イオタ(イッコー)③ミウラP400

2024年3月19日 (火)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) 最終回 ・完成

塗装して完成したものがこちらです。
Img_29582

正直なところキットがキットなだけに、きちんと出来上がるのか一抹の不安もありましたが、ミウラが持つ強烈な個性のおかげで、誰がみてもそれにしか見えないものに仕上がったと思います。
Img_29632

ボディカラーは黄色のメタリック(正確にはパール)です。
Img_29682

一連のイッコー製キットの塗装において、レストア・イオタが緑メタ、ミウラJが赤メタとくれば、本作はこれしかないと思いました。理由は、3台並べると・・・言わずもがなですね。
Img_3073Img_2970

今回のボディ塗装では、缶スプレー(タミヤのTS-97パールイエロー)を使用しました。
Img_29602

なぜ缶スプレーかと言うと、うまく説明できないのですが、今回のようなキットの塗装では、お手軽なやり方が何となくふさわしいのでは、と思ったのです。ですので、定番の研ぎ出しも行っておりません。
Img_29812

缶スプレーを使うのは久しぶりですが、本編でも欠点としてあげた、のっぺりとしたボディが幸いして、塗料をムラなく乗せることができました。
Img_29622

さらに、この際よい機会だと思い、巷で評判のクレオスの「水性プレミアムトップコート(光沢)」を試してみました。結果、下の黄色塗装も含め、吹きっぱなし、かつ研ぎ出し一切なしでこれぐらいのツヤを出すことができたので、上々と言えるのではないでしょうか。
Img_29882

展示ベースは、ミウラJの時と同じく、WAVEの「T・ケース(M)」を使用しました。
Img_29762

ステッカーで製作したネームプレートも、同様にパッケージを模したデザインとしました。
Img_29772

スーパーカーブーム真っ只中の小学生の頃、イオタのキットの発売が待てず、日東1/28のミウラをイオタに下手くそ改造したことは、ミウラJの製作記でも述べた通りですが、それから半世紀近く経って、今度は逆にイオタをミウラに改造する日が来るとは夢にも思いませんでした。
Img_29792

本編はひとまずこれで終了です。今週末は「オートモデラーの集いin四国」が開催されますが、本作品も持参して参加させていただく予定です。

2024年3月18日 (月)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その12 ・ホイールの加工

実は、関西や名古屋のオー集でこの作品を展示した際、参加者の方から一番聞かれたのが、「このホイールは(他キットからの流用でないなら)どうやって作ったのか?」でした。

まず、キットに付属しているホイールがこちらです。おそらくイオタSVRが履いているBBSのスポークホイールを意識したものと思われますが、どうせなら、ナローボディに合うカンパニョーロのマグネシウムホイールだったら良かったのに、と思います。
Img_84532

ミウラJを製作した際は、さすがにタイヤ、ホイールの大きさなどが根本的に異なるので、市販のキットを活用しましたが、「イッコー製ミウラ」にこだわる本作では、キットのホイールをベースに加工することにします。最初にディスク面のモールドを削り取ります。
Img_84562

取り出だしたのは、イタレリのイオタのキットに入っているホイールです。もちろんこれをそのまま使用するのではなく、ディスク面を「シリコーンモールドメーカー」で型取りします。
Img_84602

レジンで複製するのは、あくまでホイールのディスク面だけです。Img_84622

複製したディスク面をホイールに貼り付けますが、径が元のイタレリのものとは違うので、リムとの間に大きな隙間が生じます。
Img_84682

その隙間にあらためてレジンを流し込み、強引に一体化しました。
Img_85852

塗装した状態です。凝視すると粗も見えますが、複雑なモールドのおかげであまり目立ちませんね。
Img_86722

スピンナーもキットのものを使用します。ホイール同様、メッキが施されていますので、これを剥がしました。
Img_86172

ホイールにスピンナーを取り付け、タイヤをはめて完成です。BBSスポーク風からカンパニョーロ風のホイールに何とか変更することができました。何よりもキットのタイヤをそのまま使えるのが、本作の趣旨からして良かったと思います。
Img_86822

なお、このタイヤ・ホイールを装着した車高・トレッド調整や、シャーシの加工方法などについては、過去作の「レストア編」と基本的に同じなので、本編では省略させていただきます。ご関心の向きは、こちらをご覧ください。
ランボルギーニ イオタ (イッコー・一光模型 1/24) その10・シャーシの加工 

次回、展示ベースも含めて遂に完成となります。

2024年3月17日 (日)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その11 ・室内、エンジンの加工

おそらく一般的なキットの製作記であれば、内装からエンジンまで一気に説明するようなことはあり得ないでしょうが、本キットは別です。過去作でも紹介済みですが、このようにバスタブ型の室内とエンジンが一体となっています。
Img_29462

