のミニカーのようですね。
以上で、今回の「スバル360(アリイ/旧LS 1/32)」編は終了です。このキットの製作記事の決定版になったと言えば口幅ったいですが、みなさんの製作の参考になれば幸甚です。
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