ぜっしゃか!・3巻表紙の情景

2022年6月13日 (月)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 最終回

前々回で述べた通り、本作品はすでに完成しております。
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フィギュア(美間乃々香)の造形は「その4」で完成しましたので、後は塗装です。下地にピンクサフを吹き、肌色を塗装した後、自分は目から描いて行くのですが、相変わらず女の子のフィギュアの塗装は難しいです。
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野ウサギは、プラ棒などを軸にエポパテで製作しました。
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今回使用したベースは、トランペッター製の1/43ミニカー用のものですが、ベースの選択にはいつも悩まされます。前提として、展示会への持ち運びなどの利便性を考慮し、箱付で軽い市販のクリアケースを使用するのですが、当然ながらサイズは制約されます。今回の表紙絵の構図を見ると、左右が狭いのに対し、奥行はそれなりに必要となります。私の知る限り1/43用ではトランペッターのものが最も横幅(縦長に見て奥行)が長いので、これを使用することにしました。本当はもう少し奥行が欲しかったところです。
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ベースに芝生シートを貼り、石ころを散りばめ、後端にパウダーで埋めたスチレンボードのひな壇を取り付けます。
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ひな壇に、GREEN STUFF WORLDの樹木、草などを貼付けます。少し黄色の樹木が多すぎたようですね。
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最後に、スバル360とフィギュアをベース取り付けて完成です。表紙絵では木の葉が風に舞っているのですが、さすがにこれは再現できないので、スバルの車体上や地面に木の葉を置いてお茶を濁しました。
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さて、4巻は現時点でまだ発刊されていませんが、どのような表紙になるのか楽しみです。もちろん情景化するつもりです。ここまで来ると、意地・・・ですね。
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2022年6月 2日 (木)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その9 ・ スバル360(最終型) ⑤内装、シャーシ等 ~完成

続いて内装です。内張ですが、67年式の時はレバー類を切り離したりしたのですが、今回はキットのままで特に手を加えていません。取付は、キット指定のシャーシ側ではなく、ボディ内側に直接貼り付けます。その理由は67年式製作の際に詳しく説明しております。https://ikomanian.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-cda241.html

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写真左がキットのインパネで、右が加工したものです。67年式以降、上部が黒いパッドで覆われているため、灰皿の蓋も含めてそれらを再現します。助手席側の手すりを金属線に換え、さらに中央のスイッチ類のモールドを削り、虫ピンに置き換えるための穴を開けておきます。
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塗装し、ステアリングホイールを装着した状態です。ステアリングホイールは、ホーンレバーを取り去り、ホーンボタンを追加しています。
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「その7」で加工したシートを塗装したものです。退色だけでなく、破れなど、もう少しヤレ感を出してもよかったかなと思います。
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フロアマットは、純正品のようなセンターコンソールを覆うタイプでないものとしました。シフトレバーは虫ピンから、キットにないサイドブレーキはアルミパイプを加工して製作したものです。なお、67年式で製作したラゲッジシェルフやペダル類はオミットしています。
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フロントウインドウに付く車検証?と校章のステッカーは、もし実物があればそうであるように、これを再現した自家製デカールもウインドウの内側に貼っています。
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内側に貼るということで、文字を反転させたデカールを作成し、そのままでは透け透けなので、上(裏側)に白地デカールを重ねています。
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タイヤは、例のごとくナローなコジマ製1/43用に換えています。ホイールはキットのもので、タイヤの取り付けには、67年式と同様、間にゴムテープを噛ましています。この辺りも、詳しくは67年式の製作記で述べました。
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あとは、フロントタイヤのタイロッドを金属線で再現したり、外装では、ドアノブをアルミパイプから製作、ワイパーをSWASH DESIGN製のエッチングパーツに換えるなど、67年式の製作に準じた加工を施しています。異なると言えば、三角窓を開状態としたことぐらいでしょうか。
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次回は、フィギュア、ベースなどを製作して、本作品の完成とします。

2022年5月29日 (日)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その8 ・ スバル360(最終型) ④外装関係

この作品は、静岡ホビーショーのレポートにありましたように、すでに完成しているのですが、本ブログでの製作記は、何と2020年9月で中断しております。常に4~5作品を同時に製作しているので、どうしても中途半端な紹介になりがちなのですが、いずれにせよ、本作品の製作記を完結させることにします。

では、まずは最終型のスバル360の完成までを説明して行きます。
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外装についての前回の補足ですが、リアの給油口扉が小さい(縦に短い)ので、拡大しています。
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ボディの基本塗装が終わった状態です。この時点ではまだツヤがあるので分かりにくいですが、少しグラデーションをかけています。フロント上部やフェンダー前後、サイドの上端の明度を上げています。
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細部の加工に移ります。このスバル360は最終型で、現在鋭意製作中のSさんのスバルと同じです。ということは、必然的にSさんのスバル製作の予行演習となるわけです。