前方から見ると、本来はガラスで透明な部分が台形状の壁のようになっていて、もし実車なら、後が全く見えないということにもなります。で、この壁をどうするかですが、ミウラJを製作した時と同様、透明プラ板などに置き換えるようなことはせず、潔く取っ払うことにします。
Img_29482

メーター等のインパネパーツは、それほど悪い出来ではないので、そのまま使用します。
Img_87862

ただし、メーター類とダッシュボードの段差が大きいので、パテ埋め等で修正します。なお、壁を切り取ったので、これと繋がっているエンジン部分も分離し、室内のみとなります。
Img_87992_20240317075101

キットのシートは、ヘッドレストが別パーツとなっており、これをシートの背もたれ上部に取り付けるようになっています。
Img_29454

このままでよいかとも思ったのですが、実車のヘッドレストは、シートではなく背面のフレーム?部分に取り付けられているので、これを再現するために背もたれ上部の窪みを埋め、ヘッドレストのピンもカットし、接着しろとしてプラ板を貼り付けました。
Img_0156

実際に取り付けると、こんな感じです。
Img_01872

結局、室内については、ステアリングホイールやシフトレバーなど、すべてキットのパーツを使用するとともに、全く再現されていない内張にも、特に手を加えませんでした。さすがにステアリングホイールぐらい換えた方が良かったのかもしれませんが、一方で、本作で使用しなかったら、永久に日の目を見ることもなさそうなのが不憫で・・・ということです。
Img_0191

続いて、こちらは切り離されたエンジン部分ですが、リアカウルを開閉可能とでもしない限り、完成後は全くと言ってよいほど見えなくなります。
Img_01532

したがって、こちらもそのまま使用、あるいは、いっそのことオミットしようかとも思ったのですが、何となく勿体ない気もして、それならばと、こんなものまで作ってしまいました。イオタやミウラJには基本的に装着されていないエアクリーナーボックスです。
Img_01542

塗装して取り付けた完成写真です。くどいようですが、ボディを被せると、ほとんど見えません。

Img_29552


次回は、足回りです。

2024年3月16日 (土)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その10 ・前後グリル等の製作

これがキットに入っているバンパー付のフロントグリルです。このまま使おうかとも思ったのですが、網目やライト類が横一線に平面的に並んでいて、残念ながら実車の形状とはかけ離れています。
Img_29262

それでも、なるべくキットのパーツを使用したいので、これをベースに手を加えることにしました。両端のフラッシャーはそのままに、内側の角ライトは切り離し、土台にプラ棒を敷いて前に出るように、また、グリルは新設し、モールドとしてメッシュを貼りました。各パーツの仕切り板(実車は棒状?)も設けています。
Img_86902

フロントカウル開口部のフチの形状なども、このグリルパーツとのフィッティングを行い整えています。写真の赤矢印が元々のフチですが、内側からプラ板を貼り、青矢印のラインになるよう修正しています。
Img_77452

当該箇所(青丸で囲んだ所)の表面を整えたところです。それにしても、これらパーツとのフィッティングを行っている写真がもっとあれば、このような修正をした理由の説明などが容易になるのに、と撮っていなかったことを反省しています。
Img_78113_20240316051401

こちらは、その4でも説明しましたが、ハセガワのパーツを透明レジンで複製したリアのハニカム・グリルです。もちろん100%完璧に適合するわけではないので、この後、プラ板で裏打ちし、リアカウル開口部の造形と合わせ、形状を修正しました。なお、ハセガワのパーツでよく見受けられる穴開け加工などは当然行いません。
Img_29422

フロントカウル上部のエア・アウトレットに備わるフィンなどは、ハセガワのミウラであれば純正のエッチングパーツでディティールアップするところですが、こちらはプラモデルのパーツ感を出したいので、プラ棒・板で自作です。
Img_01442

ワイパーも同様にプラ棒で自作です。とにかく、模型製作においては逆説的なアプローチかもしれませんが、今回は精緻に作り込み過ぎないよう留意しました。
Img_01662

一方で、リアカウル下面に付くマフラーエンドの製作には、断面を楕円形にプレスしたアルミパイプを用いています。これは、より金属感を出したいからとかいうわけではなく、形状がプラ材より安定(固定)するからです。また、カウルとの接着を強固とするために、真鍮線で軸打ちしておきます。
Img_01702

撮影、保存した製作中の写真を確認したところ、おそらく今回で外装パーツは終了です。次回は、内装関係に移ります。

2024年3月15日 (金)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その9 ・前後ライトの製作

ミウラのヘッドライトと言えば、SVは別として、いわゆる「睫毛」が特徴的ですよね。そんな重要な部分にも関わらず、当時のキットは割と大雑把で、写真はオオタキの1/24ですが、同社に限らずこのような縦ラインがモールドされた楕円形のパーツ1枚で再現されたものが多かったように思います。しかも、ライトレンズは真円(まんまる)です。
Img_25722