その一つ、最終型のリアフードのルーバー中央に付くオーナメントの再現では、写真のような自家製デカールをミラーフィニッシュに貼り、帯状にカットしたものを取り付けました。透明デカールゆえに、白い部分には下地の銀色が映し出されます。
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フロントエンブレムも同じ方法で、こちらは塗装したエンブレムの下地の銀色が覗くことになります。
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ルーフモールに走るメッキパーツは、以前製作した67年式では、黒に塗装した上に帯状にカットしたミラーフィニッシュを貼って再現したのですが、今回はチゼルでモール外側に溝を掘り、金属線を埋め込むことにしました。使用した金属線は、さかつう製のフレキシブル・ワイヤー(0.3mm)です。未確認ですが、どうも中期型と後期型ではメッキモールの位置が異なるような気がするのです。中期型はほぼ真ん中で、後期型の方はボディとの境目に近い部分(外側)にあるように見えますが、真実はいかに。
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一方で、前後バンパーについては、67年式ではアルミパイプを加工したのに対し、今回はプラ棒などで製作しました。というのも、今回は金属の表面を磨きあげてメッキ感を出すのではなく、ある塗料の効果などを試したかったからです。
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それがこれ、ガイアの鉄道模型用カラー、ダークステンレスシルバーです。いわゆるメッキ調塗料ではありません。今回の表紙絵はもちろん、模型の箱絵、イラストなどの2次元のメッキ表現では、反射した空の青などを除いて、基本的に白と黒だけで描かれていますよね。ようするに、光の当たっている箇所は白、影は黒というメリハリが効けばメッキ感が出るのでは、ということです。普通の銀の塗料では、光と影は銀の濃淡だけであるのに比べ、この塗料ではもっと白黒はっきり出せるのでは、と考えたわけです。
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結果は、こんな感じです。バンパー中央の平らな部分を見てください。光にかざすと白く、下を向けた途端、黒くなっているのがお分かりいただけると思います。とは言え、やはり次作(Sさんスバル)ではアルミパイプを使用することにします(実は、その方が丈夫で製作も簡単なのです)。
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小物類を続けます。キットのフェンダーミラー(写真左)のステーを切り取り、本体部分を丸く薄く削ります。
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ステーを金属線で製作、右端は同様にステーを金属に置き換えたルームミラーです。
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バンパー同様、ミラー本体はステーも含めてダークステンレスシルバーで塗装し、鏡面にはミラーシールを貼り付けます。
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ナンバープレートはキットのものを薄く加工し、自家製デカールのナンバーを貼り付けました。ただし、表紙絵ではプレートがキャラに隠れてナンバーが分からないので、ハセガワのキットと同じ「絶07」としましたが・・・、ちなみにハセガワのスバル360は黄色です。
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右のフェンダーミラーに掛かっている白い花輪(花冠)は、極細のボールチェーンを加工して塗装したものです。
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さて、少し長くなりましたので、今回はここまで。次回は内装、シャーシなどの加工を紹介してスバル360の完成とします。

2020年9月30日 (水)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その7 ・ スバル360(最終型) ③シャーシ(車高調整)、シートの加工

気が付けば、前回の更新から1か月以上経ってしまいました。これほど間隔が開いたのは本ブログで初めてです。他作品に没頭していたのが原因ですが、何としても右のサイトバー(PCの場合)の「バックナンバー」で空いた月を作らないよう、やや強引に更新しました。

さて、これまでも本ブログで説明した通り、キットのままでは車高が低すぎるので、これを上げる加工をします。ただ今回は、ほんの僅かですが上げ幅を抑えました。これは、表紙絵を見た印象と、写真にはありませんがフィギュアを前に置いた場合のバランス等を勘案したからです。前作の67年式より前輪で約1ミリ、後輪で0.5ミリほど低くしています。なお、タイヤは現時点でキットのものですが、ホイールの塗装後にナローなコジマ製に換装します。
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シャーシ下面です。67年式では前後輪とも回転するような加工を施しましたが、今回は情景ということで車軸は固定とし、凝ったことはなしです。
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加工したフロントシート(写真右)を、加工前と比較したものです。座面の意匠が異なるのでそれらしく、また、センターコンソールはシャーシ側に設けるのでカットします。
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同じくリアシートの比較です。こちらは、67年式の時と同様、シートを後へずらすのが加工の最大の目的です。両端のホイールアーチに干渉する部分を削り、この部分を覆うように少し膨らませます。詳しくは67年式の記事で説明しています。
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加工前後を比較すると、リアシートが相応に後に下がり、足元にスペースができているのが分かると思います。
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次回は、内外装の細部を補足する予定です。