イッコー模型がミウラのキットを発売していたなら、上記と同じようなパーツであっても何ら不思議ではありません。ただ、仮にそうだとしても、ここはモデラー側が手を加えるだろうと勝手に解釈して製作したのがこちらです。フィンは、プラ棒で一本一本再現しましたが、ライト内部の機構などは、さすがに他のディティールとのバランスを考慮してオミットしました。
Img_01432

ライトレンズは、まず楕円形にカットした透明プラ板に縦筋を罫書き、周囲を金属線で囲みます。なお、写真のものは試作品で、実際はもう少し太い金属線を使用しています。
Img_29062

この上から透明レジンをコーティングして、ライトレンズに厚みを増しました。
Img_29082

「睫毛」パーツとレンズを組み合わせた製作中の写真を撮り忘れたので、いきなり完成品のヘッドライト部分をご覧いただきます。
Img_29112

続いてテールライトに移ります。ミウラJの時は、すべてプラ板で製作したのですが、今回はガワのみ自作し、ライトレンズをイタレリのイオタから持ってきました。例の旧日東のリバイバルキットですが、不要パーツとしてミウラのライトレンズが入っていたからです。ちなみに、ヘッドライトのレンズもあったのですが、こちらは真円なので使用できませんでした。
Img_01522

テールライトの塗装、装着状態は、最後の完成品で見ていただくことにします。なお、念のために申し添えますと、今回のライトや、次回予定しているグリル等、これら外装パーツ類の紹介がボディの後になっていますが、実際の製作はフィッティング調整しながらボディの加工と同時並行で進めております。

2024年3月12日 (火)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その8 ・サイドシルの加工

このキットでは、ボディ側面の下にあるサイドシルがシャーシと一体になっています。
Img_28112

実車のサイドシルのカラーはゴールドやシルバーが多いので、塗装のしやすさを考慮すると、ボディと別になっているのはありがたいとも言えます。
Img_28152

しかしこのキットの場合、サイドシル自体が外側に出過ぎているだけでなく、その上部に付く2本の爪の存在が厄介なのです。ボディをシャーシに合体させる際、左右のどちらかをきっちり被せると、その反対側はこのように爪に引っ掛かってしまいます。
Img_75553

もちろん、素材がプラなのでそのまま押し込めば済むのですが、その分、ボディサイドが広がってしまうことになるのです。写真では少し分かりにくいかもしれませんが。
Img_75572

ちなみにハセガワのミウラは、サイドシルがボディと一体成型ですが、下の方に綺麗に絞り込まれています。
Img_75582

ミウラJを製作した時は、そもそもサイドシルの形が違うこともあり、爪をカットするなどして処理したのですが、今回はシャーシから切り離して、ボディ側に取り付けることにしました。
Img_75612

上記の元の写真と比べると、サイドシルが内側に傾き、かなり絞り込まれているのが分かるかと思います。
Img_75652

今回でボディの加工は、ほぼ終了です。この後、サフを吹いて仕上げて行くのですが、その前に、これまでの加工箇所が分かるよう、あらためてボディ全体の写真をあげておきます。イッコーらしさを残すため、基本的なプロポーションは触っていないというのがお分かりいただけるかと思います。
Img_76812Img_76862

次回は、ライトなど外装小物類の製作です。

2024年3月11日 (月)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その7 ・ドア後部側面のエア・インテーク等の加工

続いてドア周りの加工ですが、省略されているサイドウインドウ上辺のサッシをプラ棒で追加するとともに、ピラー上のモールドが甘いので、しっかりと彫り直しておきます。
〇加工前
Img_73422
〇加工後
Img_73432

イオタにはない後部側面のエア・インテーク前のフィン付カバーを製作します。ハセガワ製であれば、ここはエッチングのディティールアップパーツが活躍するところですが、当然こちらはプラです。
Img_75352Img_75362

次回は、キットではシャーシ側についているサイドシルの加工です。

2024年3月10日 (日)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その6 ・リアカウルの加工 ③リアウインドウ、トランクの修正

ここで、その1で触れた「大きな間違い」について説明します。まず、もう一度ハセガワのミウラ(写真右)と並べた写真ですが、リアウインドウ(シェード)とトランクの大きさの違いが見て取れます。
Img_71182

ご察しの通り、今回の製作ではハセガワ製ミウラを大いに参考にしました。それで、ウインドウの縦方向の長さがあまりにも違い過ぎるので、何かおかしいなあと思い、あらためて確認すると、ウインドウの短さに合わせるかのように、シェードが1枚足りないことが判明したのです。実車は6枚で、もちろんハセガワ製もそうなのですが、上記写真のようにシェードが別パーツとなっていることから、最初の比較の段階では気付かなかったのです。
Img_27542