2020年8月21日 (金)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その6 ・ スバル360(最終型) ②リア回りの製作

リア回りの修正、すなわちフェンダーに丸みを付けたり、テールライト用の窪みを埋めるなどといった基本加工は、これまでの作品と共通です。最終型の場合、リアフードのスリットの間に「SUBARU 360」と記されたオーナメントが、またデラックス以上のグレードでは、スリットを囲むように黒いモールが付きます。ただし、コンディションにより、これらが欠損している個体も散見されるので、今回はオーナメントのみが残っている状態を再現することにしました。自作デカールとミラーフィニッシュを組み合わせて製作する予定ですが、モールドとしてプラの帯棒を貼っておきます。
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最終型の最大の特徴は、大型化されたテールライトで、もちろん自作することになりますが、前回述べたような理由で、こちらも複製するための原型を製作します。偶然にも、かなり前(LS時代)にカスタム(商用バンタイプ)を製作しようとして切り離したキットの後部が残っていたので、これを利用することにしました。テールライトの形状は結構複雑で、ハセガワ1/24のキットのものなどを参考にしています。
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シリコーンモールドメーカーの型と、透明レジンで複製したテールライトのパーツです。
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同様に複製したバックアップランプです。以前製作した67年式は丸型でしたが、最終型は角型です。
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次回は、室内と、車高調整を行ったシャーシに移ります。

2020年8月16日 (日)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その5 ・ スバル360(最終型) ①フロント回りの製作

表紙絵のスバル360は、初回(その1)でも述べたように、一般的に最終型と呼ばれている「52型」で、1968年の後半に登場したものです。スバル360のマニアの間では、デメキンと呼ばれる初期型は別格として、中期型の6364年式あたりが珍重されているようですが、私は、スリットのないシンプルなフロントフードを持つ最終型が結構好きだったりします。

さて、使用するアリイ1/32のキットの内容や製作に関しては、「スバル36067年式&キット総括」編で詳しく述べましたので、共通するボディのプロポーション修正などの加工についてはそちらをご覧いただきたく、今回は説明を割愛します。
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ここでは、最終型ならではの加工について説明します。まずフロント回りでは、フードのスリットが廃止されましたので、パテで埋めるとともに、最終型オリジナルのエンブレムを製作して取り付けます。
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こちらが製作したエンブレムです。もっと正確に言うと、エンブレムの原型です。
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この原型を「シリコーンモールドメーカー」で型取りし、透明レジンで複製します。実は、当初はワンオフで製作するつもりだったのですが、ある方からスバル360の製作依頼を受け、詳細はまだ確認しておりませんが、おそらく最終型と思われるので、複製できるようにしたというわけです。
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助手席側(左側)のフェンダーに、「オーナーズ・イニシャル・マーク」というオーナメントが付くのも最終型の特徴です。プラ板に鉄道模型用のエッチングパーツを貼って製作したものです。エンブレムもしかり、こういったパーツは塗装してから取り付けた方が塗り分けが楽ですが、何というか密着感が損なわれる気がするので、私の場合は先に接着します。
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フロント上部のベンチレーターを開いた状態にするので、ボディ側はパッキンのゴム部分が残るような形で開口し、中にプラ板で土台を製作します。
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プラ板などでベンチレーターの蓋の部分を製作します。
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ボディに合わせるとご覧の通りですが、こちらは塗装後に接着します。
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次回は、リア回りの製作です。

2020年8月11日 (火)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その4 ・ 美間乃々香のフィギュア ③頭、腕部の製作

頭部に、髪の毛の芯となる金属線を埋め込みます。
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頭部を胴体に取り付け、髪の毛をエポキシパテで造形します。ここでも一気に盛り付けたりせず、徐々に進めてゆくことになります。
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腕は、金属線にアルミパイプを通したものを芯にしてポーズを整えます。拳は、何とエグゾフレーム・アメリカ海兵隊仕様のパイロットのものを流用しました。そんなことしてエグゾフレームの方はどうなるのか、というか、並行して製作している作品が何かバレましたね。いずれ紹介する予定です。
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腕、髪の毛にエポパテを盛り、整形します。花の髪飾りは、ねじってプレスした金属線を輪にしたもので、製作後に他にもっと良い方法が思いついたのですが、文字通り後の祭りです。ヘアピンなど、細部のディティールを施して完成です。
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表紙絵では見えない制服の襟も、この角度だと風になびく髪の間から覗きます。
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ところで、これまでの「ぜっしゃか!」キャラのフィギュアは、クレア先輩も含めて全て立ち姿だったのですが、今回はご覧のようにしゃがみ込んでいます。おまけに、頬杖をついた腕が体の前を塞ぎ、首元などの塗装がしづらいので、右腕は塗装後に接着することにしました。ちょうど肩にかかる髪が接着箇所を隠してくれます。
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なお、一般的に美少女のフィギュアというと、総じてそれなりに大きいものですが、私が製作しているのは、あらためて言うまでもなく1/32なので、この程度の大きさです。
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あとは、サフを吹いて表面を整え、塗装するのみですが、それは後々紹介することにし、次回からスバル360の製作に移ります。