この点について、前作のミウラJを製作した際は完全に見落としてしまったのですが、今さらどうしようもありません。気を取り直し、本作の修正に掛かります。まずはウインドウの下方をシェード1枚分カットするともに、必然的に位置が後ろに下がるトランクの上辺ラインを彫り直します。これで少しはトランクの面積も小さくなってくれます。
Img_73642

プラ板で製作したシェードを取り付けます。シェード両端の形状については、それが正確かどうかより、既存の5枚に似せ、1枚だけ取って付けたようにならないよう留意したつもりです。もっとも、既存の5枚ですら多少のバラツキがあるのは、これぞイッコー・クオリティなので見て見ぬふりをします(笑)
Img_73672Img_73692


それにしても、繰り返しになりますが、第一弾のレストア編はともかく、ミウラJを製作した時に気付いていればと、かえすがえすも残念でなりません。

次回は、ドア後部のエア・インテークのフィンなどの追加工作です。

2024年3月 9日 (土)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その5 ・リアカウルの加工 ②リアエンド等

手始めに、カウル後端のガタつきを修正します。この写真で見る以上に、左右でフェンダーの端の長さが異なるなど、かなり乱れています。
Img_72162

フチに極細のプラ棒を貼り、左右の長さを整えつつ、パテを盛って上下両面となじませます。一部、黒いシミのようになっている箇所は、本作製作時にウェーブの「黒い瞬間接着剤」をパテとして使っていたからです。
Img_72252
Img_73312

いきなりですが、リアエンドの修正がほぼ完了した写真です。
Img_73232

テールライトの基部は、上辺が湾曲した初期のタイプのライトが収まるように修正し、不要なイオタ特有のアウトレットも埋めて消しました。また、トランクのスジ彫りが省略されているので追加しています。
Img_73262

開口部下面は、フロントカウル下部の修正方法と同じように、プラ棒・板を積層して大まかな造形をした後、パテで表面を整えました。一応、ダミーマフラーが付く部分の窪みも再現しております。開口部内のプラ棒は、グリルパーツの接着しろとして付けているものです。
Img_73282

リア側面のアウトレットも不要となりますので、パテで埋めて消すのは当然なのですが、前回確認したように、この辺り一帯は押し潰されたかの如くへこんでいますので、下面からスムーズに連続する形で、相当程度膨らませています。
Img_73362

次回も引き続きリアカウルで、上面の加工です。

2024年3月 7日 (木)

ランボルギーニ ミウラ P400 (イッコー模型 1/24 イオタ改造) その4 ・リアカウルの加工 ①形状の確認等

続いてリアカウルの加工に移りますが、その前にあらためて形状を確認しておきます。
Img_2748

リアエンドを正面から見たところです。その1で説明しましたように、下部が絞り込まれたような変な形をしています。
Img_27432

裏返すと、もっとよく分かると思いますが、まるで左右から圧力が加わって、そのせいで下面が弧を描いたように浮き、真ん中が膨らんだ感じですね。
Img_71722Img_72092

その膨らんでいる箇所には、シャーシ後端の爪と合体させるための穴があるので、むやみやたらにこの部分を削るわけにも行きません。
Img_72152

ところで、ご存じの通りミウラのリアエンド下方の開口部には、ハニカム状のグリルが装着されていますが、イオタである本キットには、当然そんなパーツはありません。ちなみに本キットに付属する開口部の中を再現したパーツはこちらです。
Img_27222

仮組みすると、こうなります。マフラーが顔を出すだけでなく、内部にサスがありますよ、ということですね。
Img_27442

したがって、この開口部を被うグリルについては、何とかして自作するか、あるいは他のミウラのキットから拝借するかということになりますが、いずれにしても見当をつけるために真っ先に用意したのがこれです。
Img_71782

お分かりかと思いますが、その1で比較したハセガワ製ミウラのグリルです。
Img_71862

それで、まさかこの出来の良いハセガワのパーツが本キットに合うはずなどない、と思いつつ当てはめてみたら、これが何と完全とまでは言えませんが、ピッタリ合うではないですか。まるで奇跡です
Img_71882
Img_71892

これまで見てきたように、おかしい所だらけの本キットですが、このグリル開口部の縮小サイズだけは正確なのでしょうか。もちろんハセガワ製が100%正しいという前提ですが。
Img_71912Img_71932

というわけで、このハセガワのパーツをそのまま使おうかとも考えたのですが、やっぱり勿体ないので、「シリコーンモールドメーカー」で型取りし、レジンで複製することにしました。
Img_72042

本日はここまで。以上をふまえ、次回は実際にカウルそのものを加工して行きます。

無料ブログはココログ