2020年7月25日 (土)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その3 ・ 美間乃々香のフィギュア ②胴体、頭部の製作

続いて上半身に移ります。まず胴体について、プラ棒を芯にエポパテ盛りというこれまでのオーソドックスな製作方法でもよいのですが、今回は下半身と同様に、「エグゾフレーム・素体」のパイロットのフィギュアのものを使用しました。
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胴体下部を削り、角度を調整して下半身に取り付けます。
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服装はピンクのカーディガン姿ですが、本編のカットなどを見ると下の制服(セーラー服)の襟が出ているが描かれています。その辺りを再現するために、プラ棒でモールドを施します。
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エポパテなどを盛って整形します。
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頭部(顔)は、エポパテから製作します。フィギュア造りに長けた方であれば、ここからパテが乾く前にどんどんと形を整えてゆくことができるのでしょうが、私には無理なので、この程度でいったん乾燥させます。
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おでこがボリューム不足気味なので、光硬化パテを盛り、溶きパテで表面を整えます。
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髪の毛を含めた後頭部の造形も基本的にエポパテで行いますが、前髪など顔と境界になる部分は、先にプラ板、ブラ棒で製作しておきます。
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今回は、ひとまずここまで。次回は、頭部を胴体に取り付けた上で、髪の毛(後頭部)と、顔に頬杖をつく腕などを製作します。

2020年7月14日 (火)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その2 ・ 美間乃々香のフィギュア ①下半身の製作

これまでの作品でもそうですが、自作に近いフィギュアを製作する場合、まずは足元から始めます。下半身に合わせて上半身を製作する方が全体のバランスを取りやすいからです。スニーカーは、前回の最後で紹介したように、1/35の兵士のブーツからの改造です。当初、このスニーカーに、プラ棒を芯にエポキシパテを盛って造形した脚を取り付ける予定でしたが、今回これを使うことを思いつきました。
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以前、紹介した「エグゾフレーム・素体」のパイロットのフィギュアですが、アメリカ海兵隊仕様のキットに入っているものなので、余剰となるパーツです。写真左の下半身のパーツをベースに、開いている股を閉じ、膝を折り曲げ、ズボンやブーツのモールドを削り、素足の状態に加工します。
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足首を削り、しゃがむ角度を慎重に調整しつつスニーカーを履かせます。
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スカートのモールドをプラ棒やプラ板で大まかに造形し、パテで整えます。
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次回は、フィギュアの上半身に移ります。前回述べたように、他の作品と並行して製作しているため、ブログ更新が滞りがちになることをお許し下さい。

2020年7月 6日 (月)

ぜっしゃか! 3巻表紙の情景 その1 ・ プロローグ

先月はブログの更新が1回にとどまってしまいましたが、製作の方は、今回の分を含めて4作品同時進行中です。ということで、どれを紹介しようか迷いましたが、ひとまずこれにしました。

今年の4月に発刊された漫画「ぜっしゃか!」3巻の表紙の情景を、1巻、2巻に続き製作します。描かれているのは、最終型と思しきスバル360をバックにした主人公のクラスメイト・美間乃々香です。各巻、キャラの性格に合わせたような車が登場していますが、スバル360とは少し意外でした。次の4巻は、小手指やよいが描かれると思いますが、キット化されていない超マニアックな車が登場するのではと恐れていたりします。
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こちらは、せきはん先生に頂いた表紙の原画、というのはもちろんウソで、COMIC ZINさんの購入特典ポストカードです。タイトルなどがないので、製作資料にはうってつけです。
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スバル360は、アリイ(旧LS1/32のキットを使用します。それにしても、昨年暮の初期型(デメキン)に始まり、素組完成品(65年式)から先般の67年式スーパーデラックス、そして今回の最終型(69年式)と、立て続けにこのキットをベースにスバル360を製作することになりました。基本的な加工は共通するので、紹介の仕方などは要検討です。
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もちろん最終型となると細部は相応に異なりますし、表紙絵のボディはベンチレーターが開いている状態なので、これを再現する必要もあります。
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いずれにしても、これまでと同様、先にフィギュアの製作から紹介してゆくことにします。ベースとなるのは、これも一連の作品と同じく1/35の兵士で、まずは足元から製作します。
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次回は、美間乃々香のフィギュアを製作します(が、いきなり別の作品紹介になるかもしれません)。

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